【開催報告】中高生と地域企業がさいたま市の未来を本気で探究! 「さいたまカップ2025」結果発表

中高生と地域企業の共創プロジェクト「さいたまエンジン」の最終発表会「さいたまカップ」が2025年12月25日(木)に開催され、厳正な審査の上、高校生部門はクラーク記念国際高等学校 さいたまキャンパス、中学生部門はさいたま市立宮前中学校がグランプリに、さいたま市立岸中学校が準グランプリに選出されました。

2026-01-21 09:30
株式会社教育と探求社

株式会社教育と探求社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮地 勘司、以下「教育と探求社」)は、さいたま市教育委員会と共催で、2025年12月25日(木)、さいたま市立大宮国際中等教育学校にて、探究学習の成果発表イベント「さいたまカップ2025」を開催しました。

本イベントには、市内の中学校7校・高等学校3校、計10校の代表チームが出場。地域企業と協働して取り組んできた探究プロジェクト「さいたまエンジン」の最終成果を発表し、高校生部門はグランプリを、中学生部門は加えて準グランプリを選出しました。当日は、生徒たちの熱意と創意が会場に溢れました。

さいたまカップ当日の様子

さいたまカップ当日の様子

少し緊張した表情と期待を胸に、中高生たちは会場へ

少し緊張した表情と期待を胸に、中高生たちは会場へ

清水 勇人さいたま市長より激励のお言葉をいただきました

清水 勇人さいたま市長より激励のお言葉をいただきました

探究の成果をプレゼンテーションする生徒の様子

探究の成果をプレゼンテーションする生徒の様子

探究の成果をプレゼンテーションする生徒の様子

探究の成果をプレゼンテーションする生徒の様子

受賞結果

高校生部門 グランプリ

クラーク記念国際高等学校 さいたまキャンパス
チーム名:SHANON
協働企業:新明ホールディングス

さいたま市の少子化対策として、新明ホールディングスの物流センターを舞台に、トラックを「部屋」として活用する取り組みを提案。Z世代を対象に、非日常的な空間での滞在や交流を通じて、新たな出会いや体験の提供を目指す。

クラーク記念国際高等学校 さいたまキャンパス チーム「SHANON」の皆さん

クラーク記念国際高等学校 さいたまキャンパス チーム「SHANON」の皆さん

中学生部門 グランプリ

さいたま市立宮前中学校
チーム名:Team Car
協働企業:マレリ

マレリの技術を活用し、身につけたリストバンドに反応して、エスカレーターの壁面に「推し」を投影する演出装置 「推しカレーター」を提案。移動という日常的な行為に、個人の嗜好や感情が重なる体験を創出することで、訪れる人の記憶に残る空間を生み出し、さいたま市の魅力向上を目指す。

さいたま市立宮前中学校 チーム「Team Car」の皆さん

さいたま市立宮前中学校 チーム「Team Car」の皆さん

中学生部門 準グランプリ

さいたま市立岸中学校
チーム名:トマト伝説
協働企業:マレリ

マレリの投影・通信技術を活用し、車内での処置や手術、医療機関とのリアルタイム連携を可能にする救急医療システム「埼玉MER」を提案。現場から病院までの時間を高度な医療対応の場へと転換することで、迅速かつ的確な判断と処置を実現し、さいたま市における救命率の向上を目指す。

さいたま市立岸中学校 チーム名「トマト伝説」の皆さん

さいたま市立岸中学校 チーム名「トマト伝説」の皆さん

多様な専門家による審査体制

本大会では、生徒たちの提案を多角的に評価するため、教育・企業・研究・メディアなど各分野から総勢17名の審査員に参加いただきました。審査は、発想力、企画力、地域貢献などの観点から総合的に行われました。

<審査委員一覧>(敬称略・順不同)

1stステージ審査委員

石阪 督規(埼玉大学 キャリアセンター長・教授)
工藤 和美(シーラカンスK&H株式会社 代表取締役、東洋大学建築学科教授)
あらい 太朗(漫画家、イラストレーター、似顔絵師、ラジオパーソナリティ(アロハ太朗))
那須 慎一(株式会社産業経済新聞社 さいたま総局長)
くまき もえ(NACK5パーソナリティ)
小宮 美緒(株式会社CHLOE salon 代表取締役、株式会社Relic 人事・採用マネージャー兼学生起業支援事業責任者)
福田 裕子(リッカ・コンサルティング 代表)
西館 和則(一般社団法人埼玉県商工会議所連合会 広域指導員)
小竹 克幸(株式会社ブロンコス20(さいたまブロンコス) 代表取締役)
さいたま市教育委員会より5名

グランプリ審査委員

宮地 勘司(株式会社教育と探求社 代表取締役社長)
竹居 秀子(さいたま市教育委員会 教育長)
野津 吉宏(さいたま市教育委員会 学校教育部長)

開催概要

名称   : さいたまカップ2025
日時   : 2025年12月25日(木)9:45~15:15
会場   : さいたま市立大宮国際中等教育学校
主催   : さいたま市教育委員会/株式会社教育と探求社
参加校  : 中学校7校・高等学校3校
参画企業数: 13社
対象   : 中学生・高校生・教育関係者・一般来場者

参加校・参画企業

参加校(10校)

さいたま市立岸中学校、春里中学校、宮前中学校、与野東中学校、西原中学校、美園南中学校、大宮国際中等教育学校、浦和学院高等学校、大宮開成高等学校、クラーク記念国際高等学校 さいたまキャンパス

参画企業(13社・五十音順)

アイル・ホールディングス、臼田(ファインモータースクール)、サイサン、佐伯工務店、シンミドウ、新明ホールディングス、杉野技巧、デサン、内藤環境管理、日さく、ポーライト、毎日興業、マレリ

■ 当日の様子:探究を通して広がる学び
生徒たちは、地域の可能性に向き合いながら、企業のリソースをどう活用するかを考え、対話と試行錯誤を重ねてきました。当日は、そのプロセスと成果を自らの言葉で発信しました。

参加した生徒の声

・教科書で学んだ知識が、社会でどう生きるのかを実感できた。
・仲間や企業と対話しながら考え抜く経験が、自分の自信につながった。

参加した企業の方からの声

・中高生との探究を通して、自社の仕事や技術を改めて「なぜ社会に必要なのか」という視点で見直す機会になった。
・生徒たちの率直な問いや柔軟な発想に触れることで、社員自身が固定観念から解き放たれ、新しい視点を得ていく姿が印象的だった。
・地域の貢献にとどまらず、社員の育成や組織の活性化につながる取り組みだと思う。

本大会は、成果の優劣を競うだけではなく、学びを社会につなげる探究の価値を、学校・地域企業・自治体が共有する場です。参加者それぞれが多様な価値観を認め合いながら、地域の可能性を発見する機会となりました。

今後のイベント情報

始動から5年目を迎える「さいたまエンジン」は、次年度もさらなる進化を目指し、埼玉県をより良くしていきたい方、ならびに「さいたまエンジン」への参画をご検討中の地域企業・教育関係者の皆さまを対象に、2026年1月から3月にかけてワークショップを開催します。

会場となるのは、渋沢MIX(埼玉県さいたま市大宮区)。埼玉県ゆかりの偉人・渋沢栄一翁の精神を現代に体現したイノベーション拠点であり、学校と企業という異なるセクターの参加者が集い、「原点回帰」と「未来共創」をテーマにワークショップを行います。

多忙な日々の中で、私たちはしばしば「なぜそれを行うのか(Purpose)」という問いを見失いがちです。本ワークショップでは、教育現場における「どんな生徒を育てたいのか」という先生の願い(Will)と、企業の「社会における存在意義(Purpose)」を改めて掘り起こします。参加者一人ひとりの内省を起点に、他者との対話を通じて地域の可能性を拓き、イノベーションの駆動力へと高めていくことを目指します。

全3回開催予定のパーパス・ラボ

全3回開催予定のパーパス・ラボ

セミナー概要

名称:パーパス・ラボ~願いから地域を動かす3つのワークショップ~
日時:
【第1回:2026年1月29日(木)18:30~20:30】
内容:「概念のレンズ(カードゲーム)」で世界を捉え直し、「当たり前」を疑う視点を磨きます。企業の枠を超えた新プロジェクトの着想や多角的な思考のヒントを得る場です。

【第2回:2026年3月5日(木) 17:30~20:30】
内容:「価値観(カードゲーム)」を通じ、自分を突き動かす「願い」の正体を深掘りします。個人の願いと企業のパーパスを重ねるプロセスや、生徒の興味関心を起点とする学びの核心に触れます。

【第3回:2026年3月26日(木) 17:30~20:30】
内容:ジャーナリングで思考を整理し、発掘した「願い」をコラージュ製作で表現します。目指したい未来を視覚化することで、これからのアクションへとつなげます。

場所      : 渋沢MIX( https://shibusawa-mix.pref.saitama.lg.jp/ )
          埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4丁目262番18ekism
          さいたま新都心 5階
対象      : 企業のパーパス浸透やイノベーションに関心のある方、
          探究学習を深めたい学校の先生、教育関係者の方々
参加費     : 無料
申し込みフォーム: https://info.eduq.jp/form/saitama

教育と探求社について

所在地 : 〒102-0081 東京都千代田区四番町4-9 東越伯鷹ビル 6F
設立  : 平成16年11月26日
資本金 : 1億6,338万円
事業内容: 「クエストエデュケーション」など探究学習プログラムの
      企画開発・制作販売、教育支援業
役員  : 代表取締役社長 宮地 勘司
      取締役 米倉 誠一郎(一橋大学名誉教授)
      取締役 杉浦 治
      取締役 土屋 恵子
URL   : https://eduq.jp/