缶詰食品の世界市場、アジアと南米での発展により2020年までに1,000億米ドル規模に
株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社Industry Expertsが発行した報告書「Canned Food - A Global Market Overview (缶詰食品:世界市場の概要)」の販売を開始しました。
食品に関する消費者の好みは非常に多様ですが、消費者が評価する品質にはほとんど違いがありません。消費者の食品および包装への需要リストのトップにあるのが鮮度、高品質な成分、便利さ、環境への優しさです。粗末な缶でこれらをすべて満たすことはできますが、消費者の認識は高くありません。例えば、缶詰食品の便利さは消費者から高く評価されていますが、健康・栄養面などその他のメリットは多くの場合無視されています。今日の消費者は、健康的なライフスタイルを維持するため栄養食品が果たす役割に関する知識を得ており、健康志向の食生活が一般的となり、より栄養のある食品への需要を強めています。
同レポートでは、缶詰の世界市場について分析し、北米(米国、カナダ、メキシコ)、欧州(ドイツ、スペイン、英国、イタリア、ロシア、ポーランド、ハンガリー、その他)、アジア太平洋(オーストラリア、中国、インド、日本、フィリピン、タイ、韓国、ベトナム、その他)、南米(アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、ペルー、ベネズエラ、その他)、およびその他の地域と、世界全体の市場の統計分析を取り上げます。
同レポートで取り上げる主要な缶詰食品のセグメントは、缶詰の調理ソース、デザート、魚/シーフード、フルーツ、肉類、パスタ・麺、スープ、そして野菜です。2010~2020年の複合平均成長率は3.5%と予想されており、2013年の缶詰食品への世界的な需要は772億米ドル、2014年には796億米ドル、2020年には997億米ドルに達すると見られます。
市場調査レポート: 缶詰食品:世界市場の概要
Canned Food - A Global Market Overview
http://www.gii.co.jp/report/inde115980-canned-food.html
出版日: 2013年04月29日
発行: Industry Experts
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