オンラインストレージサービスを提供する「Xdrive」がオラクルのミドルウェアを採用し大きく進化 法人・グループ向けサービス「Xdrive Files powered by Oracle」「Xdrive Enterprise powered by Oracle」登場
ソフトバンク・ブロードメディア株式会社(ソフトバンク株式会社100%出資子会社の放送およびインターネット関連事業の事業統括会社、 東京都渋谷区、代表者:橋本 太郎)の関連子会社である、エックスドライブ・ジャパン株式会社(社長:松本 眞、東京都中央区)と日本オラクル株式会社(代表取締役社長 最高経営責任者 新宅正明 東京都千代田区)は、オラクルのミドルウェア製品をベースにしたエックスドライブの新サービス「Xdrive Files powered by Oracle」および「Xdrive Enterprise powered by Oracle」を11月20日より提供することを発表します。
「Xdrive Files powered by Oracle」は、比較的小規模なワークグループや部署単位で
ご利用いただく、企業向けのスタンダードサービスで、「Xdrive Enterprise powered by Oracle」は、会社全体で比較的大規模にご利用いただく、企業向けサービスです。
新サービスは、オラクルのアプリケーション・サーバー製品「Oracle9i Application Server」のファイル管理システム機能である「Oracle Internet Files System」をベースにしています。そこに、エックスドライブがオンラインストレージサービスを通じて得たノウハウを付け加えており、信頼性と使い勝手のよさ(利便性・機能性)を実現しています。また、従来は米国で運営していたサーバを日本国内で再構築することにより、より快適で安定したサービスのご提供が可能になりました。
新しいエックスドライブのサーバは、ソフトバンクBB株式会社(本社:東京都中央区、代表者:孫 正義)が提供する強靭なバックボーン回線につながっています。したがって、ソフトバンクBBの高速回線サービスをご利用いただくと、エックスドライブのサービスを、より快適に使っていただくことが可能です。今後は、ソフトバンクBBの法人向けサービスにおける魅力的なアプリケーションとして、このエックスドライブのサービスを積極的に展開することを両社で検討中です。
◇「Xdrive Files powered by Oracle」…ユーザの声を反映した便利な機能を満載
オンラインストレージはインターネット上での情報共有を実現するソリューションで、法人・グループ向けのサービスとしては、当社はこれまで「Xdrive workgroup」をご利用いただいてきました。この度リリースする「Xdrive Files powered by Oracle」は、単なる改良にとどまらない進化を遂げたサービスとしてリリースするもので、次のような新機能を実現しました。
■新機能
◎アクセスキー(データの所在をURL化し、送信するサービス)において
・複数ファイルの送信(ファイル数分のURLを1通のメールで送信)
・フォルダをアクセスキー(URL)で送信
・アクセスキー(URL)の期限設定や使用回数設定
◎ロック機能(ファイルやフォルダの排他制御)
◎バージョン管理(ファイルの世代管理)[オプション]
◎階層管理(管理権限をユーザに一部委譲することによる階層的なユーザ管理)[オプション]
◎掲示板機能(管理者からユーザへのメッセージボード)
◎Mac対応
◎ネットスケープ対応
…など
■セキュリティー新機能
◎ログ(全ユーザのアクションログ・アクセスキーに対するアクセスログ・共有フォルダへのアクセスログ)[オプション]
◎アクセスIP制限(XdriveにアクセスできるIPアドレスの制限)[オプション]
◎3要素ユーザ認証(コーポレートID・ユーザID・パスワードによる認証)
◎SSL強制設定
◎ユーザ機能制限(アクセスキーや共有機能をユーザ毎に制限)
…など
◇「Xdrive Enterprise powered by Oracle」…企業のファイルサーバ需要はインターネットサーバで解決
「Xdrive Enterprise powered by Oracle」は、「Xdrive Files powered by Oracle」の全機能をベーシックサービスとして搭載したサービスです。部署毎に分散し、各担当者がそれぞれ管理しているファイルサーバを「Xdrive Enterprise powered by Oracle」に統合することで、保守メンテナンスが不要になり、手間や経費の削減を実現します。
さらに、社外との情報共有が容易に、かつ安全にできる環境を提供します。
もちろん、オラクル製品の信頼性はこうした用途でも大きなメリットになります。
日本オラクルでは、グリッドコンピューティングを実現するための機能を搭載した次期プラットフォーム製品「Oracle 10g」を10月に発表しています。同製品へのアップグレードも含め、今後も引き続き技術的サポートを行い、エックスドライブ・ジャパンのサービス拡充を支援してまいります。
「日本オラクルは、このたびのエックスドライブ・ジャパン様の新ASPサービス提供開始における発表を歓迎いたします。
数多くの業務がネットワークを活用した協業モデルに変わったことにより、効率的かつ安全なファイルの共有が企業にとって重要な課題となっています。エックスドライブ・ジャパン様は、こうした課題を解決する新しいシステムとしてオラクル・データベースのコンテンツ管理機能である「Oracle Internet File System」を活用し、直感的でわかりやすい操作性と安全性、堅牢性を兼ね備えた新たなファイル共有の仕組みを提供します。 「Xdrive Files powered by Oracle」および「Xdrive Enterprise powered by Oracle」が、企業におけるファイル共有の仕組みを進化させ、ネットワークを活用した新たな業務スタイルの実現に大きく貢献されることを期待しております。」
[日本オラクル株式会社 アドバンストソリューション本部 本部長 堀 亮一]
エックスドライブ・ジャパン株式会社は、オンラインストレージサービスのリーディングカンパニーとして、今後もブロードバンド社会の情報共有環境をユーザに提案していきたいと考えております。
<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
エックスドライブ・ジャパン株式会社
オンラインストレージ事業部 大西
Tel:03-5649-6784/Fax:03-3249-1031
E-mail:xdrive-info@xdrive.co.jp
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
コーポレートコミュニケーションズ・グループ 広報 石川
Tel:03-5213-6395/Fax:03-5213-6990
E-mail:junko.ishikawa@oracle.com
●エックスドライブ・ジャパン株式会社について
エックスドライブ・ジャパン株式会社は、インターネット上でデータストレージサービスのプラットフォームを提供する会社として、2001年に設立されました。米国のエックスドライブ社の技術をベ−スに日本向けに特化した独自サービスを開発しています。同社は、ソフトバンク・ブロードメディア株式会社の関連子会社です。URL http://www.xdrive.co.jp/
●日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社はオラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点としたEビジネス構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日の店頭市場への株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,440名(2003年5月末現在)。URL http://www.oracle.co.jp/