HOSEIミュージアム2025年度春学期テーマ展示を 5月16日~8月30日に開催 「法政大学と戦後80年―戦争と向き合い、平和を求める―」
HOSEIミュージアムは、法政大学市ケ谷キャンパスにて、2025年度春学期テーマ展示「法政大学と戦後80年―戦争と向き合い、平和を求める―」(協力:法政大学史委員会)を2025年5月16日~8月30日に開催します。
2025年は、アジア太平洋戦争・第二次世界大戦の終結から80年を迎えます。戦時中に「学徒出陣」で多くの学生を戦場へと送り出したことは、法政大学の歴史のなかで、もっとも深く大きな傷跡として記憶されています。その反省をふまえ、法政大学は「自由と進歩」の学風のもと、「戦争・平和・反核」というテーマに対して真摯に取り組み、敗戦で荒廃した社会に教育を届けるための通信教育部の設置や「学徒出陣」の調査事業などを実施してきました。世界中で戦争と平和が問われている今日、本展示では「法政大学が戦争とどのように向き合ってきたのか」について考えます。

開催概要
■会期 :2025年5月16日~8月30日
■会場 :HOSEIミュージアム ミュージアム・コア
(東京都千代田区九段北3-3-5 法政大学九段北校舎1階)
■展示内容:・戦時下の法政大学
・焼け跡から学びの機会を―通信教育部の開設―
・原爆被害を世に―法政大学出版局『ヒロシマ』の出版―
・わだつみ会と法政大学
・非核大学宣言と「法政平和大学」
・阿利莫二総長―学徒兵としての戦争体験を通じて―
・法政大学史委員会による「法政大学と出陣学徒」事業
・学徒出陣経験者の証言
実物資料展示
・軍事教練の記録が残る卒業アルバム
・『法政大学通信教育部報』
・「法政平和大学」の講義録
・戦没学生の遺族へ渡せなかった卒業証書 ほか
特別展示開催
2025年9月には、本展示内容の規模を拡大した「特別展示」の開催を予定しています。
※展示の詳細や会場の案内については、下記ウェブサイトをご確認ください。
HOSEIミュージアムウェブサイト https://museum.hosei.ac.jp/