オラクル、俊敏性の高いビジュアル・アナリティクスでビジネスのデジタル化を加速する「Oracle Business Intelligence 12c」の提供開始

日本オラクル株式会社
2015-11-18 11:00

オラクルは、同社のアナリティクス製品の基盤となる「Oracle Business Intelligence」の最新版である「Oracle Business Intelligence 12c」の一般提供を開始することを発表しました。「Oracle Business Intelligence 12c(Oracle BI 12c)」はエンタープライズ規模であらゆるデータを融合し、視覚化して分析できるよう設計されており、これまでとは使い勝手が全く異なる新たな分析プラットフォームを提供します。「Oracle Business Intelligence12c」を導入することで、組織内のあらゆるユーザーは単一の統合プラットフォームを活用して、オフィスでも、外出中でも、セルフサービスでビジュアル化されたデータを発見して、喫緊のビジネス課題に対する回答を素早く見出すことができます。

企業は現在、ビジネスの俊敏性とエンタープライズ規模の拡張性の実現に関して、難しい選択を強いられています。デスクトップ・ソリューションは俊敏性の高いビジュアル・アナリティクス機能を備えている一方で、データをユーザーや部門ごとに運用できる範囲には限界があります。他方、従来のビジネス・インテリジェンス(BI)ソリューションはIT部門によってデータが運用管理されることでスケーラブルなパフォーマンスが実現されるものの、セルフサービスでの素早い対応やtime-to-value(ビジネス上の価値を導き出すまでの時間)の短縮という点では十分とは言えません。「Oracle BI 12c」は、圧倒的なビジュアル・アナリティクス機能に加えて、パーソナル、部門別、エンタープライズとあらゆる範囲を通じてダッシュボードや分析機能を活用できる最新のプラットフォームを提供し、いずれの面においても妥協の必要がない唯一の分析プラットフォームです。「Oracle BI 12c」では、セルフサービスのビジュアル・アナリティクスを実現する最先端の統合プラットフォームをさらに進化させ、最適化されたインメモリ処理や内蔵された高度な分析機能、簡素化された運用管理によって、これまでとは全く異なるユーザー・エクスペリエンスを実現します。

Land O’Lakes社のBIソリューションアーキテクトであるアービンダー・シン(Arvinder Singh)氏は、次のように述べています。「『Oracle Business Intelligence 12c』のベータプログラムを見て、その機能には驚かされました。企業にとって最大の利点はデータのマッシュアップが可能な点です。Excelのデータをアップロードして既存のOBIデータの抽出結果と組み合わせて素早く分析を行ったり、データを視覚化したりできるため、ユーザーはそれほど専門的な知識を身に付けなくても、さまざまな用途に役立つ有意義なダッシュボードを作成することができます」

「Oracle BI 12c」の新機能による主なメリットは以下の通りです。
・エンタープライズのアナリティクス機能にデータ視覚化やセルフサービスのデータ融合機能を統合することで、企業にとって最適な形でセルフサービスの敏捷性とIT管理による信頼性を1つのソリューションで実現
・文字あるいは音声で質問を入力すると視覚化された回答を得ることのできる検索駆動型の直観的な分析機能によって、分析の対象範囲を広げ、組織全体を通じてアナリティクス機能を活用可能
・システムリソースを最も効率的に活用できるよう最適化されたインメモリ処理機能により、パーソナル、部門別、エンタープライズ、さらにビッグデータソースから、より大量のデータをこれまで以上に短時間で分析可能
・運用管理を簡素化し、アップデート手順を効率化することによって、所有コストを大幅に削減

オラクルのビジネス・アナリティクス担当グループ・バイスプレジデントであるハリ・サンカー(Hari Sankar)は、次のように述べています。「当社のお客様はいずれも、めまぐるしく変化する今日のビジネス環境において、十分な情報を得た上でスピード感を持って意思決定を行うためには、分析プラットフォームに妥協は許されないことを認識しており、拡張性と信頼性のいずれも損なわれることのないビジュアル・アナリティクス機能を求めています。『Oracle BI 12c』はユーザーが必要とするあらゆる機能を備えたエンタープライズクラスのビジュアル・アナリティクス・プラットフォームを提供し、簡素化された運用管理とガバナンスで豊富なビジュアル・アナリティクス機能と卓越したパフォーマンスを実現します」

「Oracle BI 12c」はオラクルのすべてのアナリティクス製品と互換性を持ち、オンプレミス、クラウドのいずれの製品とも統合が可能です。テクノロジーに対するオラクルの一貫したアプローチによって、オラクルのアナリティクス製品は、クラウドからオンプレミス型までのあらゆる製品を通じてエクスペリエンスの継続性とポータビリティが確保されているため、企業はそれぞれの環境に合わせた導入や、必要に応じて簡単に規模を拡張していくことができます。

参考資料
・Oracle Business Intelligence 12c*
https://www.oracle.com/solutions/business-analytics/business-intelligence/index.html
・Oracle Business Intelligence 12c Major Release is Available*
https://blogs.oracle.com/emeapartnerbiepm/entry/obi_12c_major_release_is
・Oracle Business Intelligence 12c データシート*
http://www.oracle.com/us/solutions/ent-performance-bi/business-intelligence/bi12c-data-sheet-2745977.pdf
*英語のみ

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