世界のC2/C4ISR市場: 2021年までの見通し
株式会社グローバル インフォメーションは、ICD Researchが発行した報告書「The Global C2/C4ISR Market 2011-2021 (世界のC2/C4ISR市場(2011~2021年))」の販売を開始しました。
米国は2011年に軍事予算の削減をしましたが、今後もこの傾向が継続する見通しです。
にもかかわらず北米は、2011年から2021年の間、世界のC2/C4ISR市場において、最大シェアである52%を占める見通しです。
北米の需要は、主に軍用機、潜水艦、そして装甲車の大量調達によるものです。この大量採用の結果、将来的には訓練プログラムの需要がもたらされるでしょう。
アジアおよび欧州も、世界のC2/C4ISR市場において、それぞれ20%と18%と大きな割合を占める見通しです。インド、中国、UK、ロシア各国における軍備の近代化が、この地域の成長をけん引するでしょう。
ラテンアメリカ、中東そしてアフリカは、それぞれ6%、2%、および2%の市場シェアとなっています。
世界のC2/C4ISR システム対する支出額は、2011年から2021年の間、堅調を維持する見通しです。
近代的な戦争、第4世代戦争におけるC2/C4ISR システムの重要性が拡大することが主な要因となります。
近代的な紛争には、フィジカルな闘争と精神的および戦術的要素が組み合わされています。
敵は国家だけではなく、テロリストグループといった社会的な派閥となることもあります。
こうした状況において、C2/C4ISR システムは、ほとんどの国にとって、勝利のための最も重要なツールと見なされています。同市場は、陸、宇宙、海、空からなるシステムで構成されています。
世界的に防衛予算は削減され、さらに技術的に優れた兵器プラットフォームを開発するためのコストは、大幅に上昇しています。こうした要因が、政府、サービス企業、産業間の協力を促しています。
この状況は、国内、および国境を越えた連結をもたらし、共同開発・調達プログラムの増加が今後10年間継続すると予想されます。
市場調査レポート: 世界のC2/C4ISR市場(2011~2021年)
The Global C2/C4ISR Market 2011-2021
http://www.gii.co.jp/report/icd231024-global-c2-c4isr-market-2011-2021.html
出版日 2012年02月
発行: ICD Research
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