太陽光発電用リチウムイオンキャパシターは、2021年に2億3,300万ドル規模に達する見通し

株式会社グローバルインフォメーション
2011-12-22 13:00

株式会社グローバル インフォメーションは、エレクトロニキャストが発行した報告書「 Lithium-Ion Capacitors in Solar Photovoltaic Power Generation Global Market Forecast & Analysis (2011-2021) (太陽光発電用リチウムイオンキャパシター:世界市場の分析・予測(2011-2021年))」の販売を開始しました。

2011年における世界の太陽光発電用リチウムイオンキャパシターの消費額はわずか86万2,000ドル規模と、エレクトロ二キャストでは推計しています。

しかしその後は87.5%の年平均成長率で推移し、2016年には1,999万ドルの規模に成長する見通しです。

さらに2016年から2021年にかけては年間63.4%の成長率で推移し、2021年には2億3,288万ドルに達すると予測されています。

キャパシターは、迅速な静電気反応を通して、電気を充放電する電気装置です。

低化学反応によって電気を充電するバッテリーと比べると、キャパシターは、長いライフサイクルにわたって、ほとんど瞬時に電気を充放電することが可能です。

リチウムイオンキャパシター(LIC)は、バッテリーと比較すると高い出力密度があり、リチウムイオンバッテリー(LIB)より安全に使用できます。LIBには、熱暴走反応が起こる可能性があるためです。

電気二重層キャパシター(EDLC)と比べると、リチウムイオンキャパシターには、高い出力電圧があります。双方とも同じような出力密度を持っていますが、リチウムイオンキャパシターの方がエネルギー密度は高くなっています。

ソーラー(PV)パネル用LIC市場の成長要因のひとつは、街路/道路用発光ダイオード(LED)照明との併用にあると予想されています。

継続している世界的な経済圧力によって、現在のところPVソーラーパネルには、膨大な在庫がありますが、太陽光発電産業の将来は明るい見通しです。

市場調査レポート: 太陽光発電用リチウムイオンキャパシター:世界市場の分析・予測(2011-2021年)
Lithium-Ion Capacitors in Solar Photovoltaic Power Generation Global Market Forecast & Analysis (2011-2021)
http://www.gii.co.jp/report/el226125-lithium-ion-capacitors-solar-photovoltaic-power.html
出版日 2011年12月
発行: ElectroniCast

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