成人ADHD当事者として約25年発信する篠原 由佳、 生成AI実践書『ADHDのまま、AIを活かして夢を形にする』を刊行

「やりたいのに取りかかれない」を、AIと仕組みで最初の一歩へ  紙と手書きからAIコーディングまでの実体験と、困りごと別77の実践策を収録

2026-07-31 10:00
株式会社リオンヌ

株式会社リオンヌ(本社:東京都豊島区、代表取締役:篠原 由佳)は、作家で成人ADHD当事者の篠原 由佳(旧名・白井 由佳)によるKindle新刊『ADHDのまま、AIを活かして夢を形にする』を、2026年7月28日にAmazon Kindleストアで発売しました。

新刊著書表紙

新刊著書表紙

篠原は2000年前後から、成人ADHD当事者向けのウェブサイト、掲示板、チャット、オフ会などを運営し、約25年にわたり当事者の立場から発信を続けてきました。

本書は、紙と手書きの時代に、忘れ物、転記ミス、先延ばし、仕事への着手、やりかけで止まっている仕事の再開などに苦労した著者が、ワープロ、インターネット、クラウド、スマートフォン、生成AI、AIコーディングへと道具を変えながら、仕事と暮らしを回す方法を作ってきた実体験をまとめた当事者実用書です。

「やりたいのに、取りかかれない」から始まった

著者は子どもの頃から、手書き、片づけ、手順を追う作業を苦手としていました。
社会人になると、数字を書き写すたびに訂正印が増え、電話を聞きながらメモを取ることにも苦労しました。

一つの仕事をしている途中に、電話や別の依頼が入る。
元の仕事へ戻ったときには、どこまで進めていたのか分からない。
一日中動いているのに、完成した仕事が少ない。

著者は長い間、その原因を「自分の注意力や根性が足りないから」と考えてきました。
しかし、ワープロ、電子メール、クラウド、スマートフォンなど、道具が変わるたび、同じ本人でも仕事の結果が変わっていきました。

手で書かなくても文章を残せる。
予定を記憶だけに頼らず、カレンダーへ預けられる。
やりかけで止まっている仕事の続きを、履歴から確認できる。

著者が得たのは、別人になる方法ではありません。自分の苦手な工程を、道具と仕組みで少し楽にする方法でした。

生成AIは「きれいな質問ができる人」だけのものではない

生成AIを使うには、正確な指示文や専門的なプロンプトが必要だと思われがちです。
本書で著者が紹介するのは、考えがまとまっていない状態からAIへ話しかける方法です。

「頭の中がぐちゃぐちゃなんだけれど、聞いてくれる?」
「今から思いついた順に話すので、今日できることを一つにして」
「この仕事を、最初の5分でできることまで小さくして」

まとまらないからこそAIに話し、問い返してもらいながら考えを整理する。大きすぎる仕事を、実際に取りかかれる最初の一歩まで小さくする。
AIに人生の答えを出してもらうのではなく、本人が考え、選び、動きやすくなる状態を作るために使います。

「止まらない」より、「止まっても戻れる」

本書で重視しているのは、一度もやりかけで止まっている人になることではありません。
仕事中に電話や家族からの呼びかけが入ることは避けられません。そこで著者は、やりかけで止まる前に、「次は第3段落の数字確認から」など、再開するときの最初の行動を一行だけ残しています。
仕事ごとにAIのチャットを分け、決めたこと、見送った案、次にすることを残しておけば、別の仕事へ移ったあとでも、続きから始めやすくなります。

三日で止まっても、四日目に戻ればよい。
継続できない自分を責めるのではなく、
戻るための手がかりを外へ残す。

これが本書の中心にある「止まっても戻れる」仕事と暮らしの仕組みです。

非エンジニアの著者が、AIでゲームや仕事のサイトを制作

著者は生成AIとの対話だけでなく、AIコーディングも実際の制作と仕事に使っています。
最初に試したのは、「赤ちゃんが、積み木のように重なっていくゲームを作りたい」という短い言葉から始まった、子ども向けゲームの試作でした。

その後、犬が骨を拾うゲームや、パソコン内のファイルを整理する仕組みを試作。さらに、公開情報を用いて企業や人物を調べるOSINT調査サービスのウェブサイトを制作し、実際の事業に活用しました。

コードの多くはAIが生成しましたが、

・誰のために何を作るのか
・どの案を採用するのか
・どこを修正するのか
・いつ公開するのか

を決めたのは著者本人です。

著者はこの体験を、「プログラマーになったのではなく、作れないと思っていた側から、試して判断する側へ回れた」と表現しています。

巻末付録は「困りごと」から選べるツールボックス

巻末には、日常の困りごとから必要な方法を探せる「実践ツールボックス」を収録しました。
11の路線、合計77の実践策を、一度に全部行うのではなく、その日に必要なものを一つ選んで試せる構成にしています。

収録例:
・約束の時間ではなく、支度を始める時間から予定へ入れる
・やりかけで止まる前に「次はここから」と一行残す
・大きな作業を、最初の5分まで小さくする
・まとまらないままAIへ話しかける
・添付、数字、日付など重要な確認だけを仕組みにする
・感情的な返信や衝動買いに24~72時間置く
・仕事ごとにAIチャットを分け、決めたことを残す

医学的な解説や、AIの機能を網羅するための付録ではありません。著者自身が仕事と暮らしの中で試し、使ってきた方法を中心にまとめています。

著者・篠原 由佳のコメント

「タイトルには『夢を形にする』と入れましたが、大きな夢がある人だけの本ではありません。

メールを返したいのに返せない。
家事や仕事へ取りかかれない。
途中で別の用事が入ると、元の作業へ戻れない。

まず、そんな毎日の困りごとを一つ減らすところから始めます。

AIは、私の代わりに夢を決める道具ではありません。私の中にあった考えを整理し、現実まで運ぶ工程を手伝ってくれる道具です。

私は還暦を迎える今も、忘れますし、先延ばしもします。ADHDが治ったわけではありません。それでも、できることは増えました。

何十年も『私は駄目だから』と自分を責めてきた方に、足りなかったのは意志ではなく、自分に合う仕組みだったのかもしれない、と伝えたいと思っています」

本書の概要

書名      : 『ADHDのまま、AIを活かして夢を形にする』
サブタイトル  : 忘れ物・先延ばし・やりかけを減らす
          意志や根性に頼らず、仕事と暮らしを回す仕組み
著者      : 篠原 由佳(旧名・白井 由佳)
発行      : リオンヌブックス
発売日     : 2026年7月28日
形式      : Amazon Kindle電子書籍
価格      : 発売記念価格250円(税込・配信日時点)
Amazon販売ページ: https://amzn.asia/d/0hKr24rK
公式ページ   : https://yuka.lionne.jp/adhd-ai/

著者プロフィール

篠原 由佳(しのはら・ゆか)
旧名・白井 由佳。
作家、会社経営者、成人ADHD当事者。
2000年前後に成人ADHD当事者向けのウェブサイトを開設。掲示板、チャット、オフ会を運営し、その後、活動をNPOへ展開しました。
成人ADHD当事者として約25年にわたり、忘れ物、片づけ、仕事、人間関係などの当事者経験と暮らしの工夫を発信しています。
現在は株式会社リオンヌを経営し、生成AIとAIコーディングを、出版、資料整理、調査、ウェブサイト制作、動画制作、仕事管理などに活用しています。著書に『ADHDのまま、60歳になりました』など。

取材・出演でお話しできるテーマ

・成人ADHD当事者として約25年発信してきた経験
・女性の成人ADHDと、家庭・仕事で見えにくい困りごと
・「やりたいのに取りかかれない」をAIで小さくする方法
・やりかけで止まっている仕事へ戻るための具体策
・中高年、シニア、AI初心者の生成AI活用
・非エンジニアによるAIコーディングの実例
・AIを鵜呑みにせず、確認と最終判断を人間に残す方法
・紙と手書きから生成AIまで、約40年のIT体験

取材時には、実際のAI画面、ゲーム試作、OSINT調査サイト、実践ツールボックスを用いた説明も可能です。

会社概要

会社名 : 株式会社リオンヌ
代表者 : 代表取締役 篠原 由佳
所在地 : 東京都豊島区北大塚1-15-18-503
設立  : 2019年9月20日
事業内容: 出版、映像・ウェブコンテンツ制作、
      公開情報を用いた調査、メディア運営等
URL   : 会社公式 https://lionne.jp/
      篠原 由佳公式 https://yuka.lionne.jp/