日本オラクルの「E-Business Suite」で、日立化成工業が会計システムを構築
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1 代表取締役社長:新宅正明)は、日立化成工業(本社:東京都新宿区西新宿2-1-1 代表取締役社長:内ヶ崎功)が「Oracle E-Business Suite」を利用して新たに基幹会計情報システムを構築し、このたび稼動したことを発表します。
総合化学メーカーの日立化成工業は従前、汎用機上で稼動する基幹会計システムを使用しており、グループ企業全体での会計情報や経営情報を把握することは困難でした。また、日立製作所グループの一員として、四半期ごとの連結決算に対応できる会計システムを早急に構築する必要がありました。
日本オラクルは2000年10月より、「Oracle E-Business Suite」の基幹会計モジュールと管理会計モジュールで構成した、連結決算ソリューションを提案してきました。「Oracle E-Business Suite」の柔軟性や既存システムとの容易な連携、インターネット対応など最新のテクノロジに準拠した先進性などが高く評価され、採用が決定しました。また、オラクルのデータベース技術を利用して、経営情報の可視化やスピード決算の実現に不可欠なデータの一元管理に優れている点も、選択の理由となりました。なお、システム導入プロジェクトは、「Oracle E-Business Suite」のパートナー企業である電通国際情報サービス(本社:東京都中野区中野4-11-10 代表取締役社長:瀧浪 壽太郎)が担当し、「Premium」という独自コンセプトに基づいた総合的なソリューションを採用することで、短期かつ確実な導入を実現しました。
日立化成工業は今後、グループ企業価値の最大化を図るため、新しい基幹会計システムのグループ企業への展開を進める予定です。本会計システムの導入によるグループ会社間の経営情報の可視化や、スピーディな連結決算の実現により、グローバルでの厳しい企業間競争の中で勝ち抜く強い企業体質の構築を目指します。
日本オラクルでは、全世界で12,000社以上、国内でも350社を越える実績を持つ「Oracle E-Business Suite」を核としたEビジネスソリューション事業のさらなる拡大に向けて、積極的な取り組みを進めています。関連事業部門の増強やパートナー企業との提携強化を通じ、販売およびサポートの体制も積極的に強化しています。
Premiumについて
「Premium」とは 企業単体の財務会計からグループ経営管理に至るまでをサポートするシステムフレームワークであり、スピーディな導入とトータルソリューションを実現するためのコンセプト、具体的に稼動するプロダクト群および製品間インターフェースなどから構成されています。
日立化成工業株式会社について
日立化成工業は、半導体・液晶ディスプレイ用材料などのエレクトロニクス関連製品から工業材料関連製品、住宅機器・環境設備まで、幅広い分野の製品を供給する総合化学メーカーです。グループ企業は国内外を含めて68社におよび、優れた研究開発力を活かして質の高い製品を世界各国に提供しています。
URL:http://www.hitachi-chem.co.jp/
株式会社電通国際情報サービスについて
グループ経営による企業価値最大化を目指す顧客企業のビジネスパートナーとして、「Oracle E-Business Suite」を中核に、SCOPE EVE(連結決算システム)やDLINC Solutions(経営情報収集システム)等との組み合わせによる、トータルなソリューションを提供しております。
URL:http://www.isid.co.jp/ec/index.html
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 マーケティング本部 広報/栃尾
TEL:03-5213-6927 E-mail: Miki.Tochio@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/
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