ネットゼロエネルギービル市場は、2035年に1兆3,000億米ドルの収益へ
株式会社グローバル インフォメーションは、パイクリサーチが発行した報告書「Zero Energy Buildings - Global Market, Regulatory, and Technology Analysis for Energy Efficiency and Renewable Energy in Commercial and Residential Buildings (ゼロエネルギービル:商業用および住宅用建築物のエネルギー効率向上と再生可能エネルギーの普及促進をにらんだ世界市場、規制、技術の分析)」の販売を開始しました。
世界の建設業界で環境に配慮した建物建設の取り組みが広がるなか、ゼロエネルギービルが次の大きな目標として浮上しています。
ゼロエネルギービルとは、敷地内にある再生可能エネルギーシステムによって、建物内で消費されるエネルギーを自家発電で賄うことができる建築物です。
すでに多くの国や地域で長期的な目標が設定されており、ゼロエネルギービルの建設を促す法規制も、早ければ2016年頃までに施行される可能性があります。
こうした厳格な規制が世界中で採択され、同業界は今後数年間に、大きな変革を経験することになるでしょう。
パイクチサーチの当報告書によれば、世界のゼロエネルギービルによる収益は、今後20年の間に急速に拡大し、2020年にはおよそ6,900億米ドル、2035年には1兆3,000億米ドル近くの規模に達する見通しです。この期間の複合年間成長率は43%となりますが、その成長のほとんどは、EU諸国によってもたらされます。
「環境性能評価(LEED)システムや他のグリーンビル認証制度が、ここ数年間に世界中で急速に普及し、次にゼロエネルギービルが、グリーンビルデザインにおける究極の目標として浮上してきました。
技術的には、ゼロエネルギービルの設計は、多くの地域の様々な建物にとって、実現可能です。しかし、コストに対する懸念が、市場の阻害要因となりつづけています。」と、リサーチアナリストのEric Bloomは述べています。
市場調査レポート: ゼロエネルギービル:商業用および住宅用建築物のエネルギー効率向上と再生可能エネルギーの普及促進をにらんだ世界市場、規制、技術の分析
Zero Energy Buildings - Global Market, Regulatory, and Technology Analysis for Energy Efficiency and Renewable Energy in Commercial and Residential Buildings
http://www.gii.co.jp/report/pike229842-zero-energy-buildings-global-market-regulatory.html
出版日 2012年01月
発行: Pike Research
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