北米の住宅用屋根材市場は、2016年に66億米ドル規模へ
株式会社グローバル インフォメーションは、BCCリサーチが発行した報告書「Residential Roofing Materials: The North American Market (北米の住宅用屋根材市場)」の販売を開始しました。
北米の住宅用屋根材市場は、2011年に50億米ドルの規模でした。その後、年平均成長率(CAGR)5.7%で拡大し、2016年には66億米ドルに達する見通しです。
住宅用屋根材市場は、素材の種類によって分類されます。
LWラミネート、スリータブ(three-tab)、HWラミネート、そしてコンクリートタイルが、最も同市場の成長に貢献しています。他の材料としては、ウッドシェイク、高分子複合材、金属、クレイタイルおよびスレートがあります。
LWラミネート部門は、2011年に北米の住宅用屋根材市場のおよそ47%を占め、23億米ドル規模となりました。その後CAGR 5.2%で成長し、2016年には30億米ドルを超える規模に達すると予想されています。
次にスリータブ部門が2011年に9億6,600万米ドルの規模で、市場シェアは19%でした。この部門は、CAGR 4.7%で成長し、2016年には12億米ドルに達する見込みです。
2011年におけるHWラミネートおよびコンクリートタイル部門の規模は、4億5,000万米ドルを超え、全体の19%のシェアを占めています。
屋根材は種類によって、それぞれ長所と短所があり、用途や設置環境によって使い分けられています。
アスファルトシングルは、コストが安く、設置も容易で、色やスタイル面でも幅広く対応が可能です。しかし、カビや藻が生えやすいという欠点があります。
クレイやコンクリートのタイルは、耐火性や絶縁性に優れていますが、比較的重く、コストが高くなりがちです。
スレートは耐久性、耐火性に優れ、自然素材としての外観を備えています。しかし、非常に重く、高価で、設置には専門家が必要となります。
市場調査レポート: 北米の住宅用屋根材市場
Residential Roofing Materials: The North American Market
http://www.gii.co.jp/report/bc235732-residential-roofing-materials-north-american.html
出版日: 2012年03月
発行: BCC Research
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