アジアのB2C Eコマースは、急成長する新興市場

株式会社グローバルインフォメーション
2012-01-12 10:00

株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社yStats.com GmbH & Co. KGが発行した報告書「Asia B2C E-Commerce Report 2011 (アジアのB2C Eコマース市場:2011年)」の販売を開始しました。

アジア諸国におけるインターネットおよびB2C Eコマースの発展は国によって大きく異なっています。日本や韓国ではインターネット利用が広く普及し、B2C Eコマースの収益拡大をもたらしています。

一方中国では、インターネットの普及率が比較的低いため、Eコマースの今後の成長が大いに期待されています。

韓国では、インターネット普及率が非常に高く、2010年のインターネットユーザー数は、3,500万人を超えました。

ここ数年、韓国のユーザー数の増加率はとても低くなっていますが、これは、すでに10歳から40歳の人口のほとんどがインターネットを使用しているためと考えられます。

韓国の人々は、新しい技術にとてもオープンのようです。その結果、B2C Eコマースは、韓国において非常に良く確立されており、この分野の売上高は2015年まで大幅に拡大する見通しです。

B2C Eコマースの決済方法としては、クレジットカードによる決済が最も一般的となっています。

2010年に最も人気の高かった製品部門は、市場規模に基づくと、「ファッションおよびファッション関連製品」、「家電製品」および「旅行の手配」でした。

中国ではモバイルオンラインショッピングおよびグループショッピングの人気が急騰しています。

中国のインターネットユーザー数は、2015年に6億人を超え、オンラインショッパーの数は、3億人以上に拡大すると予想されています。

モバイルショッピングは中国において普及しつづけていており、これはスマートフォン販売や3Gネットワーク使用の拡大によるものと思われます。

yStats.comの当報告書によれば、最も成功している中国のB2C Eコマース業者は、Tmall.com、360buy.com、Amazon.cn および Dangdang.comです。

そして、中国におけるもうひとつのトレンドがグループショッピングです。この分野で、2011年6月に一日あたりのユニークアクセス数が最大であったのは、ju.taobao.comでした。

市場調査レポート: アジアのB2C Eコマース市場:2011年
Asia B2C E-Commerce Report 2011
http://www.gii.co.jp/report/ysta226966-asia-b2c-e-commerce-report-2011.html
出版日 2011年12月
発行: yStats.com GmbH & Co. KG

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