舞台『東野圭吾シアターVol.2 ナミヤ雑貨店の奇蹟』葉山侑樹&土屋神葉&SANTAスペシャルインタビュー到着!!
「東野圭吾シアター」の第二弾となる、舞台『東野圭吾シアターvol.2 ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、2026年5月16日(土)~24日(日)にサンシャイン劇場、6月6日(土)・7日(日)にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演されます。
「東野圭吾シアター」は、東野圭吾の小説を連続で舞台化していく企画公演シリーズ。第一弾は『祈りの幕が下りる時』を舞台化し、好評を博しました。第二弾となる今回は、全世界で累計1300万部突破のベストセラー小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を上演します。過去と現在が手紙を通じて交錯する、心温まるタイムトラベル・ファンタジーは、これまでにも舞台化、ミュージカル化、そして2017年には映画化もされ多くの人に感動を与えてきました。。脚本・演出は2013年、2016年、2022年それぞれの上演時にも脚本・演出を担い、繊細な人間ドラマの描写に定評のある成井豊が務めます。
この度、敦也役の葉山侑樹、翔太役の土屋神葉、幸平役のSANTAが本作への意気込みを語るインタビューが到着しました!!

――本作への出演決まったときの心境を教えてください。
葉山:舞台初主演で、このような有名な作品に出演させていただけること、そして素敵なキャストさんと共演できることがすごくうれしいです。そもそも、僕自身は舞台でお芝居をするのが5年ぶりなんです。なので、正直なところ、最初は「この作品で自分は何ができるんだろう」というプレッシャーも大きかったですが、今は楽しみな気持ちでいっぱいです。
土屋:僕は、成井さんの作品は今回で3回目になるので、まず、こうしてまたご一緒させていただけることに喜びを感じました。原作は、誰もが知っていると言っても過言ではない名作なので、この作品の中に役者として入ることができることへの驚きもあり、喜びと驚きのふたつの感情の間で、とても不思議な感情になりました。(取材当時は)まだ稽古が始まっていないので、役者としてどういうことができるのかは分かりませんが、この3人の丁々発止のやり取りを通して、お客さまを飽きさせない、そしてしっかりと東野圭吾さんの物語を紡いでいく作品を作っていきたいと思っております。
SANTA:僕は日本語の舞台で、これだけのセリフ量がある作品に出演するのが初めてなので、すごく緊張しています。今も緊張しています(笑)。ですが、自分の日本デビューとも言える本作で、皆さんに広く知られている素敵な作品に参加させていただけることを光栄に思っています。気合いを入れて頑張ります。
――原作や台本、これまでの公演をご覧になった感想は?
葉山:最初に原作を読み終えたときに、素直にすごくいい時間だったなと思ったんですよ。それはきっと、「心が温まる」ということなのかなと。そう感じたのは、僕たちが演じる青年3人が読者の目線に近い存在として物語が進んでいくからだと思います。3人は、不思議な体験に遭遇し、それによって人間として成長していきますが、読者も自然と彼らに自分を重ね、心を動かしていきます。そうした共感性がこの作品の魅力で、これまで何度も舞台で上演されて、映画化された理由なのかなと思いました。

土屋:僕は2016年の舞台公演の映像を観させていただいたのですが、目まぐるしくシーンが移り変わっていくスピーディな展開は、成井さんにしか作り出せないものだと感じました。成井さんがさまざまな作品を作り上げてきた中で確立させた1つの方程式があって、それはほかの演劇作品とは一線を画す、成井豊作品の強みだと思います。僕たちが、そうした成井作品の一部となるためには、集中力を切らさないことや、声をしっかり保つ発声方法といった、役者としての体力が必要です。成井さんの船に乗るのだから、乗組員としての役割をしっかり果たさなくてはいけないと今、感じています。
SANTA:僕も小説も読み、舞台公演の映像も映画も観ましたが、何度も繰り返し観たくなる魅力に溢れている作品だなと思いました。人と人の繋がりを描いているので、繰り返しこの作品に触れているうちに、それぞれのキャラクターを深掘りしたくなるんです。そうやって何度も味わえるというのが、この作品の素敵なところだと思います。なので、今回の舞台でも、それぞれのキャラクターを丁寧に作り上げ、それぞれの味付けでお見せすることで、きっとまた新鮮に楽しんでいただけるのではないかと思っています。
――土屋さんは成井さんの作品は3回目になりますが、成井さんの演出についてどのように感じていますか?

土屋:僕は毎回、成井さんを信じて、ただただついていっています。本当に唯一無二の演出方法だと思いますし、成井さんならではの個性があると感じています。作品の強さを打ち立てていく方なので、自分の中にある、それまで培ってきたものを引っ張り出して演じるというよりは、成井さんが求めているものを稽古の中でリサーチしていって、求めている形で出すことが大切なのかなと。今回は、成井さんが主宰されているキャラメルボックスの劇団員の方もいらっしゃいますので、そういった方々のお芝居を見ながら、どういったテイストで作品を届けるのかをしっかりと見定めていきたいと思います。
――葉山さんとSANTAさんは成井作品初参加です。これからのお稽古に向けての楽しみや期待などを教えてください。
葉山:僕も2016年の公演の映像を拝見しましたが、とにかく会話がスピーディーだなと感じました。だからこそ、あっという間にストーリーが展開していく。僕はこれまで映像のお芝居が多かったので、今回、成井さんの演出でどう自分のお芝居が変わっていくのかが楽しみの一つでもあります。今回、これまでに2回、敦也を演じていらっしゃる多田直人さんが(波矢貴之役で)出演されるので、すごく心強いです。多田さんの前で敦也を演じることに緊張もありますが、分からないことがあったら、お力をお借りしようと思っています。
SANTA:僕も、展開が早いので、しっかりとセリフを伝えなくてはいけないと思いました。お客さまは、僕たち3人と同じ目線でこの物語を見ると思うので、僕たち3人の関係性やそれぞれの性格、そこに至る過去を丁寧に作っていきたいと思います。それと同時に、物語を説明する役どころでもあると思うので、お客さまにしっかりと物語を届けていきたいです。僕にとって、学ぶことが多いお稽古になると思うので、それも楽しみに頑張ります。
――それぞれが演じる役柄の印象も教えてください。
葉山:僕が演じる敦也は、思ったことをすぐ口に出してしまうタイプなので、最初は印象が悪いかもしれませんが、過去の出来事がトラウマになっていて簡単に人に気を許すことができないのだと思います。この3人で一緒にいるという理由も、同じ施設で育ったからとか、仲が良いからというよりは、依存に近いところがあるのかなと。居心地がいいし、思ったことは何でも言えるし、喧嘩をすることはあっても肯定してくれるから二人といる。そうした関係の3人が不思議な体験に遭遇する中で、いろいろなことを考え、葛藤して、成長するというのがこの役の魅力かなと思います。
土屋:翔太は、手紙が届いたときに、一番警戒心を持っていますが、その中でも一歩を踏み出す姿が印象的でした。新しいものや分からないものにも飛び込む勇気を持っているのかなと思います。3人のキャラクター性は、翔太を演じる役者によってもかなり変わってくるのではないかと思っています。ただ、それは作りを変えるということではなく、役者本人が持っているものが翔太を輝かせて、唯一無二のものになると思うので、しっかりと役に向き合い、3人の中での関係性を感じながら演じていきたいなと思っています。
SANTA:幸平は、天然で抜けているところがあって、愛くるしい人物ですが、養護施設には5歳から入っているので、施設歴は一番長いんです。他の子が虐待をされて入ってくる姿も見ているから、優しいのかなと思います。たくさんの人に愛してもらえる幸平を演じられたらいいなと思っています。
――3人でのシーンは、皆さんの関係性が役にも反映されるのかなと思います。今回、初共演になりますが、お互いの印象は? また、これからどうやって仲を深めていきたいと考えていますか?
葉山:実は、今日(取材をしたこの日)初めてお会いしたのですが、お二人とも雰囲気がすごく柔らかいなと思いました。僕はあまり自分から話しかけるのが得意ではないのですが、二人とはフラットな状態でいられます。休憩時間に、おいしいご飯屋さんに行こうとか、趣味の話で盛り上がったので、稽古が始まったら、役についてのディスカッションもたくさんしていきたいと思っています。
土屋:確かに3人のこの関係性がにじむのだと思いますし、それはもしかしたらとても怖いことかもしれません。でも、同時にそれはチャンスでもあると思うので、この3人で良かったなと思っていただける舞台にしていけたらと思います。
SANTA:幸平は3人の中では末っ子キャラで、二人についていくタイプだと思います。なので、僕自身もお二人にいろいろと連れ回して欲しいです。先ほど、おいしいラーメン屋さんを教えてもらったので、ぜひ連れて行ってもらいたいと思います(笑)。
――葉山さんは、5年ぶりの舞台にして初主演になりますが、改めて主演として舞台に立つことへの思いを教えてください。
葉山:実は、主演だからということはあまり考えていないんです。いろいろ考えてしまうと、焦りや余計な緊張が生まれてしまうのかなと思って。敦也の葛藤を自分のお芝居を通じて届けることが、僕のやるべきことなので、主演だからということはあまり考えないようにしています。きっと主演というものは、たくさんのキャストさんを引っ張るということではなく、敦也としてこの作品の顔になるという役割なのかなと思います。なので、そういう存在でいたいですし、舞台の上で役として生きることを大切に、作品に向き合って頑張ります。
――続いて、土屋さんに質問します。原作の小説も人気が高く、映画化もされて話題となった本作ですが、舞台で上演することの意義や魅力をどんなところに感じていますか?
土屋:舞台は生もので、だからこそ尊さもあり、恐ろしさもあるものだと思います。そこでしか生まれない感情は、再現することができないですし、それはそのときに劇場にいらっしゃっていたお客さましか知ることができません。そうしたところに舞台のロマンがあると僕は考えています。今回の作品は、時空を超えて人と人が出会い、運命が変わっていく、変えられていくという繋がりを描いている作品だと思いますが、その繋がりや人に及ぼす影響というものは、まさに舞台の上で演じる側、そしてそれを観るお客さんの間に育まれていくものと同じだと思います。そう考えると、この作品が舞台で上演されることはすごく自然なことに思います。そのときにしか見られない『ナミヤ雑貨店の奇蹟』をしっかりとお客さまに届けられるように、3人で感情を積み重ねていけたらと思っています。
――SANTAさんは中国でデビューされていますが、日本の舞台はまた中国とも違うのかなと思います。改めて、日本で舞台に立つことへの思いや楽しみを教えてください。
SANTA:(この作品の台本を読んで)日本語の深みをすごく感じています。僕の第1言語は日本語なんですが、中国の言葉を覚えた今、改めて日本語を見ると、その美しさや、選択肢の多さを感じます。日本語は、敬語や語尾によって、そのキャラクターが分かるんですよね。そうした日本語の魅力を今、もう1度見直していきたいです。日本で舞台に立つことにはもちろんプレッシャーもありますが、全力で頑張りたいと思っています。

――最後に、公演に向けた意気込みと読者へのメッセージをお願いします。
葉山:この原作を読んだときに、「すごくいい時間を過ごせた」という感情になりました。今回は、それを舞台で上演するので、お芝居を通して、皆さんに感動や人の温かさをお届けできればと思っています。ぜひフラットな感情で会場に来ていただいて、楽しんで帰っていただけたら嬉しいです。
土屋:(本作は)運命に左右されて変わっていく人たちの物語だと思います。それは本人にとっては特別な瞬間ですが、実は日常にありふれている出来事です。そうしたことを、今1度見つめさせてもらえる作品になるのではないかと思っています。僕たちが演じる3人の青年は、この物語を通して見える景色が変わっていきますが、観客の皆さんもこの作品を見終わったときに、これまで見てきた景色がちょっとだけ変わると思います。ぜひ劇場で僕たちが生み出す空気感や物語の情緒を味わっていただきたいです。
SANTA:東野圭吾さんの名作を原作とした舞台ですが、今回、初めて観るという方もいるかもしれません。僕たちにしか出せない味があると思うので、この作品を何度も楽しんでいただけるように、僕たちなりの形でお届けしていけたらと思います。
【速報!!】
本公演のアフタートークの開催が決定!さらに小学生から18歳以下のお子様の無料招待も決定!お得な情報や作品の裏側?!をお届けする公式Xも開設いたしました。
■アフタートーク開催決定!
5月19日(火)14:00 多田直人・関根翔太・三浦剛・渡邊安理・林貴子・辻合直澄
5月20日(水)14:00 葉山侑樹・土屋神葉・SANTA
5月20日(水)19:00 葉山侑樹・土屋神葉・SANTA
5月22日(金)19:00 神保悟志・濱岸ひより・多田直人
■小学生〜18歳以下のお子様を無料でご招待!文化庁・子供舞台芸術鑑賞体験支援事業
本公演は「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」に採択されました。
18歳以下の方は、無料で観劇いただけます。詳細は公式サイトにてご確認ください。
■公式X開設しました!
公式X:@hk_theater
※東野圭吾シアターVol.1の公式Xを引き継いでいます。
チケットの一般発売は4月8日(水)10:00から!お見逃しなく!!
あらすじ
敦也・翔太・幸平は、同じ養護施設で育った仲間。
ある夜、ある家にコソ泥に入り、逃亡の途中で、廃屋になった雑貨店に逃げ込む。すると、表の方で微かな物音。シャッターの郵便口から、誰かが封筒を入れたのだ。中の便箋には、悩み事の相談が書かれていた。この雑貨店は、店主が生きていた頃、近隣の住人の悩み事の相談に答えていたのだ。3人はほんの遊び心から、返事を書いて、牛乳箱に入れる。すると、またシャッターの郵便口から封筒が。そこには、3人の返事に対する、さらなる質問が書かれていた。しかも、差出人は、数十年前の時代の人間らしい……。
公演概要
タイトル:東野圭吾シアターVol.2 ナミヤ雑貨店の奇蹟
原作:東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川文庫 刊)
脚本・演出:成井豊
出演:葉山侑樹 土屋神葉 SANTA/濱岸ひより 関根翔太 三浦剛 渡邊安理 林貴子 澤田美紀
櫻井佑音 辻合直澄 多田直人/神保悟志
日程・劇場:
【東京公演】2026年5月16日(土)〜24日(日) サンシャイン劇場
【大阪公演】2026年6月6日(土)・7日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
※開場は開演の45分前
※未就学児入場不可
チケット:全席指定・税込
東京・大阪公演 9,500円
一般発売:4月8日(水)10:00〜
公式サイト:https://napposunited.com/namiya2026
企画協力:株式会社KADOKAWA
主催・製作:TBS/ナッポスユナイテッド