『bistro 234』寺岡昌三シェフ率いる日本代表がブイヤベース世界選手権で3位入賞、本場マルセイユで欧米の強豪を抑える快挙

南仏料理を提供するビストロ『bistro 234』(東京都墨田区菊川)の寺岡昌三シェフ率いる日本代表チームは、2026年3月15日にフランス・マルセイユで開催された「第1回 ブイヤベース世界選手権(Championnat du Monde de la Bouillabaisse)」において、欧米の強豪ひしめくなか3位入賞という快挙を成し遂げました。
■ 欧米のシェフらを相手に大健闘。日本の丁寧なブイヤベースを高く評価
シェフの寺岡昌三は、フランス修行時代に同僚であった『レストラン オリヴィエ』(群馬県高崎市)の狩野永次シェフとタッグを組み日本代表チームを編成。「ブイヤベース憲章」により定められた厳格なレシピと提供スタイルを厳守しつつ、各国の有名シェフを相手に味と技術を競い、3位表彰台を獲得しました(1位はフランス、2位はスイス)。
寺岡シェフはカサゴやアナゴ、ヒメジなど5種の地魚とファヴイユ(プロヴァンス産の小型ガニ)をメイン具材にチョイス。また、スープにもファヴイユを効かせて甲殻類のコクとニュアンスを与えつつ、具材と調和する一皿を仕上げました。
審査員長で、MOF(Meilleur Ouvrier de France/フランス国家最優秀職人の称号)であるギヨーム・ゴメス(Guillaume Gomez)氏は、『クリア(雑味がなく)、かつなめらかな舌触りにして、コクや華やかな香りが際立っている』と絶賛。さらに、魚の扱いなどを始めとする日本人らしい仕事の丁寧さ、コミ(補助的な役割を担うスタッフ)への的確な指示と連携など、チームワークの面も高く評価されました。



■ "本物のブイヤベース"の味と品質を守り、世界に知らしめる大会
ブイヤベース(Bouillabaisse)とは、仏・マルセイユの港町を起源とする伝統的な魚介仕立てのスープ料理。濃厚な魚介のうま味と香味野菜やサフランなどの華やかな香りが調和する黄金色のスープは、専門店や高級店で提供される格式高いメニューとなっています。
「第1回ブイヤベース世界選手権」は、本場マルセイユのブイヤベースの伝統と品質を守り次世代へ繋ぐこと。また、その魅力を世界に発信し「ユネスコ無形文化遺産登録」を目指すことを目的にブイヤベース専門家協会などが主導となり開催されました。レシピや用いる食材、調理手順、提供スタイルは1980年に制定された「ブイヤベース憲章」に準じることとし、スープから始まりメインの魚介を提供するという伝統的な「二部構成(deux service)」スタイルの遵守を求めるなど、味と技術はもちろん、南仏料理への理解度も審査の対象となりました。
会場は、美食のワールドカップと称される「ボキューズ・ドール ヨーロッパ予選」が行われた施設。大会側から伝統的なブイヤベースの名手と認定され、指名選抜された6ヶ国(フランス、スイス、日本、メキシコ、UAE、イタリア)のシェフが集結し、本場ブイヤベースの味と技術を競いました。
■ 今後の展望『bistro 234』寺岡シェフより
「『bistro 234』の名物料理であり、自分自身のスペシャリテでもあるブイヤベースが、本場審査員の皆様に"本物"かつ"美食"と認められたことを、とても光栄に思います。マルセイユの漁師たちが愛し、大切に受け継いできた伝統の味は『ブイヤベース234』として提供しています。ぜひ東京・墨田区でご堪能ください。また、大会で提供した5種以上の魚介が入る『世界3位のブイヤベース』は今後、イベントや予約時(4名様~)のみですが、特別メニューとしてご賞味いただけるようにする予定です」。

■プロフィール
1979年生まれ、大阪出身。心斎橋の人気店『ビストロ・ド・サカナザ』で料理人としてのキャリアをスタートし、『神戸北野ホテル』で山口浩シェフに師事。その後、渡仏。パリ『Chez Michel』、南仏『Le Clos Saint Pierre』など星付きの名店の厨房で要職を担う。2022年、東京・墨田区菊川に伝統的な南仏料理を提供する『bistro 234』を開店。J.S.A. ソムリエ資格を保有。
【店舗情報】

店名:bistro 234
所在地:東京都墨田区菊川2-3-4
TEL:03-6659-2665
URL:https://bistoro-234.com
Instagram:@234.kikukawa
【メニュー例】※季節の食材によって変わります
・スペシャリテ ブイヤベース234/¥3,800

・ジャンボンクリュ(生ハム)/¥800
・ラタトゥイユ/¥800
・レバーパテ/¥800
・もち豚のパテドカンパーニュ 自家製ピクルス/¥1,600
・カイエット プロヴァンサル/¥1,600
・ブラータチーズと春野菜とパンチェッタ/¥1,800
・牛ハラミのグリエ 南仏オリーブオイル/¥3,800
・牛ほほ肉のブイヨン煮/¥3,600
・仔羊の香草パン粉焼き/¥4,200
・骨付き鴨もも肉のコンフィ/¥3,200
・スペシャリテ 仔羊のラベンダー塩 パイ包み/¥5,200(要予約)
・生ハムとパルメジャーノのリゾット/¥2,000
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