「Golden SixTONES」Z世代で高発進 視聴者層や「行列」との違いを分析
4月にスタートした新バラエティ番組「Golden SixTONES」。Z世代を対象にした週間番組ランキングでは、毎週TOP10にランクインしており、高い支持がうかがえます。本記事では、スイッチメディアの視聴データ分析ツール「TVAL」をもとに、同番組の視聴者層を分析。前番組「行列のできる相談所」との視聴傾向の違いについても比較してみました。
分析概要
対象エリア:関東
対象番組:「Golden SixTONES(ゴールデンストーンズ)」、「行列のできる相談所」期間:「Golden SixTONES」2025年4月5日~6月29日、「行列のできる相談所」:2025年3月30日
※放送回となる日曜日が対象
若年層から中年層女性で高い支持
放送開始となる2025年4月~2025年6月の期間平均視聴率グラフをもとに「Golden SixTONES」の性・年代別の支持状況を見ると、若年〜中年女性層での高い支持がうかがえます。
最も高い視聴率を記録したのはFT層(13〜19歳女性)の5.9%でした。また、F1・F2層(20〜34歳・35〜49歳女性)で5.2%、続いてF3−層(50〜64歳女性)も5.2%と高水準で、若年層から主婦層まで、幅広く安定した支持を得ています。
一方、M1〜M3層(20歳以上の男性)ではやや低調。特にM3+層(65歳以上の男性)では2.7%と低い水準となっており、番組としては女性中心のポジショニングを狙っていると思われます。
こうした傾向は、従来のファミリー層・中高年層に強みを持っていた「行列のできる相談所」との差別化にもつながっており、「Golden SixTONES」はZ世代からミドル女性層に的を絞った構成で、明確な視聴者ターゲットを持つ番組として立ち位置を確立しつつあるといえるでしょう。

3か月を経てファン層が定着
次に、番組開始から直近3ヶ月の月ごとの視聴データを性・年代別で分析し、その推移と各ターゲット層の視聴状況を詳しく見ていきます。
番組スタート直後の4月時点から現在まで、「Golden SixTONES」はどのような層に支持されてきたのでしょうか?
スイッチメディアについて
株式会社スイッチメディア(本社:東京都港区、代表取締役 高山 俊治)は、国内最大規模のテレビ視聴パネルから独自に収集したテレビ視聴データを活用し、多面的な切り口の属性情報から設定したターゲットのテレビCMリーチ分析および購買データと連携したCMの売上効果の可視化を強みとしています。この強みを活かし、テレビCMとデジタル広告の統合マーケティングを最適化する広告データ分析SaaS「TVAL」の開発・提供を行うほか、現在放送中のテレビ番組の視聴率をリアルタイムで把握できる「TVAL now」の開発・運営を行っています。
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代表者:代表取締役社長 高山 俊治
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