第30回古代官衙・集落研究集会

独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所では、下記のテーマ、日程で古代官衙・集落研究会の第30回研究集会をおこないます。関係各位のご参加をお待ちしております。また、お近くの関係者の方々にもお知らせいただけましたら幸いです。

2026-11-02 09:00
奈良文化財研究所

【テーマ】「今、総柱建物を考える」

古代官衙・集落遺跡の調査・研究において、総柱建物の分析を欠かすことはできない。多くは倉とみなされるが、官衙であれば複数棟で倉の区画を形成し、集落遺跡でも個々の建物(群)に付属する倉と、集落全体または複数の建物群で共有する倉といった多様性が認識されている。そもそも、総柱建物の遺構にも様々なパターンがあり、規模、構造、配置は多種多様である。各地域で総柱建物の調査事例が蓄積される中、官衙・集落における総柱建物の諸様相、総柱建物遺構の何を以て構造や性格を特定しうるか、官衙における倉の位置づけ、それぞれの地域性や共通性といったように、基礎的な遺構の一つでありながら、なお検討すべき課題は多い。

今回の研究集会では、総柱建物の調査事例とその遺構的特徴、倉の所有・維持管理の問題について総合的に検討し、現在の研究の到達点と課題を共有したい

日程

2026年12月19日(土)・20日(日)
会場とオンライン配信(Teams またはZoom)を併用したハイブリッド形式にて開催

12月19日(土)

12:30~ 開場
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:15 趣旨説明  道上祥武(奈良文化財研究所)
13:15~14:15 建築史の視点からみた総柱建物遺構と倉  鈴木智大(奈良文化財研究所)
14:20~15:20 都城の総柱建物  家原圭太(京都市文化市民局)
15:20~15:35 〈休憩〉
15:35~16:35 信濃国伊那郡衙の正倉の特徴と地域性  羽生俊郎(飯田市教育委員会)
16:40~17:40 新設された郡衙正倉-多胡郡正倉跡を中心に-  滝沢 匡(高崎市教育委員会)

※各報告の間に5分の小休憩をはさみます。

12月20日(日)

9:30 開会
9:40~10:40 大宰府の総柱建物-蔵司地区官衙を中心に-  下原幸裕(九州歴史資料館)
10:50~11:50 古代史料にみる倉庫の構造と機能  武井紀子(日本大学)
11:50~13:00 〈昼休憩〉
13:00~15:30 討論  司会:李 陽浩(大阪歴史博物館)
15:30~ 閉会挨拶

※報告題目は仮題ですので、変更する場合もあります。

場所

奈良文化財研究所 平城宮跡資料館 講堂(地図参照)

情報交換会

日時:12月19日(土)18:15~20:15 参加費:5,000円程度
※情報交換会の参加は任意です。

参加申込

奈文研HP申込フォームよりお申し込みください。
事前申込のない方は聴講できません。
地方公共団体職員・大学教員・大学院生等の研究者を対象とします。
申込時に会場参加・オンライン参加を必ず選択してください。
オンライン配信は固定カメラ・会場マイクによる簡易な配信となりますので、音声や映像等不具合が発生する場合があることをご了承ください。

締め切り:12月11日(金)

https://e9cbd0f5.form.kintoneapp.com/public/kangaken-2026

問い合わせ先

古代官衙・集落研究会事務局
馬場基・林正憲・小田裕樹・清野陽一・道上祥武・垣中健志・我妻佑哉
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所
〒630-8577 奈良市二条町2-9-1
FAX:0742-30-6830
Eメール:kodai-kanga_nabunken☆nich.go.jp (☆を@に変更してください)

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