注目される次世代シークエンシング技術に関するユーザーアンケートレポートが発行

株式会社グローバルインフォメーション
2013-08-28 18:30

株式会社グローバル インフォメーションは、市場調査会社Kalorama Informationが発行した報告書「Next Generation Sequencing Trends (次世代シーケンシングの動向)」の販売を開始しました。

次世代シークエンシングは臨床診断にとって重要技術であるとの認識が広まりつつあります。当レポートでは当市場の現状を概観し、臨床検査の現場でのシークエンシングの状況についての洞察致します。

当レポートは110の臨床検査ラボに対して行われたEメールもしくは電話でのインタビューを基に作成されており、主に第2世代、第3世代のシステムに関する情報を収集しています。結果、キャピラリーシステムのみで運営しているラボは13に留まっておりました。しかし普及率は依然として高く、回答者の中でキャピラリーシステムを保有しているラボは30%程度でした。

今回の調査項目には下記が含まれています。
・シークエンサー保有台数
・保有しているモデル
・アウトソーシングのトレンド
・今後の変化
・シークエンシングプロセスのボトルネック
・将来の購買予定
・配列データ分析に関する問題点
・地域別の動向 (欧州、米国、その他)

当レポートでは特に臨床の現場で将来シークエンシングがどのように活用されるかについて焦点を当てています。質問項目には臨床検査ラボが認証の取得に対してどのように考えているか、どのような疾患の検査需要が伸びるかといった内容が含まれています。またキャピラリーシステムと次世代シークエンサーとの比較を行っています。

当調査はKalorama Information社でDNAシークエンシング関連のレポートを複数執筆しているJustin Saeks氏が担当しました。回答者はシークエンサーを利用しているラボを広く対象にしています。回答者内訳としては電話での10-15分程度のインタビューが多数を占めましたが、ウェブを通じて回答している回答者も含まれています。回答者の49%がマネージャークラスで、35%は研究者、残りがテクニシャンや教授などで構成されています。

市場調査レポート: 次世代シーケンシングの動向
Next Generation Sequencing Trends
http://www.gii.co.jp/report/kl278428-next-generation-sequencing-trends.html
出版日: 2013年07月01日
発行: Kalorama Information

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