みんなでつくるタイムマシン！ 1964年東京オリンピック当時の渋谷をVRで再現する産学協同プロジェクトを開始しました

2017-11-01 10:00

“業界に最も近い総合エンターテイメントスクール” をコンセプトにゲーム、アニメ、マンガ、声優等の分野の即戦力人材を育成する専門校バンタンゲームアカデミーとバンタン高等学院(本部所在地：東京都渋谷区　代表取締役社長：石川広己) が、一般社団法人1964 TOKYO VRとの初の産学協同プロジェクトを実施することが、2017年10月25日(水)に実施された記者発表会にて発表されました。「1964 SHIBUYA VR」プロジェクトとして、東京オリンピックが開催された1964年当時の渋谷界隈の街並みを当時の写真から、学生が３Dデータを製作しVRで再現します。

https://vantan.jp/press/

-「1964 SHIBUYA VR」産学協同プロジェクトイメージ-

一般社団法人1964 TOKYO VRが推進する「1964 SHIBUYA VR」プロジェクトは、東京オリンピックが開催された1964年当時の写真を収集し、1964年当時の渋谷の街並みをVR化していくプロジェクトです。
東京急行電鉄株式会社、渋谷区、宮益坂町会、読売新聞から当時の写真を提供して頂き、オートデスク株式会社から３DCG開発ソフトウェア「Maya」の技術協力を受けて、バンタンゲームアカデミーとバンタン高等学院の学生が写真から３Dデータの製作を行っています。
当プロジェクトにはバンタンゲームアカデミーからゲームグラフィック総合とCGアニメーション総合が、バンタン高等学院からゲーム制作専攻の学生が参加しています。

今後は1964年前後10年間に撮影された写真を企業や一般の方々から募集。当プロジェクトを通してシニア層と若者を繋ぐ機会を作り、写真をデータ化することで永遠の資産とすることも可能です。記憶の中にある街並みをみんなで再現し、VRとして体験することは、言わば「みんなで作るタイムマシン」です。未来に向かって歩み続ける東京を未来に残していけるよう、継続的なプロジェクトとして活動していきます。

学生が製作中の３Dデータイメージ

製作風景

「1964 SHIBUYA VR」プロジェクトとは

2020年に向けてますます世界から注目されている「渋谷」。今まさに100年に一度の再開発が行われ、新しい「渋谷」に生まれ変わろうとしています。その渋谷という街が1964年の東京オリンピック当時どのような風景だったのか。当時の写真を収集し1964年当時の渋谷の街並みをVR化していくプロジェクトです。

一般社団法人1964 TOKYO VR

当時の写真を現代の3D技術を使いVR化することで「記憶の中の街並み」を再現していくプロジェクトを推進するために、発起人であり代表理事の土屋敏男（日本テレビ）と齋藤精一（ライゾマティクス）、永田大輔（DISTANT DRUMS）の3名が理事となり設立。個人・企業に参加頂きながら、みんなで写真を集め、様々な地域でプロジェクトを展開していうことで、プロジェクトに参加頂いた方が記憶の中の街並みを実際にVRで回遊する体験を提供していく。
・1964 TOKYO VR ： https://1964tokyo-vr.org/

Vantan Game Academy（バンタンゲームアカデミー）

「業界に最も近い総合エンターテイメントスクール」をコンセプトに現場で活躍するプロを講師に迎え、ゲーム・マンガ・アニメ・声優など、コンテンツの領域に特化して即戦力人材の育成を行う専門スクール。
・バンタンゲームアカデミーHP ： http://www.vantan-game.com/

Vantan（バンタン）

1965 年の創立以来、クリエイティブ分野に特化して人材の育成を行っている専門スクール。
現役のプロクリエイターを講師に迎え、ファッション、ヘアメイク、ビューティ、グラフィックデザイン、映画映像、フォト、ゲーム、アニメ、マンガ、パティシエ、カフェ、フードコーディネーターなどの分野において、業界と連携した「実践教育」で即戦力となる人材を育成する教育事業を展開、これまでに 19 万人以上の卒業生を輩出しています。