白内障手術用フェムト秒レーザー :人口の高齢化によって2019年までに24億米ドルの市場に

株式会社グローバルインフォメーション
2013-08-06 19:00

株式会社グローバル インフォメーションは、市場調査会社WinterGreen Research, Inc.が発行した報告書「Femtosecond Lasers for Cataract Surgery: Market Shares, Strategies, and Forecasts, Worldwide, 2013 to 2019 (白内障手術用フェムトセカンドレーザー:世界市場のシェア・戦略・予測)」の販売を開始しました。

2013年から2019年までの白内障手術用フェムト秒レーザー市場のシェア、戦略、予測を盛り込んだこのレポートによると、世界的に人口の高齢化が進んでいることで、白内障およびその手術が増加し、同市場は成長を続けています。

白内障手術用フェムト秒レーザーの技術には、パラダイムシフトが起こっています。外科医はかつて行われていた手作業の技術より、安全で繰り返し行える自動化プロセスを使用する技術を得て白内障の手術に臨んでいます。Alconのフェムト秒レーザー「LenSx」は、白内障手術の手順における重要なステップの正確性を向上させました。

白内障手術用フェムト秒レーザーシステム機器は、白内障の手術に対し、再現・予測可能性と、臨床転帰の改善をもたらします。画像による仮想化やマクロレベルのレーザーの正確性により、外科医は手術の全行程の管理をおこないます。白内障手術用フェムト秒レーザーシステムは患者の安全性プロファイルを改善するものです。

人口統計の同時変化と自動化プロセスの導入により、眼科医は今後20年間で提供サービスに対する大幅な需要拡大に直面することになります。ベビーブーマーが高齢化し、65歳以上の患者は65歳以下に比べ目の健康に10倍の費用を費やすという事実から、白内障手術への需要はかつてないほど拡大しています。

白内障は目が本来持つレンズが曇り、視界を不明瞭にしてしまいます。今後12か月の間に2種類の眼内レンズ(IOL)が認可される見通しで、高級品市場は再び活気づいています。

2012年に5億7200万米ドルだった白内障手術用レーザーの市場は、2013年に11億米ドルに達し、2019年には24億米ドルまで成長すると予想されています。この成長は市場への新規参入者や、患者によるレーザー技術に対する需要、より精密な白内障手術に対する外科医のニーズなどの結果です。

市場調査レポート: 白内障手術用フェムトセカンドレーザー:世界市場のシェア・戦略・予測
Femtosecond Lasers for Cataract Surgery: Market Shares, Strategies, and Forecasts, Worldwide, 2013 to 2019
http://www.gii.co.jp/report/wg275758-femtosecond-lasers-cataract-surgery-market-shares.html
出版日: 2013年07月10日
発行: WinterGreen Research, Inc.

【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/topics/MC07_jp.shtml
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F