日本オラクル、連結経営管理を強化するアプリケーション製品最新版を発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、連結経営管理を強化するアプリケーション製品群「Oracle Hyperion Financial Close Suite (オラクル・フィナンシャル・クローズ・スイート)」を本日より提供開始することを発表します。
「Oracle Hyperion Financial Close Suite」は、オラクルの経営管理基盤の最新版「Oracle Enterprise Performance Management System (Oracle EPM System)」を構成する製品群のひとつです。
「Oracle Hyperion Financial Close Suite」を活用することで、企業はグローバル各拠点における財務、非財務データの収集、各会計基準に沿った修正と外部開示に至るまでの一連の業務の流れを、データ品質を保持したまま迅速かつ効果的に遂行することができます。
「Oracle Hyperion Financial Close Suite」は下記アプリケーション群から構成されます。
-「Hyperion Financial Data Quality Management」:グループ内各社の会計システムから財務データを、ユーザー部門自身が抽出、組換、整合性のチェックをすることで、データ品質の向上と収集の効率化を同時に実現するデータ連携アプリケーション
-「Hyperion Financial Management」:収集したデータに対して、外貨換算、会計基準の組替えや連結処理を行い、外部報告と内部管理用途のレポーティングや分析機能を包括的に提供する連結管理アプリケーション
-「Hyperion Disclosure Management」:「Hyperion Financial Management」に蓄積されたデータを活用してMicrosoft Wordで作成された文書ファイルから、そのままXBRL形式での各種開示書類作成および履歴管理を実現するアプリケーション
-「Hyperion Financial Close Management」:単体と連結決算から開示業務までの全プロセスに対して、スケジュール策定、業務フロー設定やアラート機能などにより、決算の早期化を支援するアプリケーション
最新版「Oracle Hyperion Financial Close Suite」では、「Hyperion Financial Close Management」、が「Hyperion Disclosure Management」が新アプリケーション製品として追加されました。
「Oracle Hyperion Financial Close Suite」では、日本特有のビジネス事由や制度対応を考慮して、連結処理機能や帳票類を装備した「Japan Starter Kit」を製品標準機能として提供しています。これにより、日本の会計制度や今後予定される国際会計基準への短期間による対応が可能です。
●オラクルについて
オラクルは世界で最 もcomplete、open、integratedなビジネスソフトウェアとハードウェア・システムの会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com/jp をご覧ください。
■報道関係者からのお問い合わせ
日本オラクル株式会社 広報室 石川
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
YouTube日本オラクル広報チャネル http://jp.youtube.com/user/oraclejapanpr
*OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
参考資料
「Oracle Hyperion Financial Close Suite」をベースにしたIFRS対応ソリューションへの各社の取り組み
◇アクセンチュア株式会社
アクセンチュア株式会社は、日本オラクルによる新たなIFRS ソリューションの提供開始を歓迎します。
アクセンチュアは、オラクルソリューションを活用したシステム戦略立案から導入・運用までを支援する拠点として、日本オラクル社内に「アクセンチュア オラクル・イノベーション・センター」を開設しており、アクセンチュアから「IFRS対応連結テンプレート」を提供しています。日本オラクルの新たな製品によって、IFRSに対応した会計基準の組み換えから、XBRLを活用した財務諸表の開示までの連結プロセスを、ワークフロー管理を行いながら、より円滑に進めることが可能になります。アクセンチュアでは、オラクルの業界先端の技術と、当社が培った豊富な財務・経営管理コンサルティングやシステム導入サービスとを組み合わせることで、お客様にとって最適なIFRS対応を、経営とITシステムの両面から支援して参ります。
アクセンチュア株式会社
テクノロジーコンサルティング本部 財務・経営管理グループ統括パートナー 中西 正
◇株式会社電通国際情報サービス
株式会社電通国際情報サービス(ISID)は、日本オラクルによる新しいIFRSソリューションの提供開始を歓迎します。
ISIDはHyperionがOracleに買収される以前より「Oracle E-Business Suite」と「Hyperion」を組み合わせたグループ経営ソリューションを提供してきておりグローバル企業をはじめとした多数の導入実績を積み重ねてきています。日本オラクル社が提供する「Oracle Hyperion Financial Close Suite」を主軸にしたIFRSソリューションは、ISIDのグループ経営ソリューションの価値をさらに高め、より効率的で使いやすい機能群を顧客へ提供する事を可能にすると確信しています。
株式会社電通国際情報サービス
常務執行役員 ビジネスソリューション事業部長 小谷 繁弘
◇日本アイ・ビー・エム株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社はオラクル社の発表を歓迎いたします。
日本国内での本格的なIFRS対応が始まる中で、弊社は、IFRS対応先進国での導入経験やコンサルティング事例を踏まえながら、日本市場に合わせたIBM Systems製品群や、IBMソフトウェアの特徴も生かし、国内のお客様へ最善のサービスをご提供させていただきます。
日本アイ・ビー・エム株式会社 グローバル・ビジネス・サービス事業
コンサルティング・サービス エンタープライズ・アプリケーション
パートナー 瀧澤 則逸
◇プライスウォーターハウスクーパース株式会社
プライスウォーターハウスクーパース株式会社は日本オラクルによる新しいIFRS ソリューションの提供開始を歓迎します。
弊社は長年のグループ経営管理プロジェクトでの支援経験を基に、早くからクライアント企業へのIFRS対応支援サービス提供に積極的に取り組んで参りました。特に日本企業におけるIFRS対応では、ITシステムの観点においてもグループ経営管理高度化に資するシステム基盤の同時実現が重要であると認識しています。今般日本オラクルが提供するIFRSソリューションを活用し、弊社のIFRS対応支援及びグループ経営管理高度化サービスと組み合わせることで顧客により付加価値の高い総合IFRSソリューションを提供できると確信しています。
プライスウォーターハウスクーパース株式会社
パートナー 鹿島 章