Medtronicが米国の脊椎インプラント市場をリード
株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社iData Research Inc.が発行した報告書「U.S. Minimally Invasive Spinal Devices Market (米国の低侵襲脊椎治療装置市場)」の販売を開始しました。
iData Researchが発表した一連のレポートによると、米国の脊椎インプラント市場は、合計で55億米ドル規模に達し、うち15億米ドルがMIS(低侵襲手術)脊椎インプラント市場でした。MIS脊椎インプラントには、棘突起固定や小関節面固定、MIS椎体間固定、茎ねじ、脊椎内視鏡、そしてもっとも成長の早い分野である仙腸関節融合などが含まれます。過去数年にわたり、MIS技術の一般化にともない、MIS脊椎外科手術市場は速いペースで成長を続けています。この市場は今後も2ケタ成長を続けると予想されます。
米国でもっとも成長の早いセグメントは、65歳以上人口です。脊椎固定術の大多数は、加齢の影響によるものが多い変性疾患の治療のために行われ、人口の高齢化が年間の術数増加をもたらすと考えられます。調査によると、人口の80%以上が一定の年齢から腰痛に苦しんでいます。こうした症例の大部分は2つの原因に分けられます。1つは肉離れや怪我、酷使といった一般的なもの。もう1つは椎間板ヘルニアや変性円板疾患、脊椎すべり症、あるいは脊髄の狭窄といった特定の脊椎症状によるものです。仙腸関節機能障害(SIJD)は、かつては腰痛の症例としては珍しいものと考えられていましたが、最近の研究では腰痛の原因の25%になることがわかっています。
腰痛の原因の25%近くが仙腸関節に起因することから、SIJDの効果的・効率的治療に対するニーズが存在しています。iDataのCEO、Kamran Zamanian博士は、「このニーズにこたえるのが、仙腸関節治療の市場における最初の低侵襲方式、SI-BONE’の「iFuse Implant SystemR(iFuseR)です」と説明します。SI-BONEは2008年11月にiFuseR販売に対する連邦医薬品局の承認を受けており、販売開始以来、米国におけるこの方式の大きな成長に貢献しています。
市場調査レポート: 米国の低侵襲脊椎治療装置市場
U.S. Minimally Invasive Spinal Devices Market
http://www.gii.co.jp/report/ida237363-us-market-minimally-invasive-spinal-devices-2012.html
出版日: 2013年06月26日
発行: iData Research Inc.
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