米国のエネルギーサービス企業の収益は、2020年に130億米ドル規模へ
株式会社グローバル インフォメーションは、パイクリサーチが発行した報告書「The U.S. Energy Service Company Market: Energy Performance Contracting and Energy Efficiency for the MUSH, Federal, Industrial, Commercial, and Public Building Marketsの販売を開始しました。
エネルギー効率向上のためのプロジェクトを実施している企業や団体に、各種のサービスを提供するエネルギーサービス企業(ESCO)は、ここ約30年の間に活発な事業展開を行ってきました。 ESCO業界は、今後も新たな事業機会や経済動向に対応することで、さらに発展しつづける見通しです。
今日では、需要反応・エネルギー管理ソフトといった新しいサービスの提供が、エネルギーサービス企業(ESCO)に新規の市場機会をもたらしています。
需要反応・エネルギー管理サービスは、インテリジェントメータリングや管理システムによって可能となり、顧客は、これまでより柔軟性をもって、エネルギーの使用を管理することができます。
パイクリサーチの当報告書によれば、米国における省エネプロジェクトの導入やサービスに関連するESCO市場は、2011年に51億米ドルを超えたということです。
米国政府は、コスト削減および業務改善のために、より重点的に省エネ政策を推進しています。ESCO市場は、国内経済の水準より急速に成長しつづける見通しです。 2020年には、同市場の売上高は、少なくとも130億米ドルに達すると予想されています。
さらに、より積極的なシナリオでは、ESCO市場は、2020年に160億米ドル規模になると、パイクリサーチは予測しています。
「最近の連邦政府による刺激策の効果は、まだ完全には現れていません。」と、リサーチアナリストのBrittany Gibsonは述べています。
「しかし、2009年に成立した米国再生・再投資法(ARRA)によって、多額の資金が省エネプロジェクトへ投入されています。それは、政府の全レベル、国内の全地域に及んでおり、ESCO業界における投資の増加と技術革新を加速しています。」
市場調査レポート: 米国エネルギーサービス企業の市場:MUSH(地方自治体、大学、学校、病院)、連邦政府、産業、商業、公共施設市場向けの契約型エネルギー管理(EPC)サービスとエネルギー効率
The U.S. Energy Service Company Market: Energy Performance Contracting and Energy Efficiency for the MUSH, Federal, Industrial, Commercial, and Public Building Markets
http://www.gii.co.jp/report/pike230699-us-energy-service-company-market-energy.html
出版日 2012年01月
発行: Pike Research
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