日本オラクル、人事管理システムの最新版を発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明、以下 日本オラクル)は、オラクルの人事管理システムへの最新版「Oracle Human Resources Management Systems」(以下、Oracle HRMS)を発表します。最新版「Oracle HRMS」は、統合アプリケーションソフト「Oracle E-Business Suite 11i.10」より搭載されます。「Oracle E-Business Suite 11i.10」は、今秋、日本オラクルより提供開始いたします。
人事管理システムの導入企業は、人材の育成および活用にITを積極的に利用しようとする一方、システム導入に関する総保有コストは更なる削減が求められています。
「Oracle HRMS」最新版では、導入時のTCOを削減するためのツールセット「Oracle HRMS Configuration Workbench」を提供いたします。本ツールセットにより、人事業務担当者がインタラクティブ(対話形式)な画面を通じて簡単にシステムの設定を行うことができます。また、「Oracle HRMS Configuration Workbench」の早期導入機能を使用することで、基本要件定義のためのプロトタイプ(試験用)環境を数時間で構築でき、さらには同環境に施したセットアップおよび入力したデータをそのまま本番環境へ移行する機能も追加されました。また、回帰テストツールを使用することで、導入時もしくは導入後に生じたシステム変更時に必要となる回帰テストを、導入企業の本番環境データを用いて計画、実行することができます。これらの取組みにより、導入期間が大幅に短縮され、導入コストを最大で80%削減することが可能になります。
■最新版「Oracle Human Resources Management Systems」の機能
人材の流動化、雇用の多様化などの労働市場における変化や、成果主義や実力主義などの人事制度の変革に対応した人材マネジメントを実現するために、コンピテンシー評価や業績評価などの人事評価機能を拡張しています。新しいコンピテンシーマネジメント機能を使用することで、コンピテンシーを、昇進昇格を決定するための任免評価(アセスメント)に用いるだけでなく、適任者の採用・配置、評価結果に基づく人材育成、最適な後任計画などに活用できます。また、目標管理機能を用いることで、従来紙ベースで行っていた業績評価をシステム化し、評価結果を処遇に直結させることが可能になりました。また、キャリアプランにもとづいたスキルギャップ分析およびギャップを克服するためのオンライントレーニングの受講を従業員自身で行うことができ、自律型人材の育成に役立てることができます。
◆ 「Oracle HRMS」について
「Oracle HRMS」は、企業の統合人材データベースを構築し、人材の調達・配置・評価・処遇・育成など一貫した人材マネジメントを実現します。 また、ユーザーの役割と権限に応じて人事情報を現場で活用できる仕組みを提供し、ライン部門での人材マネジメントをサポートします。
◆ 「Oracle E-Business Suite」について
「Oracle E-Business Suite」は、経理や人事といった企業の根本を担う基幹系のシステムや、在庫管理、生産管理、顧客管理、購買管理などの企業活動自体をサポートするシステムを構築するための機能が統合されたソフトウェアです。日本オラクルは、世界で13,000社以上、国内でも500社を越える実績を持つ「Oracle E-Business Suite」を核としたEビジネスソリューション事業のさらなる拡大に向けて、積極的な取り組みを進めています。関連事業部門の増強やパートナー企業との 提携強化を通じ、販売およびサポート体制も積極的に強化しています。
■ 本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社
コーポレート・コミュニケーションズ 広報担当:石川
TEL:03-5213-6395 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/
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