朋和産業、パフォーマンスの改善と災害・障害時のデータ保護環境の構築を目的に「Oracle Database Appliance」を採用
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は本日、プラスチックフィルムなどの軟包装の製造・販売を行う朋和産業株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長:竹中 淳)がデータベース基盤を刷新することを決め、パフォーマンスの改善と災害・障害時のデータ保護環境の構築を目的に、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」を採用したことを発表します。
朋和産業は、段ボールや包装などのパッケージ製品の製造・販売を行うレンゴーグループの軟包装事業の基幹企業です。店舗に並ぶ商品のパッケージや医療器具の機能性包材の製造・販売を主力事業にしています。従業員数は1,320名で、国内に8カ所の支店・営業所と5カ所の生産拠点、海外にも3カ所の営業拠点を有しています。同社では、業務やデータ量の増大にともない、システムのパフォーマンスに課題を抱えていました。また、サーバー障害対策としてクラスタウェア*を採用していましたが、必要なサービス・レベルを十分に満たせていませんでした。
*複数のサーバーを1つのサーバーであるかのように連携動作させるソフトウェア
朋和産業は、分散していたデータベースの統合、パフォーマンスの改善、さらに災害・障害時におけるデータ保護環境の構築を目的に、高可用性・高信頼性に定評のある「Oracle Database Enterprise Edition」専用に開発された「Oracle Database Appliance」を採用し、2012年8月に本格稼働を予定しています。
朋和産業は、「Oracle Database Appliance」の以下の特長を高く評価しています:
-サーバー、ストレージ、ネットワークを事前構成したハードウェアとデータベースを一体化しているため、短期構築と導入コストの削減を実現
-システム規模の拡張に応じて必要なCPU能力に合わせたライセンス購入ができるため、「Oracle Database Enterprise Edition」を低コストで導入開始可能
-「Oracle Database Enterprise Edition」の採用により、従来の「Oracle Database Standard Edition」では対応できなかった、パフォーマンスの改善や運用管理の効率化を実現可能
-災害・障害時におけるデータ保護に対しては、「Oracle Database Enterprise Edition」の機能である「Oracle Real Application Clusters One Node」および「Oracle Data Guard」により高いレベルで実現可能
・本プロジェクトでは、SCSK株式会社がこれまでの「Oracle Database」および災害対策環境の構築ノウハウを活かし、「Oracle Database Appliance」の導入・構築を担当しています。
●「Oracle Database Appliance」について
高可用性・高信頼性に定評のある「Oracle Database Enterprise Edition」専用に開発されたエンジニアド・システムです。事前構成済みのハードウェアと、ソフトウェアを組み合わせることで短期構築と運用コストの削減を実現します。また、稼働するコア数を制御することで、初期投資を抑制し災害・障害対策ソリューションのスモール・スタートが可能です。
写真:http://japanmediacentre.oracle.com/imagelibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=181
製品の詳細:http://www.oracle.com/jp/products/servers-storage/oracle-database-appliance/index.html
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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