グミを使ったトレーニングで、楽しく美味しく口腔機能を鍛えよう! 山口県歯科医師会と共同で 「もっとかもっとチャレンジ」第2弾を実施
ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)は、「健口スマイル推進事業の展開に関する連携協定」を締結している公益社団法人山口県歯科医師会(会長:小山 茂幸)と共同で、グミやガムを活用して口腔機能(噛む力)を育む教育プログラム「もっとかもっとチャレンジ」の第2弾を実施しました。昨今、子どもの口腔機能発達不全症が注目されている中で、この取り組みは2023年から開始し、初年度は3校(167名)で行いました。その結果、参加児童の噛む力が向上し、普段の食事でもよく噛むような習慣の変化が見られたことから、2024年は規模を拡大し、44校(1,583名)で実施しました。さらに、2024年12月17日(火)には山口市立小郡小学校にて、小山会長が「もっとかもっとチャレンジ」の振り返り授業を行い、動物の歯の標本を使いながら、噛むことの大切さを楽しく説明しました。
今後も「健口スマイル推進事業」を通じて、口腔機能に関するリテラシー向上を目指した取り組みを推進してまいります。


「もっとかもっとチャレンジ」概要
「もっとかもっとチャレンジ」は、弾力のあるグミを食べて噛む力をトレーニングし、ガムで噛む力をチェックする「噛む力育成プログラム」です。グミを1日2枚を目安に最大30日間摂取し、2色のガムの混ざり具合にて噛む力のレベルを確認します。摂取前との差を変化量としてそれぞれ算出しています。
【対象】小学校1、2年生
【実施期間】2024年11月~12月
【配布物】『おくち育 噛もっと!』の「グミ」「ガム」(※1)、トレーニング記録シート、修了証書等

(※1) オンラインショップ限定販売
「もっとかもっとチャレンジ」結果
児童らに噛む力のレベルを自己チェックしてもらった結果、トレーニングを実施した日数が1~7日間の児童の変化量が平均0.2向上したのに対し、23~30日間の児童では平均0.7向上しており、トレーニング実施日数が多いほど噛む力が向上する傾向が認められました(図1)。また、噛む力の変化量は、全体平均で0.6向上していました。(データ解析は189名で実施)

平均値±SD、n=189、*;p




