三日月詣 【2026年開催】熊本県人吉・球磨地域の伝統行事「三日月詣」 年に一度だけご開帳される「霊石」と日本唯一の神仏習合儀式を体験 2026年2月19日(木)|一般参拝可能

人吉球磨のほんとうのお正月

2026-02-06 11:45
一般社団法人 人吉球磨三日月地域づくり地域づくり協議会

熊本県人吉・球磨地域では、毎年旧暦正月三日に伝統行事「三日月詣(みかづきもうで)」が執り行われており、2026年は2月19日(木)に開催いたします。
本行事は一般社団法人 人吉球磨三日月地域づくり協議会が主催し、約800年の歴史を持つ「霊石・三日月石(人吉市指定文化財)」を年に一度だけ一般公開する、極めて貴重な祈りの場です。

霊石・三日月石(人吉市指定文化財)。

霊石・三日月石(人吉市指定文化財)。

年に一度のご開帳 「霊石・三日月石(人吉市指定文化財)」

「霊石・三日月石(人吉市指定文化財)」は、旧暦正月三日の“三日月の日”に、人吉城の改修工事中に発見されたと伝わる霊石です。美しい三日月模様をくっきりと宿したこの霊石は、人吉藩主相良家初代・相良長頼以降、歴代当主によって崇め守られてきました。

以来、旧暦正月三日は吉日とされ、鍬入れの儀式など重要な祈りの行事が行われるようになり、霊石・三日月石は現在も人吉市指定文化財として大切にされ、「三日月詣」のこの日だけ特別にご開帳されているのです。

日本でも極めて稀な「神仏習合」の儀式

「三日月詣」の最大の特徴は、神道と仏教が同じ場で祈りを捧げる神仏習合の儀式です。
相良神社の宮司と、地域の仏教各宗派の僧侶が一堂に会し、護摩祈祷の炎が立ち上る中、
宗派を超えて異なる経典が唱えられる読経会が行われます。
災厄を祓い、願いを届ける厳かで神聖な空間の迫力には圧倒されるほどです。
このような形式の儀式は日本でも極めて珍しく、他に類を見ないものとされています。

ゆえに参拝者からは、「厳粛さと迫力が圧巻」「心が洗われるようだった」「鳥肌が立った」といった声が毎年寄せられています。

ご宮司・ご住職らによる鍬入れの儀。

ご宮司・ご住職らによる鍬入れの儀。

途絶えた祈りを現代へ――「三日月詣」の復活

時代の変遷とともに途絶えていた祈りの儀式を、現代の行事として復活させたのが「三日月詣」です。
そして「霊石・三日月石(人吉市指定文化財)」は、かつて人吉城歴史館に常設展示されていましたが2020年の水害以降、安全確保のため常設展示は取りやめとなりました。
現在は、所有者である相良神社の特別許可のもと、年に一度「三日月詣」でのみ参拝が可能となっています。
年に一度しかお目見えすることができない、大変貴重な機会です。

「三日月詣」当日の流れ

午前

相良神社(人吉市)
風水設計の城下町・人吉の太極(中心)に位置する「三日月ノ城(人吉城・国史跡)」内の相良神社にて神事を執行。
「霊石・三日月石(人吉市指定文化財)」は、結界を張ったうえで相良神社宮司を先頭に参進し、神道の祈りが捧げられます。その後、超宗派仏教護摩祈祷・読経会が行われます。

午後

浄心寺(球磨郡湯前町)
午後は舞台を移し、約900年にわたり人吉・球磨地域の祈りを支えてきた「浄心寺(国指定重要文化財・熊本県最古の木造建築物)」へ。
由緒ある阿弥陀堂にて、宗派の垣根を超えた僧侶によるお経が一斉に響き渡る読経会が行われ、その光景は荘厳で圧巻です。

観光を超えた「祈りの体験」

「三日月詣」は、単なる観光イベントではなく、月の満ち欠けによる暦(旧暦)で新年を迎え、心の浄化と一年の加護を祈る場として企画されています。
本来は立ち入ることのできない神聖な場所で祈りに触れることができ、一般の方の参拝も可能です。

ぜひこの機会に、人吉・球磨地域に息づく奥深い文化と祈りの源流をご体感ください。

開催概要

行事名    : 三日月詣
開催日    : 2026年2月19日(木)
場所     : 午前|相良神社 9:00~ ※有料席あり 要予約
            熊本県人吉市麓町城内
         午後|浄心寺 14:30~ ※有料席あり 要予約
           熊本県球磨郡湯前町瀬戸口5617

●三日月詣 開運巡り 同時開催

開催期間

2026年2月19日(木)~3月19日(木)

期間中三日月盆地(人吉・球磨地域)の協力寺社では、三日月詣オリジナルの御朱印(15寺社別)や御朱印帖を販売いたします。また朱印スタンプ(18寺社)の内8寺社分を押印できる神仏印影録を持って、域内を周遊するなどお楽しみください。
またそれぞれの寺社特有の体験イベントの開催もございます。
2月4日には三日月詣・三日月詣 開運巡りの特設サイトにてご紹介(が立ち上がる)予定ですので、
詳しくはそちらでご確認いただきますよう、お願い申し上げます。

お問い合わせ

主催:一般社団法人 人吉球磨三日月地域づくり協議会
担当:小出、牧野(0966-22-2503)
共催:株式会社 人吉・球磨 神と仏  

公式サイト

人吉・球磨 風水・祈りの浄化町: https://hitoyoshifusui.com/
三日月詣           : https://hitoyoshifusui.com/mikazukimoude
三日月詣 開運巡り      : https://hitoyoshifusui.com/kaiunmeguri2026

相良神社に集うご宮司・ご住職たち。

相良神社に集うご宮司・ご住職たち。

霊石・三日月石がご宮司に渡される。

霊石・三日月石がご宮司に渡される。

霊石・三日月石が三日月ノ城に入城。

霊石・三日月石が三日月ノ城に入城。

いよいよ神事が開始されます。

いよいよ神事が開始されます。

拝殿でお参りすることも出来ます。

拝殿でお参りすることも出来ます。

神殿での神事の様子。

神殿での神事の様子。

祝詞をあげる相良神社宮司。

祝詞をあげる相良神社宮司。

真司に続いて護摩祈祷が行われます。

真司に続いて護摩祈祷が行われます。

お一人ずつ祈願いたします。

お一人ずつ祈願いたします。

どなたでもご参拝いただけます。

どなたでもご参拝いただけます。

ご住職らによる読経や転読される様子。

ご住職らによる読経や転読される様子。

まさに神仏習合の世界を体験できます。

まさに神仏習合の世界を体験できます。

浄心寺での行道の様子。

浄心寺での行道の様子。

華葩を散華すると花吹雪みたいで幻想的。

華葩を散華すると花吹雪みたいで幻想的。

超宗派による読経会開始前。

超宗派による読経会開始前。

浄心寺堂内で法要開始。

浄心寺堂内で法要開始。

木造阿弥陀如来像(国指定重要文化財)と三日月石

木造阿弥陀如来像(国指定重要文化財)と三日月石

熊本県最古の木造建築物・浄心寺

熊本県最古の木造建築物・浄心寺