ミリ単位の「造作家具」で理想の住まいを形に。築9年・庭付きマンションの部分リフォーム事例を公開

東京都江東区塩浜・T様邸にて、LDKのレイアウト変更と空間を有効活用するアイデアを凝縮

2026-09-03 13:00
株式会社アース

アウトドアが趣味のご家族が、庭付きのマンションを見つけたことでスタートしたリノベーションプロジェクトです。LDKのレイアウト変更を中心に、ライフスタイルにあわせた暮らし方をご提案しました。

物件・施工概要

施工時期:2021年
建物種別:マンション(築9年)
所在地:東京都江東区塩浜
施工価格:665万円(税抜)
施工箇所:部分改装
工期:3か月
専有面積:69.11平米(20.94坪)

Before

築浅ということもあり、比較的きれいだった水回り(キッチンを除く)はそのまま活かし、LDKの造作家具を中心にメリハリをつけたリフォームを行いました。既存のレイアウトを活かしながら、ご家族らしさを実現するパーツを付け加えていく、そんなプロセスを楽しみながら設計を進めていきました。

光と風が通り抜ける、収納力に優れたエントランス

もともと洋室だった空間を間仕切り、玄関からつながるエントランスへと拡張しました。シューズボックスは造作で仕上げたオリジナルで、床から浮かせたデザインにすることで、空間に広がりを与えます。また、既存の窓に加え、子ども部屋との壁に内窓を設けることで、採光と採風も意識した設計となっています。エントランスの床は、お手入れのしやすいタイル仕上げとしました。

ベッドとデスク、収納を備えた子ども部屋

コンパクトなスペースながら、お子さまの「勉強する」「寝る」「収納する」を造作家具によってすべて実現できるプライベートルームです。既製品では対応できないスペースにも、造作家具であればミリ単位で設計・製作できるため、施主様からの細かなご要望にも柔軟に対応可能です。

使い勝手をさらにアップデートしたWIC

既存のウォークインクローゼットをさらに使いやすく改良するため、店舗用に使われる金物を採用した壁付けの可動棚をご提案しました。また、壁の一部を有孔ボードで仕上げることで、ハンギングでの収納も可能になり、収納するアイテムのバリエーションが広がります。

木目と斜めに配置したTVボードが特長のリビング

リビングは斜め方向にスペースの広がりを感じられるレイアウトとし、かつ空間を無駄なく有効活用できるアイデアを具現化しました。天然木をフェンスのように目透かし仕上げしたTVボードは、裏側から棚板の高さや位置が調整できる構造です。さらに裏側には部屋干し用のハンガーパイプを備え、急な雨にも対応できる空間となっています。ボードの一番下は引き出し収納として無駄なく活用できる点も特徴です。また、リビングの一角に簡易的なワークスペースと収納も設けました。

夫婦揃って料理を楽しめるセパレートキッチン

キッチンはメラミンの天板が特徴の「GRAFTEKT(グラフテクト)」を採用。落ち着いたカラーリングで、LDKに調和するデザインとなっています。キッチンの形状はセパレートタイプとし、ご夫婦が一緒にキッチンに立てるレイアウトにこだわりました。キッチンまわりの収納も造作家具で仕上げているため、わずかな無駄もなく、ご家族の理想の空間を形にしています。見せる収納用の棚も設置しました。

大人も子どもも使えるワークスペース

ダイニングキッチンの近くに設計したワークカウンターは、テレワークにもお子さまの学習にも最適なスペースです。十分な広さを確保しているため、同時に作業をしても、それぞれ余裕をもって使うことができます。デスクの下には書類や冊子などを収めることができる引き出しも備えました。また、壁はマグネットが付けられる仕様になっているため、お気に入りのポストカードや大切な書類を貼ることも可能です。

海外のインテリアを思わせる、収納を兼ねたダイニング

キッチンにあわせて造作した収納カウンターは、ダイニングテーブルの高さと揃えて統一感を持たせました。海外のインテリア雑誌に出てきそうなシンプルな色使いと使い勝手の良いデザインで、上品な空間を演出しています。

穏やかな時間を味わえるハンモック

窓辺に備えたハンモックは、外の景色やテレビを楽しみながら穏やかな時間を満喫するための仕掛けです。省スペースでも十分にハンモックの揺らぎを楽しめる一点吊りのタイプをセレクトし、生活動線を妨げないよう配慮しました。

プライベートガーデンをグリーンでコーディネート

この物件を購入する決め手の一つとなったプライベートな庭スペースは、グリーンでコーディネートすることで、さらにご家族らしい空間へとアップデートされています。マンションに住みながら、まるで戸建てのような雰囲気を味わうことのできる貴重な空間です。