世界のナノメディスン市場は、2016年に1,309億米ドル規模へ
株式会社グローバル インフォメーションは、BCCリサーチが発行した報告書「Nanotechnology in Medical Applications: The Global Market (医療アプリケーションにおけるナノテクノロジーの世界市場)」の販売を開始しました。
当報告書によると、世界のナノメディスン(ナノ医療)市場における売上げは、2011年に728億米ドルでしたが、その後、複合年間成長率(CAGR)12.5%で成長し、2016年には1,309億米ドルに達する見通しです。
医薬に利用されるナノテクノロジー市場は、治療アプリケーションによって、6つの部門に分けることができます。それらは、心血管薬、抗炎症剤、抗感染症薬、中枢神経系(CNS)用薬、抗がん剤、そしてその他のアプリケーションの部門です。
心血管薬部門は、2011年に40億米ドル規模でしたが、その後CAGR 16.5%で成長し、2016年には86億米ドルに達する見通しです。
抗炎症剤部門は、2011年に73億米ドル規模で、その後CAGR 15.2%で成長し、2016年には148億米ドルとなる見込みです。
抗感染症薬部門は、2011年に93億米ドル規模で、その後CAGR 9.7%で成長し、2016年には148億米ドルに達する見通しです。
中枢神経系(CNS)用薬部門は、2011年に140億米ドル規模で、その後CAGR 16.1%で成長し、2016年には295億米ドルとなる見込みです。
抗がん剤部門は最大部門となっており、2011年に280億米ドル規模でしたが、その後CAGR 10.8%で成長し、2016年には467億米ドルになると予想されています。
そして、最後にその他のアプリケーション部門は、2011年に102億米ドル規模で、その後CAGR 10.1%で成長し、2016年には165億米ドルに達する見込みとなっています。
市場調査レポート: 医療アプリケーションにおけるナノテクノロジーの世界市場
Nanotechnology in Medical Applications: The Global Market
http://www.gii.co.jp/report/bc229027-nanotechnology-medical-applications-global-market.html
出版日 2012年01月
発行: BCC Research
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