銀座からGREEN×EXPO 2027へ。「EXPO酒場」第1回開催、花を起点に人・地域・文化をつなぐ共創が始動

大阪・関西万博で生まれたつながりを次のアクションへ。「一輪の花から未来の風景をつくる」新たな共創の輪を銀座から

2026-09-06 12:00
フラワーライフ振興協議会
ROSE GALLERY銀座本店で開催した第1回『EXPO酒場 銀座店』

ROSE GALLERY銀座本店で開催した第1回『EXPO酒場 銀座店』

一般社団法人フラワーライフ振興協議会は、銀座ローズギャラリーを運営するジャパンフラワーグループ株式会社、株式会社ジャパン・フラワー・コーポ―ションと連携し、2026年8月29日、ROSE GALLERY銀座本店にて、「EXPO酒場 銀座店/ROSE GALLERY CULTURE SALON」の第1回を開催しました。

今回のテーマは、
「2025大阪万博から2027花博、そして共創の未来へ」。

「EXPO酒場」は、万博をきっかけに生まれた人と人とのつながりを地域やまちの新たな活動へと発展させる、市民共創型のコミュニティです。

当社は2025年の大阪・関西万博において、能登半島の復興支援を目的としたブースを「JAPANマルシェ」に出店しました。そこで生まれた多くの出会いや交流を一過性のものに終わらせることなく、2027年に横浜で開催されるGREEN×EXPO 2027、さらにその先の地域や国内外の取り組みへとつなげていくことを目的に、今回「EXPO酒場 銀座店」をスタートしました。

第1回には、GREEN×EXPO 2027関係者をはじめ、国際・外交、企業、音楽、アート、食、花の生産者、市民活動など、幅広い分野から参加者が集まりました。

「花」を共通のテーマに、国際交流、環境、災害復興、地域産業、伝統工芸、食、文化などについて意見を交わし、今後の連携につながる複数のアイデアやプロジェクト構想が生まれました。

八山幸司氏|GREEN×EXPO協会 事務次長・業務執行理事

八山幸司氏|GREEN×EXPO協会 事務次長・業務執行理事

ノルバート・パラノビチ氏 Norbert Palanovics|元駐日ハンガリー大使/ TDK 広報グループ ゼネラルマネージャー

ノルバート・パラノビチ氏 Norbert Palanovics|元駐日ハンガリー大使/ TDK 広報グループ ゼネラルマネージャー

【「花には、通訳がいらない。」――花を介した国際交流の可能性】

当日のホストを務めた株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション代表取締役/一般社団法人フラワーライフ振興協議会代表理事の松村吉章は、大阪・関西万博での経験について紹介し、

「花には、通訳がいらない。」

と語りました。

大阪・関西万博では、言語や文化的背景の異なる人々が花をきっかけに足を止め、会話を始める場面が数多く生まれました。

今回のEXPO酒場でも、花を単なる商品としてではなく、人と人、地域と地域、さらには国と国との交流を生み出す文化的な媒介として捉え、その可能性について意見が交わされました。

【花を「運ぶ」だけではなく、花のある地域へ「人が訪れる」仕組みへ】

議論の中では、これからの花産業や地域づくりについても意見交換が行われました。

生産地から都市部へ花を運ぶ従来の流通には、輸送コストや環境負荷、廃棄ロスなどの課題があります。

これに対し、花を都市へ運ぶだけではなく、花が咲く地域そのものに人が訪れる仕組みをつくることで、農業と観光、食、宿泊、福祉、スポーツ、アート、ウェルネスなどを横断的につなげられないかという構想が共有されました。

会場では、「物流から、人流へ。そして生産者と消費者の思いをつなぐ“心流”へ」という考え方も紹介されました。

現在、富山、御殿場、横浜などをフィールドとして、花の生産地や花のある風景そのものを地域資源として生かす取り組みについて検討が進められています。

花を販売することだけを目的とするのではなく、花を起点として人が訪れ、交流し、地域に新たな経済や文化が生まれる「風景をつくる」ことも、今後の事業テーマの一つとして位置付けています。

【熊本の被災地支援から生まれた「FLOWER RELAY」】

会場では、熊本県の花生産者ともつながり、2026年夏に実施した被災地支援の取り組みについて紹介しました。

同プロジェクトでは、被災した地域の花を買い取り、生産者の事業継続を支えながら、その花を避難所などへ届ける活動を行っています。

単に花を寄贈するだけではなく、

被災地域の花を購入すること、
生産者の仕事を守ること、
市民が花に触れること、
そして花を必要とする人へ再び届けること。

こうした一連の循環を仕組みにしていく取り組みを、「FLOWER RELAY」として展開しています。

第1回EXPO酒場では、この仕組みを熊本での活動にとどめず、GREEN×EXPO 2027や全国各地域と連携しながら発展させる可能性についても議論しました。

今後、47都道府県の花や人をつなぐリレー型のプロジェクトとして展開することも検討しています。

あわせて、地域の竹と花を組み合わせた「聖花台/FLOWER TORCH」構想も紹介。
各地域の花と人々の思いをリレーし、最終的に横浜へつなぐプロジェクトとして、今後、関係地域・団体との協議を進めます。

【イタリアから「BACK TO GAIA」― 自然と創造の新しい関係を考える】

当日はイタリアからのゲストも参加し、自然と人間の創造活動との関係を問い直す「BACK TO GAIA」が紹介されました。

自然から着想を得て生まれたデザインや創作物について、自然を単なる素材やインスピレーションの源として扱うのではなく、「共同作者」のような存在として捉え、その価値の一部を自然環境の保全へ還元していこうという考え方です。

花、アート、デザイン、知的財産、環境といった異なる専門領域を横断して意見を交わすことで、自然と文化、産業との新しい関係について議論が広がりました。

Sveva Antonini|Back to Gaia Founder ズヴェヴァ・アントニーニ氏  Back to Gaia創設者で著作権専門弁護士

Sveva Antonini|Back to Gaia Founder ズヴェヴァ・アントニーニ氏 Back to Gaia創設者で著作権専門弁護士

【銀座から広がる、花×文化×世界の「CULTURE SALON」】

音楽や食、国際文化交流も今回のEXPO酒場を構成する重要な要素となりました。

ROSE GALLERYでは今後、薔薇を「見る」「買う」だけではなく、香り、音楽、食、アート、対話などを含め、花の文化を五感で体験できる場づくりを進めます。

ROSE GALLERY銀座本店を、花の販売店舗としての役割に加え、多様な分野の人々が少人数で集まり、新しい文化やプロジェクトについて対話する「ROSE GALLERY CULTURE SALON」として展開していく予定です。

花と同じように、食や音楽もまた、言葉や世代、文化の違いを越えて人と人をつなぐものです。今回も、花や食を囲むことで自然な対話が生まれ、新たな交流へと広がりました。

将来的には、各国の花、食、音楽、アート、文化を紹介する「National Week」など、国際文化交流につながる企画についても検討していきます。

【「出会う場」から「動き出す場」へ】

「EXPO酒場 銀座店」は、単発の交流イベントではなく、継続的な共創の場として開催していく予定です。
今後は花を中心に、食、音楽、アート、テクノロジー、地域産業、日本文化、国際交流など、回ごとにテーマを設定します。

参加者が出会い、対話し、体験し、その中から生まれたアイデアを実際の活動へつなげていくことを重視します。

次回以降は、
1 CONNECTION → 1 PROJECT → 1 ACTION
を一つの指針として、第1回で生まれたアイデアについて、地域や企業、生産者、文化関係者などとの連携を進め、具体的なプロジェクトとしての実現を目指します。

「EXPO酒場 銀座店」では、15~20名程度の少人数だからこそ可能になる率直な対話と関係づくりを大切にしながら、プロジェクトの内容に応じて地域や外部会場とも連携していきます。

【松村吉章 コメント】

株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション
代表取締役
一般社団法人フラワーライフ振興協議会
代表理事 松村吉章

「大阪・関西万博では、一つの出会いから次の出会いが生まれ、それが新しい活動につながっていくことを実際に経験しました。
そのご縁を万博の閉幕とともに終わらせるのではなく、次の場所、次の世代へつないでいきたい。それが今回、銀座でEXPO酒場を始めた理由です。
花には、通訳がいりません。言葉や文化が違っても、花を前にすると自然に会話が始まります。
私たちはこれから、花を販売するだけではなく、花を真ん中に置くことで人が集まり、地域や文化、産業の新しい関係が生まれるような『風景をつくる会社』を目指していきたいと考えています。
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へ。そして、その先の地域や世界へ。
今回銀座で生まれた出会いを、次の具体的な一歩につなげていきます。」

私たちは「花は創造の泉」と考えています。
花を、生産・流通・小売という従来の産業の枠を越え、文化、アート、観光、ウェルネス、教育、福祉、まちづくりなどをつなぐ存在として捉え、GREEN×EXPO 2027をその可能性を社会へ提示する舞台の一つとして位置づけています。

【次回開催について】

第2回「EXPO酒場 銀座店」では、第1回で生まれた構想の具体化をテーマに、参加者や関係者との協議を進めていく予定です。

熊本をはじめとする被災地域の花を活用した「FLOWER RELAY」、全国各地域をつなぐプロジェクト、「聖花台/FLOWER TORCH」などについても、社会実装に向けた検討を進めます。

花から始まり、人がつながり、次の行動が生まれる。

EXPO酒場 銀座店は、銀座の小さな空間から、新たな共創を生み出していきます。

名称
EXPO酒場 銀座店
― ROSE GALLERY CULTURE SALON ―

テーマ
「花・食・音楽から、GREEN×EXPOを街へ。」
銀座からはじまる、市民・文化・企業・世界の共創

開催日
2026年9月26日(土)

開催時間
17:00~20:00(開場 16:30)

会場
ローズギャラリー銀座本店(東京都中央区銀座8-4-27 菊乃香ビル銀座 1F)

参加費
10,000円(税込) ※飲食込

※フード、ドリンク、音楽・文化プログラム、国際交流、ネットワーキングを含みます。
※参加費の一部を寄付します。

定員
30名程度 ※先着順です

申込方法
Peatixから事前申込
 ※お申込み受付開始次第おしらせいたします。

主催
一般社団法人demoexpo

共催
EXPO酒場 銀座店
 一般社団法人フラワーライフ振興協議会
 ジャパンフラワーグループ株式会社

【お問い合わせ・活動へのご参加について】

一般社団法人フラワーライフ振興協議会は、これからも「一輪の花も取り残さない」(Leave No Flower Behind)という理念のもと、花を通じて生産者、地域、そして人々の笑顔をつなぐ活動を全国へ広げてまいります。

フラワーライフ振興協議会では、本プロジェクトの趣旨にご賛同いただける地域住民の皆さま、企業・団体様、学校関係者、ボランティアの皆さまとの連携を広げています。花を育てる活動を通じて、地域の魅力づくりや交流の場を一緒につくっていただける方を募集しています。

・植栽や花の管理活動への参加
・地域イベントへの協力
・企業・団体としての協働
・花を通じた地域づくりへのご提案

など、本プロジェクトに関するお問い合わせ・ご相談は、HP内お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
活動報告はホームページおよび公式Instagramでも随時発信しております。ぜひご覧ください。

一般社団法人フラワーライフ振興協議会
Smile Flower Project
  代表理事 松村 吉章

一般社団法人フラワーライフ振興協議会
HP:https://flower-life.org/

https://flower-life.org/