【花粉の飛散が本格化する季節】つらい花粉症に!「痛くない鼻うがい」

花粉の飛散が本格化する季節になりました。特にスギ花粉は、毎年2月中旬頃からシーズンが動き始め、3月上旬にピークになりやすいとされています。今年は早めに症状が出ている人もいるようで、すでに鼻水や鼻づまり、喉のイガイガに悩まされている方も多いのではないでしょうか。そんな花粉シーズンの強い味方が「鼻うがい」です。ツーンと痛いイメージがありますが、生理食塩水や専用洗浄液を使えば刺激を抑えて快適に行えます。今回は、堀田医師の著書『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』http://www.asa21.com/book/b352944.htmlより、痛くない鼻うがいの基本と、つらい時期を少しでもラクに乗り切るためのポイントをご紹介します。
生理食塩水を使えば痛くない!

鼻うがいは、鼻腔全体の洗浄をコンセプトとしており、粉塵やアレルゲンを洗い流すことが目的です。
鼻うがいの際に、水を用いると浸透圧が低いためツンとした刺激がありますが生理食塩水を用いるとこの刺激はなくなります。
生理食塩水とは水1000cc に食塩が9g 入ったものをいいます。
使用する水は残留塩素が含まれている水道水ではなく、蒸留水か精製水が望ましいですが、自販機やコンビニ等で入手できるミネラルウォーターでも可能です。
容器は「サイナス・リンス」(ニールメッド社)、「ナサリン」(エントリージャパン社)、「ハナノア」(小林製薬)、「ハナクリーン」(東京鼻科学研究所)などが市販されています。
コストを抑えたければ、100円ショップなどで売っているサラダドレッシングのディスペンサーを使えば十分です。
また各社から、小分けにされた、1回分の洗浄液を作れる粉末が市販されています。
各メーカーが自社専用として発売していますが、水に溶かして使うことで、どの器具にも転用できます。
食塩の量を測る手間が省けるので便利です。
「サイナス・リンスリフィル」(塩化ナトリウムと重曹を含有)、「ナサリン鼻うがい専用精製塩」(塩化ナトリウムのみ含有)、「サーレS」(塩化ナトリウム、メントール、ペパーミント含有)など、それぞれに特徴がありますのでご自分のお好みのものを見つけるとよいでしょう。
やり方は、一方の鼻から入れてもう一方の鼻から洗浄水を出す方法と、一方の鼻から洗浄水を入れて口から出す方法とがありますが、前者が主流です。
風邪予防にも!
どうでしたか? とても簡単そうに思いませんか?
洗浄に使う水を人肌に温めるとより刺激が少ないそうです。
また、堀田先生はこの鼻うがいが新型コロナウイルスの予防にも効果があるのではと考え、「鼻うがいチャレンジ」という啓発活動も行っています。
▼鼻うがいチャレンジ
https://jfir.jp/news/minnadehanaugai/
また、風邪の原因となる上咽頭の炎症に対する消炎効果により風邪予防にも有効だそうです。
「痛くない鼻うがい」ぜひ、チャレンジしてみてください。
著者プロフィール
堀田修(ほった・おさむ)

1957年愛知県生まれ。防衛医科大学校卒業、医学博士。医療法人モクシン堀田修クリニック院長、認定NPO法人日本病巣疾患研究会理事長、IgA腎症根治治療ネットワーク代表、日本腎臓学会評議員。
2001年、IgA腎症の根治治療である扁摘パルス療法を米国医学誌に発表。現在は同治療の普及活動と臨床データの集積や、扁桃、上咽頭、歯などの病巣感染(炎症)が引き起こすさまざまな疾患の臨床と研究を行う。著書に『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』(あさ出版)など。
書籍情報

タイトル:つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい
著者:堀田 修
ページ数:208ページ
価格:1,320円(10%税込)
発行日:2018年2月17日
ISBN:978-4-86667-026-3
本書の特設サイト:
http://special.asa21.com/special/eat/
amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866670266/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/15299840/?l-id=search-c-item-text-01
目次
「慢性上咽頭炎」関連症状一覧
「慢性上咽頭炎」セルフチェック
・第1章 慢性上咽頭炎を治したら、つらい不調がなくなった
・第2章 自分でもできる慢性上咽頭炎の治し方
・第3章 なぜ、上咽頭をこすると慢性上咽頭炎が治るのか
・第4章 慢性上咽頭炎は「万病のもと」
・慢性上咽頭炎治療医療機関一覧