ディーゼル発電機、2018年までに年間設備能力82ギガワットへ

株式会社グローバルインフォメーション
2013-03-13 17:30

株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社Pike Researchが発行した報告書「Diesel Generator Sets: Distributed Reciprocating Engines for Portable,Standby, Prime, Continuous, and Cogeneration Applications (ディーゼル発電装置:ポータブル・予備・1次・連続・コジェネレーションアプリケーション向けの分散型往復式エンジン)」の販売を開始しました。

分散発電用内燃エンジンを使用することで、ディーゼル発電機は世界でもっともよく売れる、かつ安価な分散型発電技術のひとつとなっています。天然ガスというライバルはいますが、ディーゼル燃料の発電機は今後も多くの地域や電力形態の中で、成長を続けていく見込みです。同レポートによると、ディーゼル発電機の1年間の設備能力は、2018年までに82ギガワットに到達すると予想されています。

Pike Researchの調査アナリスト、Dexter Gauntlett氏は、「分散型発電は、従来の大規模な集中型発電所よりもオンライン化が早いというメリットがあり、送電網に対する需要のプレッシャーや、集中型発電にありがちな電気の非効率性を軽減することができます。電力形態や用途、エンドユーザーまでに及ぶ数々の専門分野を含むこの市場は、参入者に豊富な市場機会を与えています」と述べています。

ディーゼル発電機市場が着実に成長する一方で、新しいガス資源ブームや、固定的な発電機の二酸化炭素排出への規制の引き締めが産業のターニングポイントになっていると当レポートでは述べられています。多くの企業が天然ガス発電機へ焦点を移したり拡大したりしており、北米市場では近年の料コスト傾向からガスへ嗜好変化が起こっているのを反映し、ディーゼルからガスへの転換キットを提供しています。

同レポートでは、15キロワット以下から6メガワットまでの、住宅向け、商業向け、工業向け用途のディーゼル発電機の世界市場の潜在性について分析しています。また、世界各地域の設備能力の詳細分析、ガス資源開発の分析、市場の主要プレーヤーのプロファイルなども取り上げており、さらに、地域および電力形態別の2018年までの年間設備と収益についても予測しています。

市場調査レポート: ディーゼル発電装置:ポータブル・予備・1次・連続・コジェネレーションアプリケーション向けの分散型往復式エンジン
Diesel Generator Sets: Distributed Reciprocating Engines for Portable,Standby, Prime, Continuous, and Cogeneration Applications
http://www.gii.co.jp/report/pike263201-diesel-generator-sets-distributed-reciprocating.html
出版日: 2013年02月22日
発行: Pike Research

【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/topics/EN05_jp.shtml
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F