世界の軍事シミュレーション・仮想訓練市場において、北米が62.3% を占める見通し
株式会社グローバル インフォメーションは、ICD Researchが発行した報告書「The Global Military Simulations and Virtual Training Market 2011-2021 (世界の軍事シミュレーション・仮想訓練市場(2011~2021年))」の販売を開始しました。
米国では軍事予算が削減されていますが、今後もその傾向がつづくと予想されます。
この傾向にもかかわらず、軍事シミュレーションおよび仮想訓練(バーチャルトレーニング)の世界市場において、北米は62.3%という最大シェアを占める見通しです。(当報告書の予測期間)
米国の需要は、軍用機、潜水艦、および装甲車の大規模調達によって、けん引される見込みとなっています。
アジアおよび欧州も、世界の軍事シミュレーション市場において大きな割合を占め、それぞれのシェアは16%、14.6%となる見通しです。
インド、中国、UKそしてロシアなどの国における、軍事的近代化への取り組みが、こうした成長を後押しすると見られます。
ラテンアメリカ、アフリカおよび中東は、世界の軍事シミュレーション支出のなかで、それぞれ4.3%、1.2%そして0.8%のシェアとなるでしょう。
世界的な金融危機によって、世界中で軍事支出が削減され、その結果、多くの国々がR&Dコストを共有するために合同事業を立ち上げています。
また、防衛企業間のパートナーシップも拡大しています。数多くの国が、世界的な軍事シミュレーター企業と戦略的提携やライセンス契約を締結し、国内の軍事シミュレーター開発能力の発展に投資していることが、その背景となっています。
市場調査レポート: 世界の軍事シミュレーション・仮想訓練市場(2011~2021年)
The Global Military Simulations and Virtual Training Market 2011-2021
http://www.gii.co.jp/report/icd229032-global-military-simulations-virtual-training.html
出版日 2012年01月
発行: ICD Research
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