写真集『PLANET OF WATER』 6月3日(月)発行

生命豊かな絶景、愛らしい動物たちの姿、 美しく愛おしい、水がめぐるさまを追いかけ、美しい地球の姿を見せる写真集

日経ナショナル ジオグラフィック社
2019-06-03 10:30

日経ナショナル ジオグラフィック社(代表:中村尚哉、所在地:東京都港区虎ノ門)では、高砂淳二 著『PLANETOF WATER』を6月3日(月)に発行します。
 地球の鼓動、美しい地球の絶景を写し人気を博した2016年発行の写真集『Dear Earth』の姉妹版ともいうべき本書では、青く美しく輝く地球を生かし続けている水が被写体です。人間や動植物を巡って通り抜け、命を育んでくれる水は、天地が創り出した偉大で完璧なシステムだと著者は言います。   
 生命豊かな絶景、愛らしい動物たちの姿、雨の中いきいきと色づく花、轟く滝や青い海、雨に鎮まる森、吹雪の南極など、すべてが美しく愛おしい、水がめぐるさまを追いかけ、圧倒的に美しい地球の姿を見せる写真集です。

 「2050 年には海のプラスチックゴミの量が魚を上回る」。そんなデータが2016 年のダボス会議で発表され、衝撃が走った。しかも、砕けたプラスチックゴミはプランクトンが取り込むほど細かくなって水に溶け込み、地球全体の水だけではなく、今や僕ら生物の体内にまで進出してきているという。
 偉大な地球のシステムも、人間の強大な力の前ではあまりにも繊細だ。世界を巡ってみて、地球は思ったよりも小さく壊れやすいのだ、とつくづく思うようになった。水を汚すことは自分の体を汚すこと。地球に愛情をもって接することは自分に愛情をもって接すること。僕らが地球に対する愛情を取り戻した時、地球も人もピュアさを取り戻すのだろう。(本書あとがきより)

『PLANET OF WATER』表紙

『PLANET OF WATER』表紙

PLANETOF WATER
2019年6月3日発行/定価 2,400円+税/高砂淳二 著/サイズ:天地206mm×左右297mm/112ページ/日経ナショナルジオグラフィック社

ナショジオストア  https://nationalgeographic.jp/atcl/product/19/050200016/
Amazon          https://www.amazon.co.jp/gp/product/4863134533/

高砂淳二 写真展開催 「PLANET of WATER」
場所:ニコンThe Gallery(新宿、大阪)
期日:6月4日(火)~24日(月)新宿
   7月18日(木)~31日(水)大阪  ※日曜休館
詳しくは
https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/thegallery/events/201706/20190604.html

『PLANET OF WATER』

『PLANET OF WATER』

『PLANET OF WATER』

『PLANET OF WATER』

『PLANET OF WATER』

『PLANET OF WATER』

『PLANET OF WATER』

『PLANET OF WATER』

『PLANET OF WATER』

『PLANET OF WATER』

高砂淳二(たかさごじゅんじ)
写真家。1962 年、宮城県石巻市生まれ。
ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て1989 年に独立。世界中の国々を訪れ、海の中から生き物、虹、風景、星空まで、地球全体をフィールドに撮影活動を続けている。著書は、「nightrainbow ~祝福の虹」
「ASTRA」「虹の星」「Childrenof the Rainbow」「LIGHTon LIFE」「BLUE」(以上小学館)、「DearEarth」「そら色の夢」「南の夢の海へ」(以上パイインターナショナル)、「クジラの見る夢 ~ジャックマイヨールとの海の日々~」(共著・七賢出版)ほか多数。ザルツブルク・ミュージアム、NikonTHE GALLERY、東京ミッドタウンフジフイルムスクエア、渋谷パルコ、阪急百貨店、大丸百貨店、コニカミノルタプラザなど写真展多数開催。2008 年には、外務省主催・太平洋島サミット記念写真展「PacificIslands」を担当。自然のこと、自然と人間の関係、人間の役割などを、トークショーや、テレビ、ラジオ、雑誌などを通して幅広く伝え続けている。みやぎ絆大使。海の環境NPO法人“OceanicWildlife Society” 理事。