次世代選手とモータースポーツの未来へ、 業界横断の共創プロジェクト始動

~多様なパートナーと連携して実現する、多面的な普及と育成の仕組み~

2026-03-13 17:15
一般社団法人 日本カート協会

一般社団法人日本カート協会(代表理事:山本尚貴、以下JKA)は、2026年度より、国内自動車メーカー、タイヤメーカー、基金団体、教育機関など、業界の垣根を超えた多数のパートナーと連携し、モータースポーツの原点である「カート」の普及・振興を推進する新たな共創プロジェクトを本格始動いたします。
設立時に掲げた「健全なモータースポーツ文化を未来に継承する」というビジョンのもと、「発掘」「育成」「挑戦」「普及」の4つを重点テーマに設定。これら4つの取り組みを業界全体で連動させることで、次世代の才能が継続的に育ち、モータースポーツが文化として地域に深く根付く環境を創り上げてまいります。

JKAが掲げる「4つの重点テーマ」と活動方針

本プロジェクトでは、業界全体の知見を集約し、以下の4つのフェーズを連動させることで、「国内競技レベルの向上」と、広く社会に親しまれる「スポーツ文化の醸成」を目指します。

1.【発掘】地域と連携し、全国の有望なドライバーにチャンスを
昨年は1回の「有望選手発掘夏合宿」のみで選考を行いましたが、本年度からは活動を全国へ拡大し、より多くの選手にチャンスを提供します。
具体的には、全国のコースやレース主催者と連携し、JKA(育成アドバイザー等)が各地域のレース現場へ直接足を運び、選手の走りを見ることで、より才能ある選手を見出し、「有望選手発掘夏合宿」(最終選抜)へと繋がる道筋を構築いたします。
これ以外にも多様なアプローチを展開し、才能発掘の精度を高めてまいります。
※視察対象となるレースや具体的な選抜方法は、後日改めて発表いたします。

2.【育成】多面的なプログラムで、自ら考え行動する選手を育てる
他競技の選手育成で実績のある専門機関と連携し、速さの追求はもちろん、多角的な視点から選手の成長を支える支援プログラムを提供します。
「技術」のみに偏ることなく、フィジカル、栄養学、言語化能力、メンタルといった多面的なアプローチにより、自ら考え行動できる、社会から応援されるアスリートの育成を目指します。

育成アドバイザーの就任

国内トップカテゴリーで活躍する坪井翔選手、山内英輝選手、平峰一貴選手が「育成アドバイザー」に就任しました。アドバイザーは、各地のレース現場における視察や推薦、選抜後の選手に対する実技指導、および継続的なアドバイスを通じて、プロとしての思考法や向き合い方を伝えます。現役選手の知見を直接反映した、実効性のある育成体制を推進します。

多面的育成プログラム概要

多面的育成プログラム概要

多面的育成プログラム概要

3.【挑戦】海外へのチャレンジ支援
育成した選手が、より高いステージへ挑戦できる環境を整えます。現在、海外への具体的なステップアップ支援策について調査・検討を進めています。選手が目標とするステージへ進むための最適なルートを開拓し、決定次第、改めて発表いたします。

4.【普及】全国のコース・ショップと協力し、地域に根差した活動を行う
全国のコースやショップの皆様と密接に連携し、イベント会場での体験を各地のコースへと繋ぐ仕組みを構築します。
モータースポーツイベント等の会場では、実車に触れられるフォトスポットの設置や、普及マンガ「はじめてのカート体験 BOOK」の配布を行い、お子様やご家族にカートの楽しさや手軽さを伝えます。併せて、近隣のコース情報を網羅したガイドマップを提供することで、イベント会場で抱いた興味を実際のコース体験へと橋渡しします。
競技としての本格的なレース参戦にとどまらず、世代を問わず誰もが楽しめるスポーツ・レジャーとしての価値を、地域のパートナーと共に幅広く発信。初めての方でも気軽に地域のコースを訪れることができるよう連携を深め、地域に根差したモータースポーツファンの拡大を推進してまいります。
※具体的な出展イベント等は、決定次第順次公開いたします。

参画パートナー

JKAが掲げる「発掘」「育成」「挑戦」「普及」のすべての取り組みは、理念に賛同いただいた以下のパートナー企業・団体の皆様による強力なバックアップのもとで推進されます。
業界の垣根を越えた強固な連携のもと、次世代のモータースポーツ界を支える環境を共に創り上げてまいります。

パートナー企業・団体一覧

● トヨタ自動車株式会社
● 株式会社ホンダ・レーシング
● 日産モータースポーツ & カスタマイズ株式会社
● 株式会社SUBARU
● マツダ株式会社
● 株式会社ダンロップタイヤ
● 株式会社ブリヂストン
● 横浜ゴム株式会社
● 株式会社GTアソシエイション
● 株式会社日本レースプロモーション
● 森永製菓inトレーニングラボ

教育・プログラム支援

● 大阪体育大学 土屋裕睦研究室(スポーツカウンセリング)
● 有限会社つくば言語化技術教育研究所
● 株式会社トレンシス
● 一般財団法人トヨタ・モビリティ基金

【パートナー企業・団体一覧】

【パートナー企業・団体一覧】

代表理事 山本尚貴 コメント

「モータースポーツは、決して一人では戦うことのできない競技です。私自身、これまで数え切れないほど多くの方々に支えられ、育てていただきました。だからこそ、今度は私たちが次世代の選手たちに、成長できる環境を還元していく責任があると感じています。今回、業界の垣根を越え、これほど多くの企業や団体の皆様に私たちの理念へご賛同いただき、共に歩んでいただけることに心から感謝申し上げます。この強固な連携のもと、日本のモータースポーツの未来に繋がる活動を全力で進めてまいります。」