「部下を変える」から「環境を変える」へ。 行動科学に基づく『組織行動マネージャー認定試験』を創設

~精神論や経験則に頼らない科学的マネジメントを学ぶ  オンライン認定制度を2026年10月20日より開始~

2026-10-20 13:00
一般社団法人実務能力開発支援協会

一般社団法人実務能力開発支援協会(東京都千代田区、代表理事:栗原 浩幸)は、人の行動を科学的に分析・改善する「組織行動マネジメント(OBM:Organizational Behavior Management)」の考え方を体系的に学び、実務で活用できる人材を育成する『組織行動マネージャー認定試験』を創設しました。
応用行動分析学(ABA)のビジネス応用を長年にわたり研究・実践してきた榎本 あつし氏(一般社団法人日本ABAマネジメント協会 代表理事)全面監修のもと開発された学習コンテンツで、その第1弾となる「ベーシックマスター」の申込み受付を2026年10月20日(火)より開始いたします。

近年、人的資本経営への関心が高まり、多くの企業が管理職教育や人材育成への投資を進めています。しかし現場では、「何度指導しても同じミスを繰り返す」「主体的に動かない」「指示待ちから脱却できない」といったマネジメント課題が依然として解消されていません。

当協会は、その背景には「やる気」や「意識」といった個人の資質に原因を求める従来型マネジメントの限界があると考えています。
本認定試験が提案するのは、「部下を変える」のではなく、「人が自然と成果を発揮できる環境を設計する」という新しいマネジメントの考え方です。精神論や経験則だけに頼るのではなく、行動科学に基づく再現性のあるマネジメントを社会へ広げ、日本企業の持続的な成長と人的資本経営の実践に貢献することを目指します。

組織行動マネージャー認定試験 創設の背景

管理職に求められるのは、「人を変える力」ではなく「環境を設計する力」
「部下が動かない」「何度注意しても改善しない」「主体性が育たない」――。
多くの管理職が抱えるこれらの悩みに対し、これまでは研修や意識改革など、個人の内面へ働きかけるアプローチが中心でした。
しかし、「本人のやる気や資質の問題」と片付けられ、同じ課題が繰り返されるケースも少なくありません。

組織行動マネジメント(OBM)は、人の行動を「性格」や「気持ち」ではなく、「環境との相互作用」として捉える応用行動分析学(ABA)の考え方を企業経営へ応用したマネジメント手法です。
「なぜ、その行動が起きるのか」を科学的に分析し、人を責めるのではなく、望ましい行動が自然と生まれる環境を設計することで、再現性のある組織づくりを実現します。
当協会では、この考え方を一部の専門家だけの知見にとどめるのではなく、管理職・人事担当者・経営層の「新しい共通言語」として社会へ普及させたいという思いから、『組織行動マネージャー認定試験』を創設しました。

『組織行動マネージャー認定試験』について

https://obmanager.jp/
本認定試験は、組織の成熟度やマネジメントレベルに応じて段階的に学べる3つのコースで構成されています。

ベーシックマスター(2026年10月20日スタート)

 組織行動マネジメントの基本原理の理解と、行動分析の視点(共通言語)の基礎を養成

プラクティスマスター(開発中)

 OBMの“応用的”な知識や技術を身に付け、職場での確実な実践力を習得

グランドマスター(開発中)

 組織変革を導く行動科学のプロフェッショナルとして、OBMを社内外へ展開

段階的な学習を通じて、個人のスキル向上にとどまらず、組織全体の持続的なパフォーマンス向上を支援します。

本認定試験 3つの特長

  1. 精神論ではなく、「行動」を科学するマネジメント
    「やる気がない」「意識が低い」といった曖昧な評価ではなく、人の行動を「先行条件(Antecedent)」「行動(Behavior)」「結果(Consequence)」のABC分析で客観的に捉えます。人を変えようとするのではなく、成果につながる行動を引き出す環境を設計することで、誰もが再現できるマネジメントの実践を目指します。
  1. 理論を現場実践へつなげるオンライン学習プログラム
    理論を学ぶだけで終わらせず、企業で実際に起こり得る組織課題を題材に、現場での実践を意識したカリキュラムを採用しています。動画講義とWEB試験によるオンライン完結型のため、時間や場所を選ばず学習でき、学んだ知識を実務へスムーズに活かすことができます。
  1. 長年の実践知を持つ専門家による監修と共同認定
    講義動画、公式テキスト、試験問題は、応用行動分析学(ABA)のビジネス応用を長年にわたり研究・実践してきた榎本 あつし氏が全面監修。企業現場で培われた知見を反映し、理論と実践の両面から学べる内容としています。
    また、本認定試験は一般社団法人日本ABAマネジメント協会と一般社団法人実務能力開発支援協会による共同認定制度です。合格者には両団体連名の認定証を発行し、学習成果と実務力を客観的に証明します。

組織行動マネージャー認定試験<ベーシックマスター>の受講・受験概要

受講・受験形態:WEB講座+WEB試験(オンライン完結)
講座内容   :WEB動画講義
        (全4章19講 計6時間半/各章末に理解度チェックあり)
試験形式   :四肢択一・全40問(試験時間:50分/正答率75%以上で合格)
受験可能期間 :お申込み(アカウント発行)から90日間
受験料    :38,500円(税込) ※公式テキスト・教材一式・認定料込
受験資格   :特になし(どなたでも受験いただけます)
申込み方法  :公式WEBサイト https://obmanager.jp/ よりお申込み
※10名様以上のお申込みには「団体割引制度」が適用されます

講義動画/公式テキスト/スライド集

講義動画/公式テキスト/スライド集

監修者・講師プロフィール

榎本 あつし氏
一般社団法人日本ABAマネジメント協会 代表理事
株式会社MillReef 代表取締役 / 社会保険労務士法人HABITAT 代表社員
人事派遣会社の人事部を経て独立。企業の人事制度構築、人材育成、組織開発など多数の支援実績を持つ。応用行動分析学(ABA)のビジネス応用・普及に長年取り組み、講演・研修・執筆活動を通じ、管理職育成や組織開発分野で幅広い実績を有する。
著書に『組織行動マネジメント』(日本生産性本部)、『自律型社員を育てる「ABAマネジメント」』(アニモ出版)など多数。

榎本 あつし氏コメント

私たちはこれまで、「人を変えよう」とするマネジメントを当たり前のように続けてきました。しかし、応用行動分析学(ABA)が教えてくれるのは、「人を責める」のではなく、「人が望ましい行動を取りやすい環境を設計する」という考え方です。
本認定試験では、精神論や経験則ではなく、行動科学に基づいたマネジメントを、現場で実践できる形で学んでいただけます。一人でも多くの管理職や人事担当者に、この考え方を新たな選択肢として届けられることを期待しています。

今後の展望

一般社団法人実務能力開発支援協会では、ベーシックマスターに続き、応用的な知識・技術を身に付け、確実な実践力を習得する「プラクティスマスター」、組織全体の変革をリードする行動科学のプロフェッショナル「グランドマスター」を順次展開予定です。
単なる知識習得や資格取得にとどまらず、組織行動マネジメント(OBM)を企業経営の現場へ定着させることで、管理職・人事担当者・経営層が共通の視点で人材育成や組織開発に取り組める環境づくりを支援します。
また、企業研修や人材育成プログラムとの連携も視野に入れながら、科学的マネジメントの普及を通じて、日本企業の持続的な成長と人的資本経営の実践に貢献してまいります。

会社概要

商号  : 一般社団法人実務能力開発支援協会
代表  : 代表理事 栗原 浩幸
所在地 : 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1-20 御茶ノ水安田ビル6階
URL   : https://jitsumu-up.jp/
業務概要: (1)ビジネス実務能力に関する検定試験の開発及び実施
      (2)検定試験に対応した対策テキストの開発及び販売
      (3)検定試験に対応した試験対策講座の実施
      (4)検定試験における認定者の更新講座の実施
      (5)実務能力の向上に関するセミナーの実施等の啓発活動
      (6)セミナー講師養成等の人財育成
      (7)前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業