火災が見える! 家ごとの「火災時の逃げ方、家の守り方の行動設計図」を提供。

火災救命換気法とは、家にある窓やドアを使って、火事のときに煙と熱を外へ逃がし易くする手法です。 国際基準のシミュレーションで「どの窓を、どの順番で開けるか」を決め、家ごとの避難行動を見える化します。人が逃げる時間を延ばし、燃え広がりを抑え、家を守る可能性を高めることを目指します。国際消防認定機構が推奨する消防技術を誰でも使える技術として提供。 【特願2026-018356】

2026-07-31 10:00
株式会社FireRescuePRO

1. 開発の背景と現代火災の罠

「燃えにくい家」が、必ずしも「逃げられる家」ではない

近年の住宅は、高気密・高断熱化によって快適性と省エネ性能を高めてきました。
しかしその一方で、火災時には熱や有毒ガスが屋内に滞留しやすくなり、避難可能時間が大きく短縮されるという新たな課題を抱えています。

30年前の住宅では避難までに約17分の余裕があったのに対し、現代の高気密住宅では3分未満で逃げ遅れる危険があるとされています。
さらに、警報器が鳴ってから実際に動ける時間は40〜90秒程度しかないという現実も示されています。

とりわけ現代の建材や化学素材が燃える際に発生する青酸ガス(HCN)は、一酸化炭素の38倍の毒性を持つとされ、わずかな吸入でも身体機能を奪い、救出後に数日から数週間を経て命を落とす「遅延死」の原因にもなり得ます。

見えないまま家中に広がるこの毒性ガスこそ、現代火災の最大の盲点です。

この課題意識の背景には、Fire Rescue PRO代表・阪上大輔氏の消防現場での原体験があります。

18年間の消防士経験の中で、救出時には意識があった幼い被災者が、後に青酸ガス中毒による遅延死で亡くなった経験が、火災現場の救助だけでは守れない命があるという問題意識につながりました。

その結果、火災が起きてから助けるのではなく、火災が起きても“逃げる時間”を確保できる住宅構造そのものをつくる必要があるという発想から、本認定の開発が進められています。

2. 「火災救命換気法認定」がもたらす3つの革新

時間をつくる。機械に頼らない。誰でも動ける。

「火災救命換気法認定」の最大の価値は、火災時にもっとも重要な“避難のための時間”を、住宅設計によって確保しようとする点にあります。

自然の温度差と気流によって生じる煙突効果を最大化する独自設計により、煙や有毒ガスの滞留を抑え、生存可能時間を通常の3〜7倍へ延ばすことが示されています。

現代住宅で3分未満とされる避難猶予を17分へ取り戻すことを掲げ、認定報告書では個別住宅で20分以上の生存可能時間が示されています。また、米国国立研究所では生存可能性98.6%向上という訴求も明示されています。

第二の革新は、こうした性能を高価な機械設備なしで実現する点です。

本認定は、特別な排煙装置や電動ファンを前提とせず、既存の窓や開口部を活かした設計で成立します。
そのため、資料では設備機器費0円、電気代0円、点検費などの維持管理費0円と説明されており、初期導入以外のランニングコストを抑えながら、安全性を高められる仕組みとして整理されています。

防災が“高価な追加装備”ではなく、“住宅の標準性能”として考えられていることが、本認定の大きな特徴です。

第三の革新は、火災時の操作がきわめてシンプルであることです。

居住者が行うべきことは、**「上(排気口)を開けて、下(吸気口)を開ける」**という2ステップのみ。

これを「Up then Down」ルールとして示し、まず高い位置の排気口から熱い煙を逃がし、その後に低い位置の吸気口を開けて新鮮な空気を取り込むことで、強力な排煙の流れを生み出すと説明しています。

専門知識や複雑な操作ではなく、直感的に行動できる設計であることは、小さな子どもがいる家庭や高齢者と同居する世帯にとって大きな安心材料になります。

3.科学が証明するデータ

“安心”を感覚ではなく、数値で示す

本認定は、感覚的な防災論ではなく、科学的シミュレーションと構造計算をもとに性能を評価している点に特徴があります。

認定結果報告書によれば、火災時の有毒ガス制御において、
一酸化炭素(CO)濃度は99.3%、
青酸ガス(HCN)濃度は98.7%の除去・減衰性能が確認され、
累積毒性を示すCTHE値は10分後で0.54と、危険基準1.0未満に抑制されたとされています。

さらに、避難可能時間と避難完了時間の差を示す安全マージンも基準を大きく上回り、煙層高さについても避難経路で必要なクリアランスが維持されることが示されています。

また、強く訴求されているのが、近隣への配慮です。
火災は自宅だけの問題ではなく、住宅密集地では隣家への延焼が被害を拡大させます。

本認定では、煙と熱を分散させ逃がす分散排気設計を採用し、認定結果報告書では、一般的な住宅の**65〜78%**とされる延焼確率を、10%未満まで抑えられるとしています。

これは、単に自分の家族を守るだけでなく、地域全体の防災力を高める新しい住宅安全の考え方でもあります。

このように「火災救命換気法認定」は、現代住宅が抱える“毒ガスに弱い”という構造的リスクに対し、有毒ガスの制御、避難時間の延長、延焼リスクの低減という3つの軸で、データに基づく答えを示しています。

ニュースバリューとしては、元消防士の知見と住宅設計を融合した特許出願中技術でありながら、導入しやすく、維持費もかからず、消費者メリットが明快である点にあります。

4. 限界と誠実な約束

万能ではないからこそ、正しく伝える

株式会社Fire Rescue PROは、本認定を“火災を完全に防ぐ魔法の仕組み”としてではなく、あくまで避難を支援するための住宅安全システムとして位置づけています。

本認定は、設計図書とシミュレーションに基づく性能評価であり、火災の発生・延焼・被害の発生や人命救助の結果を保証するものではない。

特に重要なのは、最優先は換気操作ではなく、自身の足で逃げることであるという原則です。避難は換気操作より常に優先されるべきであり、危険を感じたら操作にこだわらず避難するよう求めています。

また、フラッシュオーバー後の急激な火勢拡大時、強風下、建物倒壊時、開口部が物理的に開けられない状況などでは、システムの効果が十分に発揮されない可能性があることも示されています。命に関わるテーマだからこそ、限界まで正直に伝える。この誠実さもまた、本認定が信頼に値する理由の一つです。

※「火災救命換気法認定住宅」
自社(株式会社Fire Rescue PRO)独自のシミュレーションに基づき発行する認定です。
「本手法はシミュレーションにおける計算値であり、あらゆる火災状況下での生存を確約するものではありません」

CAMPFIREで先行販売中(特典付き)

https://camp-fire.jp/projects/903947/view

5. 会社概要・お問い合わせ先

会社名:株式会社 Fire Rescue PRO
事業内容:先進技術研究事業、認定審査事業、トレーニング事業(研修)、コンサルティング事業(防災計画等)
提供価値:命と暮らしを守る

お問い合わせ先
株式会社 Fire Rescue PRO 広報担当
TEL:090-7120-8189
E-mail:pro@fire-rescue-pro.co.jp
URL:https://fire-rescue-pro.co.jp/

「火災救命換気法認定」とは、現代の高気密住宅で深刻化する“逃げ遅れ”に対し、自然換気の設計によって煙と有毒ガスを制御し、火災時の避難時間確保を目指す住宅安全認定です。高価な設備機器や維持管理費を必要とせず、“上を開けて、下を開ける”という直感的な2ステップで作動し、家族の命と近隣の安全を同時に守る新しい住宅基準です。