スマートホスピタルは「IT導入」では終わらない
2026年1月、国内外の医療関係者が注目する現場主導の医療DXとは
医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院では、数年前から「スマートホスピタル」を重要な経営テーマの一つとして位置づけ、段階的に医療DXの取り組みを進めてきました。
当院が目指しているのは、最新技術を導入すること自体ではなく、医療の質と働く環境を持続的に守るための“土台づくり”です。
医療現場が抱える課題は、現場だけでは解決できない
医療の現場では現在、
人材確保の難しさ
・業務の複雑化・属人化
・情報共有にかかる時間と負担
・患者対応の多様化
といった課題が重なり合っています。
こうした状況の中で、「忙しいから後回し」「現場が落ち着いたら検討する」といった姿勢では、医療の質や職員の働きやすさを守れなくなる――その危機感が、当院のスマートホスピタル推進の出発点でした。
経営と現場が同じ方向を見るために
こうのす共生病院では、DXを情報システム部門だけの取り組みにはしていません。経営層、現場職員、各職種が共通の目的を持ち、以下の点を繰り返し確認しながら進めています。
・なぜ今これが必要なのか
・現場の負担はどう変わるのか
・患者さんにどんな影響があるのか
その結果、AI問診、モバイル端末活用、PHR連携、業務支援システムなどが、単発ではなく「つながった仕組み」として院内に根付き始めています。
スマートホスピタルが目指すのは「人と人が触れ合う時間を取り戻すこと」
当院のDXは、医療行為を機械に任せるためのものではありません。
・職員が本来注力すべき「人に向き合う時間」を確保する
・情報を探す・転記するといった作業を減らす
・判断や対応の質を安定させる
こうした“余白”をつくるための仕組みとして、テクノロジーを活用しています。
導入後には、「業務の流れが見えやすくなった」「無理のない働き方を考えられるようになった」といった声も現場から聞かれるようになっています。

スマートホスピタルは完成形ではなく、更新し続けるもの
医療DXに「完成」はありません。
技術も、医療の形も、地域のニーズも変化し続けます。
こうのす共生病院では、スマートホスピタルを一過性のプロジェクトではなく、更新し続ける仕組みとして捉え、運用と改善を重ねています。
こうした取り組みは院内にとどまらず、近年は外部からの関心も高まっています。
2026年1月に入ってからも、すでに2件の病院見学を受け入れており、国内の産科医療に携わる医療機関のほか、海外(韓国)からも視察が行われました。
見学の場では、導入しているシステムの紹介だけでなく、「なぜその判断をしたのか」「現場ではどのように受け止められているのか」「運用上の工夫や課題は何か」といった点について、率直な意見交換が行われています。
当院としても、こうした対話を通じて新たな視点を得ながら、スマートホスピタルのあり方を更新し続けています。
地域医療を未来につなぐために
スマートホスピタルの取り組みは、
働く職員のためだけのものでも、効率化のためだけのものでもありません。
地域の医療を止めないこと、安心して医療を受けられる体制を続けること、次の世代が医療に関わりたいと思える環境をつくること。
そのために、当院はこれからも「人が主役の医療DX」に向き合い続けていきます。
取材・お問い合わせ・見学のお申込み
医療法人社団鴻愛会
こうのす共生病院 広報室
電話:048-541-1131
メール:info@kouaikai.jp
公式サイト:https://kouaikai.jp/
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