【納入事例レポート】あ、ここにも杉田エース！Vol.120郡山市内に新築された特別養護老人ホームに「避難滑り台」を納入させていただきました。
建築金物の総合エンジニアリング企業である杉田エース株式会社では、50,000アイテムにおよぶ様々な建築金物、建築資材を取り扱っています。その一部である最新納入例をご紹介します。
【納入事例レポート】あ、ここにも杉田エース！Vol.120
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http://www.sugita-ace.co.jp/report/archives/2011/11/24/entry3686.html
3月11日に起こった東日本大震災により福島県も大きな被害を受けました。原発事故により相馬や磐木の一部では未だに人は入れず、復旧の目処は立っておりません。杉田エースに入社以来最も苦しい体験をした一年です。郡山営業所のテリトリーは、福島県全域です。これからの復旧・復興のためにも私たちに課せられた使命は大きいと思います。
今回ご紹介させていただく事例は、福島県郡山市内に新築された特別養護老人ホームが舞台です。皆様もご存知の通り、日本は世界屈指の超高齢社会を迎えました。今後、人口の半分が50歳以上の方々が占めることになります。このことにより、要介護者は増加します。在宅介護体制の強化が叫ばれておりますが、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホームの需要は益々拡大することでしょう。
このお仕事は、郡山の金物店様から頂戴いたしました。このレポートでは、避難すべり台にスポットを当ててご紹介しますが、この他にも笠木、エキスパンション、フェンス、ピット、手すり、トイレブースなど多くの建材商品を納入させていただきました。
今回の仕事は予算が非常に厳しく、金額面での交渉がとても大変でした。その為にも原価の削減が最も重要です。仕入れの交渉だけでなく、材料の価格を見直すことも必要不可欠でした。
営業上の問題点は
1.価格に見合う製作工場を探すのが苦労しました。
2.材料のコストダウンです。スベリ面のみをステンレスにしてそれ以外をスチールの焼付け塗装に仕上げました。
お取引先とのきめ細かなコミュニケーション、仕入先とのタフな交渉などにより無事に受注をすることになります。
成約できたポイントは三つありました。
1.この案件に対して真っ先に杉田エースに頼ってくれたお客様との信頼関係です。
2.価格面でギリギリ何とか折り合いがついた事です。
3.大きな災害があったばかりなので避難手段の器具工事に協力したかった為です。
大震災を近くで体験した私にとりまして、今回の仕事はとても意義がありました。仕事観、人生観を大きく変えるほどです。福島が元に戻るのはまだまだ先のことでしょう。復旧や復興の場はまだまだたくさん残っています。私の仕事は福島県の復興へむけてのものになることでしょう。私の頑張りが、杉田エースの頑張りがそのまま福島県の復興に繋がります。それだけに真剣に働かないといけません。
お客様及び材料仕入れ業者様の協力の基に成り立っている仕事ですので、いつもそこを第一に考えております。
更にお客様からの要望や探し物等は極力最前の努力で応えられるように日々努力しております。
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