日本オラクル、フラッシュ・ストレージ新製品「Oracle FS1 Flash Storage System」を発表
発表の概要
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下:日本オラクル)は本日、記憶媒体としてフラッシュ・メモリーを最大912テラバイト(TB)搭載可能なフラッシュ・ストレージ新製品「Oracle FS1 Flash Storage System」(以下:「Oracle FS1」)を発表します。「Oracle FS1」は、オラクルのエンジニアド・システムやストレージ製品で培われたフラッシュ・テクノロジーの実績に基いて開発され、オラクルのサーバー、オペレーティング・システム、アプリケーション、データベースと組み合わせることで運用効率を最大化できるように設計されています。出荷開始は2014年11月を予定しています。
発表内容
• 「Oracle FS1」は、最大200万の読み込み・書き込み性能(IOPS)、毎秒80GBのスループットを実現します。テラバイトあたり半分以下のコストで、同等の競合フラッシュ・ストレージ製品の8倍のIOPS性能と9.7倍の書き込みスループット*を提供します。
- 読み込み・書き込み比率:50対50
** オラクル調べ
• 「Oracle FS1」に備わるインテリジェントな管理ソフトウェア「QoS Plus」は、データをより効率的に利用する自動階層化システムによって、予測可能なストレージ・リソースの配分を実現します。フラッシュの能力を最大化し、ハードディスクの経済性も両立することが可能です。ビジネスの優先度とデータ使用率の組み合わせに基づいて、フラッシュやディスクといったストレージ・メディアへの最適なデータ配置を決定し、TBあたりの読み込み・書き込み性能で高いコスト・パフォーマンスを発揮します。
• 「アプリケーション・プロファイル」機能により、「Oracle Database」やオラクルのアプリケーション製品に加え、他社製のソフトウェアでも導入をシンプルにし、複雑なチューニングと管理を自動化するなど、最小の工数でプロビジョニングを可能にします。
• 「Oracle FS1」は、「Oracle Exadata」やオラクルのストレージ製品のみに備わるデータ圧縮技術「Hybrid Columnar Compression(HCC)」に対応し、競合製品と比較してデータを最大50分の1に圧縮*します。
- オラクル調べ
• 「Oracle FS1」は独自の「ストレージ・ドメイン」機能により、マルチテナント環境に独立した仮想ストレージを構築し、クラウド環境を配備することが可能です。1台の筐体にQoSを備えた複数の独自環境を構築することでデータセンターの集約を実現し、電力、冷却、管理などの経費削減も可能です。
• 「Oracle FS1」は、広範なオペレーティング・システムとハイパーバイザーをサポートし、「Oracle Linux」、「Oracle Solaris」、「Oracle VM」、「IBM AIX」、「HP-UX」、「Microsoft Windows」、「VMware」に対応しています。
パートナー企業による「Oracle FS1 Flash Storage System」への賛同コメント
• 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は、近年注目が集まっていますフラッシュ・ストレージ新製品「FS1 Flash Storage System」の出荷開始を歓迎します。CTCはこれまで公共、流通、通信、金融など多くの業種へOracle Storage製品をご提供し、FY14 Oracle Excellence AwardのServer & Storage部門において、国内のみならずGlobalでも受賞しております。またCTCはアジア太平洋地域初のOracle Authorization Solution Center(OASC)を保有しており、その環境でのPOC実施から構築、運用フェーズでのサポートまで、お客様が安心して導入・運用を行って頂ける充実した様々なサービスを展開しております。今後も日本オラクル株式会社との強力なパートナーシップのもと、「FS1 Flash Storage System」を、より多くのお客様に高い価値を提供できるものと確信いたしております。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
取締役 兼 常務執行役員
ITサービス事業グループ 担当役員 兼 CTO
大久保 忠崇
• NTTデータ先端技術株式会社
NTTデータ先端技術は、「Oracle FS1 Flash Storage System」の国内提供開始を歓迎いたします。
このたび、圧倒的な性能と拡張性、運用性を備えたSANストレージである「Oracle FS1 Flash Storage System」がOracle製品のラインナップに加わったことで、お客さまに費用対効果の高い大量データのビジネス活用をご提案できるものと期待しております。
当社では、お客さまシステムの課題解決をご支援するべく、Oracle製品における導入前のPoCから導入支援、導入後の保守サービスまで、システムのライフサイクルに沿ったトータルなサービスをご提供しております。今後は、「Oracle FS1 Flash Storage System」と「Oracle ZFS Storage Appliance」を適材適所で活用することで、より満足度の高いシステムをご提供してまいります。
NTTデータ先端技術株式会社 執行役員 オラクル事業部長 堀尾 俊明
• 新日鉄住金ソリューションズ株式会社
新日鉄住金ソリューションズ株式会社は、「FS1 Flash Storage System」の国内発表を歓迎いたします。弊社は長年にわたり、企業の基幹システムをはじめとする多くのミッション・クリティカル領域で「Oracle Database」を活用したデータベース基盤を提供して参りました。
「FS1 Flash Storage System」は、「Oracle Database」をはじめオラクルのソフトウェア製品の機能を最大限に活用できるプラットフォームであり、エンタープライズシステムの統合において、TCO削減に効果を発揮できるものと期待しています。
新日鉄住金ソリューションズ株式会社
ITインフラソリューション事業本部 営業本部長 岡田 康裕
• TIS株式会社
TIS株式会社は、このたびの日本オラクル株式会社による「Oracle FS1 Flash Storage System」の国内発表を心より歓迎します。TISでは、「Oracle Exadata」を代表としたエンジニアドシステムを中心にOracleのFlash Technologyをいち早く採用し、数多くのお客様のご支援を行っています。「Oracle FS1 Flash Storage System」は、オラクルデータベースのデータ圧縮機能や優れた仮想化機能を備えているため、TISが得意とするオラクルアプリケーションの導入をよりシンプルにし、複雑なチューニングや管理を自動化するなど、オラクルソフトウェアを中心としたクラウド基盤構築に最適なストレージ基盤になると確信しております。今後もTISでは、これらの新たなテクノロジーをもとに、お客様のビジネスの成長に貢献する最適なソリューションを提供してまいります。
TIS株式会社
常務執行役員
ITソリューションサービス本部長
岡本 安史
• NEC
NECは、「FS1 Flash Storage System」の国内発表を心より歓迎いたします。当社はこれまでも、お客様の基幹業務を支えるITソリューションをご提供して参りました。こうした実績と、長年に渡るオラクルのハードウェアおよびソフトウェア製品を提供してきた経験を活かし、「Oracle Database」を高速かつ効率的に利用できる最適なソリューションの一つとして、「FS1 Flash Storage System」をご提供して参ります。これにより、益々拡大していくIoT環境におけるお客様のビジネス最大化に向け、高速ビッグデータが生み出す新しい価値を、最適なソリューションの形でご提案・ご提供して参ります。
日本電気株式会社
ITプラットフォーム事業部長 西村 知泰
• 菱洋エレクトロ株式会社
菱洋エレクトロは、フラッシュ・ストレージ新製品「Oracle FS1 Flash Storage System」の国内発表を心より歓迎いたします。
「Big Dataの時代」を迎え、刻々と変化するビジネス環境に対応するためには、データの利活用の成否が企業の競争力・成長を左右する時代になっています。
このような環境の中、記憶媒体としてフラッシュ・メモリーを搭載した「Oracle FS1 Flash Storage System」は、自動階層化システムによるストレージ効率の最適化、TCO削減が可能となり大規模なクラウド・コンピューティング基盤の中核を構成すると確信しています。
弊社は今後とも貴社製品の販売を通して、システム提案力・構築力を最大限に発揮し、お客様に最適なソリューションとして提供してまいります。
菱洋エレクトロ株式会社
上席執行役員 システム情報機器営業第2本部長 中山 春雄
「Oracle FS1 Flash Storage System」の詳細
• 最大容量:912TB(フラッシュ構成)/ 2.88PB(ディスク・ドライブ構成)
• コントローラ:「Sun x86」サーバー2台 搭載
• 写真:http://japanmediacentre.oracle.com/ImageLibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=275
• 価格(予価):9,379,559円(税抜き。オールフラッシュによる最小構成)
日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目指し、クラウド環境とお客様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計され、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp
日本オラクル公式ソーシャルメディアチャネル
• Facebook http://www.facebook.com/OracleJP
• Twitter https://twitter.com/Oracle_Japan
オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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