メーターデータ管理システムの設置基盤が2020年までに4億800万台以上のスマートメーターを供給
株式会社グローバル インフォメーションは、Pike Researchが発行した報告書「Meter Data Management (メーターデータ管理(MDM))」の販売を開始しました。
昨年はメーターデータ管理(MDM)市場において大幅なシフトがありました。従来型のMDM能力だけでは生き残りが難しくなったMDMベンダーは、従来型MDM能力と並行して分析型能力の提供にも力を入れるようになっています。同時に、MDM市場は2つのアプローチに分散しています。組織内での公共施設の導入と、管理サービスの導入です。Pike Researchの最新のレポートによると、スマートグリッドデータ分析や、先端メータリング・インフラ(AMI)導入計画の可視性向上による活性因子の拡大が、2020年までの間のMDM市場の成長を後押しすると見られます、MDMシステムの年間設置が2020年までにスマートメーターを9000万台近くまで伸ばし、同時にこれらのシステムの総合設置基盤は4億8400万台になるとレポートでは結論付けています。
調査によると、北米および欧州は2020年までの期間も変わらず主要なMDM市場である見込みです。2015年以降には中国やインドでの大幅なMDM導入によってMDMソフトウェアライセンスの価格に強い影響を与え、アジア太平洋でも顕著な動きが起こると予想されます。両国におけるMDMプログラムは2020年までのMDM収益のいちばん大きな部分を排出するMDM管理サービスは使用しないと考えられます。
同レポートでは、公共施設データ分析市場と、ともに進化し、そして時には戦うMDMの世界市場について分析し、2012年から2020年までの各年のMDMベンダーの収益予測、組織内MDMと管理サービスとして提供されるMDMのそれぞれの予測などについて述べています。MDMベンダーがどのようにデータ分析ベンダーの侵攻に対処しているか、どの公共施設が本当に必要としているかの詳細分析についてもまとめられているほか、MDMベンダーがどのように差別化を図るか、公共施設の規模や世界の地域によってどのように市場を分割するか、MDMベンダーがMDM管理サービスの提供にどのようにアプローチしているかについて述べられています。
市場調査レポート: メーターデータ管理(MDM)
Meter Data Management
http://www.gii.co.jp/report/pike203454-meter-data-management-software-managed-services.html
出版日: 2012年09月04日
発行: Pike Research
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