矢部太郎の最新刊『ご自愛さん』6/30発売 自分に「おつかれさま」と言いたくなるエッセイマンガ

株式会社PHP研究所
2025-05-29 16:10

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2025年6月30日にエッセイマンガ『ご自愛さん』(矢部太郎著、1,650円10%税込)を発売します。本書は、芸人・俳優として活動しながら、マンガ家としても活躍する矢部太郎さんの最新作です。シリーズ累計135万部を突破した『大家さんと僕』などで、楽しいことも、せつないことも、独自の「ほのぼの」タッチで描いてきた矢部さんが、自分自身の日常を8コママンガとエッセイにしました。お手紙の最後に「ご自愛ください」とひと言そえるような気持ちで描いた、読んだあと心がふっと軽くなる一冊です。

■タイトル『ご自愛さん』に込めた矢部さんの思い

本書は、月刊『PHP』で連載中の「僕の楽がき帖」を書籍化したものです。日々のちょっとした楽しい発見や気づきを集めた連載なので、「落書き」ではなくて「楽がき」。8コママンガに加えて矢部さんの文章も好評で、雑誌読者からは、「毎回、ほのぼのとした気持ちになる。癒やされています」(60歳女性)といった声が寄せられています。
連載開始から約4年が経ち、一冊の本にまとめるにあたって、矢部さんは、あらためてこれまでの連載を読み返しました。すると、「これまで僕は、お手紙の最後に『ご自愛ください』とひと言そえるような気持ちで、このマンガを描いてきたのかもしれない」と気づいたそうで、そこから『ご自愛さん』というタイトルにたどりつきました。
本書には、仕事や家庭に忙しく、自分のことをつい後回しにしがちな多くの「おつかれさま」な人たちに向けて、「ご自愛ください」という矢部さんの思いが込められています。

■見開き1話完結、描きおろしを含む55篇収録

「ブレる」「勝負」「向いてない?」「心の窓」「夜の散歩」「学ぶ」「変わる」「ゆっくり」「心配」「プレッシャー」「もやもや」。『ご自愛さん』の目次には、矢部さんの日常生活の悲喜こもごもが並びます。8コママンガとエッセイが見開きで完結する本書には、書籍化のための描きおろし作品を含む55篇を収録しました。

【心の窓】

【心の窓】

【夜の散歩】

【夜の散歩】

【お守り】

【お守り】

■楽天ブックス限定しおり特典

楽天ブックスでの購入者には、特典として『ご自愛さん』イラストの入りのしおりをプレゼントいたします。

■「月刊PHP 2025年8月号」インタビュー掲載

PHP編集部には、矢部さんあてのお便りが毎月たくさん届きます。そのことについて矢部さんは、「『PHP』で連載をしていたことも、(『ご自愛さん』という)タイトルに大きく影響している」と、書籍化を記念して行われたインタビューの中で述べています。このインタビューは、「月刊PHP 2025年8月号」(7月10日発売)掲載です。

https://www.php.co.jp/php/

■『ご自愛さん』について

【著者プロフィール】

1977年、東京都生まれ。芸人・マンガ家。1997年、お笑いコンビ「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、俳優としても活躍する。はじめて描いたマンガ『大家さんと僕』(新潮社)で、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。シリーズ累計135万部の大ヒットとなった。そのほかの著書に『ぼくのお父さん』『プレゼントでできている』(新潮社)、『楽屋のトナくん』(講談社)、『マンガ ぼけ日和』(原案 長谷川嘉哉、かんき出版)、『矢部太郎の光る君絵』(東京ニュース通信社)などがある。

【書誌情報】

書名:ご自愛さん
著者:矢部太郎
定価:1,650円(10%税込)
仕様:四六判並製136ページ(2色刷)
発売日:2025年6月30日
発行:PHP研究所
初出:月刊『PHP』2021年7月号~2025年8月号
『ご自愛さん』のための描きおろし:「うごかない」「ご自由」「笑い」「のんほいする」