健診後「要治療・要精密検査」の約70%が医療機関を受診せず ~協会けんぽ京都支部、京都府内の働き世代のビッグデータを 分析した『京都働き世代の健康データブック』を公開~
全国健康保険協会京都支部(京都市下京区、支部長 守殿 俊二、以下「協会けんぽ京都支部」)は、同協会が保有するビッグデータを分析し、健康診断で「要治療」または「要精密検査」と判定された人のうち、医療機関を受診していない人(以下「未治療者」)が約70%にのぼる実態を明らかにしました。
概要
今回で第3弾となる「京都働き世代の健康データブック」。第1弾は業態別の健康課題、第2弾は健康経営の効果分析を行いました。今回は健診後の受診状況に焦点を当て、課題の把握に加え、医療機関受診につなげるためのヒントとデータをまとめたものです。
「京都働き世代の健康データブック」
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/kyoto/assets/detabook2026.pdf

「要治療」「要精密検査」と判定された人のうち、約70%が医療機関未受診
(データブック8.9頁)

約70%が医療機関を未受診という結果は、本来受診が必要な人の多くが医療機関受診に至っていない実態を示しています。受診していない人が多数であることは、課題が広く存在していることを示しています。
受診率を高める取組と傾向
本データブックでは、事業所が従業員に対して、受診を促す「声かけ」のポイントや、勧奨文書のひな型も掲載(データブック16.17頁)し、事業所の受診勧奨のサポートとして活用いただけるものになっています。
また、事業所での受診勧奨を進めるためには、協会けんぽ京都支部が実施する「京(きょう)から取り組む健康事業所宣言」が効果的です。データ分析からは、健康宣言に参加した事業所と、していない事業所の男性の受診率では約10%もの差がみられました。
※「京(きょう)から取り組む健康事業所宣言」について
https://kyoto01.kyoukaikenpo.or.jp/

本データブックから示される課題と今後の方向性
今回の結果は、健診を受けただけで、健診結果が活かされていない層が一定数存在していることを示しています。
健診は受診して終わりではなく、その後の行動が大切です。
本分析は、健診後の受診状況の実態と、年代ごとの傾向を明らかにしたものであり、必要な人が適切な受診行動につながるきっかけとなることを目指しています。
年代に応じた健康リスクの変化(データブック22~31頁)
他にも、年代に応じた健康リスクと生活習慣の関係を可視化しており、年齢が上がるとともに生活習慣は改善傾向にある一方で、一度悪化した健康リスクは改善しにくいことが示されており、若い世代からの正しい生活習慣の重要性を示唆しています。

その他、詳細データについては、以下のページからご覧いただけます。
「京都働き世代の健康データブック」
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/kyoto/assets/detabook2026.pdf
協会けんぽ京都支部の取組
皆様にこれからの時代を元気に活躍いただくために、健康づくりに役立つ情報発信を。
協会けんぽ京都支部は、京都府の約61,500事業所、86万人が加入する医療保険者です。加入者および事業所に定期的な健康診断および、健康状態を維持するための勧奨およびサポート、保険給付等のサービスを行っています。
人生100年時代を迎える今、ヘルスリテラシーを高め将来も健康に過ごすために備えることが求められる中、働く方々が長く過ごす“職場”の環境づくりは特に重要であると考えており、事業所と協働した健康づくり(コラボヘルス)を推進しています。
全国健康保険協会京都支部 概要
名称 :全国健康保険協会京都支部
代表者 :支部長 守殿 俊二
所在地 :〒600-8522
京都府京都市下京区四条通麩屋町西入立売東町28-2
大和証券京都ビル2階