日本オラクル、企業のガバナンス、リスク管理、コンプライアンスを支援する新製品を発表〜業務アプリケーションの職務分掌管理製品「Oracle Application Access Controls Governor」により、監査コストの削減を支援〜
・日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、企業のガバナンス、リスク管理、コンプライアンス(Governance, Risk and Compliance, 以下GRC)を支援する製品群「Oracle GRC Applications Suite」の一製品として業務アプリケーションの職務分掌管理製品「Oracle GRC Controls」の「Oracle Application Access Controls Governor 」(以下Oracle AACG)」を本日より提供開始することを発表します。
・企業全体の業務プロセスに関して「誰が」「何に」アクセスできるかを適切に把握し、特権的なアクセス権限付与が発生しない仕組みづくりとして、職務分掌権限設定(SoD)が必要とされています。「Oracle AACG」は、業務アプリケーションへのアクセス権限の管理、監視、履歴閲覧や分析を行う製品で、企業の業務プロセスにおける職務分掌権限設定を支援します。同製品はアクセス権限付与のシミュレーション機能をもっており、不備の事前防止やアプリケーション間での方針設定における矛盾の検知が可能です。
・「Oracle AACG」の可視化機能は重複して付与すべきでない職務権限の区別を図で示すことができ、また、アクセス状況の分析やレポートの機能も備えています。これらの機能を最大限活用することで、監査における問題点の視覚的な把握と迅速な改善活動への対応に役立て、監査コストの削減を実現します。
・「Oracle AACG」は、オラクルのERP製品に対応した職務分掌権限設定の事前定義された実行用ファイルを700種類以上用意しており、効率的な導入が可能です。また、同製品はオラクルのERP製品だけでなく他ベンダーのERP製品や独自開発のアプリケーションにも適用可能です。
・「Oracle AACG」概要
提供開始日:2009年1月13日(火)
価格:100ユーザー882万5千円(税込)より
お客様お問い合わせ先:オラクルダイレクト(電話)0120-155-096
・日本オラクルではGRCに関連したビジネス拡大を目指し、「Oracle GRC Applications Suite」の一製品として従来提供してきた内部統制の運用状況を一元管理することが可能なアプリケーション「Oracle GRC Manager(以下 GRCM)」の短期導入サービス「GRCテンプレートサービス」の提供を開始します。
・「GRCテンプレートサービス」には、連結ベースでの全社的なリスク管理業務やシステムの運用設計支援、「GRCM」の実機による説明、サーバーのセットアップ、運用モデルに合わせたアプリケーションの初期設定、リスク・コントロール・マトリックスの移行設定や経営者の評価と監査人が監査するために必要なレポートなどの導入支援サービスが含まれます。本サービスを活用することで、従来の約50%(日本オラクル調べ)の導入期間短縮が期待できます。
参考リンク:
「Oracle GRC」概要
http://www.oracle.com/lang/jp/solutions/corporate_governance/index.html
「Oracle GRC」顧客事例
http://www.oracle.co.jp/campaign/grc/showcase.html
ビデオメッセージ
http://jp.youtube.com/user/oraclejapanpr
■パートナー各社による「Oracle Application Access Controls Governors」への取り組み
●ベリングポイント株式会社 マネージング ディレクター 山本浩二
ベリングポイント株式会社は、日本オラクル株式会社による「Oracle Application Access Controls Governor」の日本での提供開始に向けた発表を歓迎します。弊社は、多数の内部統制プロジェクト支援実績の経験を基に、クライアント企業への内部統制の品質向上(Quality)、コスト削減(Cost)、早期化(Time)をポイントとした改善ソリューションの提供に積極的に取り組んでいます。この度、「Oracle Application Access Controls Governor」の日本での展開により、コントロール数の削減や有効性評価工数の削減等が期待でき、内部統制のコスト削減に大きく寄与すると確信しています。今後は、弊社の強みであるGRC領域の専門性と、GRC Controlsをラインナップに揃えたOracle GRC Suiteの本格展開により、クライアント企業へより付加価値の高いサービスが提供できることを期待しております。
●株式会社プロティビティ ジャパン 代表取締役社長 神林 比洋雄
プロティビティジャパンは、このたびの日本オラクル株式会社による「Oracle Application Access Controls Governor」の日本での提供開始を歓迎いたします。リスクマネジメントに関するThought Leaderであるプロティビティジャパンは、豊富な知識と経験をもとに、コーポレートガバナンスや内部統制の向上・規制の要請に応えるための全社的リスクマネジメント体制の構築や活動を幅広く支援しています。「Oracle Application Access Controls Governor」により、企業にとってさらに効率的なリスクへの対応、費用対効果の向上、経営の効率化を実現するソリューションが提供できると確信しております。
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,251名(2008年11月末現在)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 石川
TEL:03-6834-4834 FAX:03-6834-6144 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。