ソウル都市製造ハブ、大阪の展示会でソウル市の機械・金属分野の 小規模事業者の技術力をアピール

ソウル市とソウル経済振興院(SBA、代表取締役：キム・ヒョヌ)は、「ソウル都市製造ハブ」を通じて、製品の企画から設計、開発、試作品製作、広報、展示に至るまで、製造の全プロセスにわたりソウル市の5大基幹業種の小規模事業者を支援しています。

ソウル経済振興院ポスター

「ソウル都市製造ハブ」は、ソウル所在の小規模事業者のためのコントロールタワーとして、試作品製作、広報・マーケティング、展示・ポップアップストア運営など、事業全般にわたる支援を提供しています。また、オーダーメイド型のパッケージ支援、デジタル化構築、海外展示会への参加支援など、小規模事業者の自立基盤の強化を目的とした支援事業も行っており、詳細は公式ホームページ( https://smbiz.sba.kr/ )で確認できます。

ソウル都市製造ハブは、支援事業の一環である海外展示会参加支援プログラムを通じ、高い技術力を持つ小規模事業者の海外販路開拓および優秀な製品のプロモーションのため、「ものづくりワールド大阪 2025」に参加します。ソウル市の機械・金属分野の小規模事業者15社と共にソウル館(12ブース)を運営し、製品の優れた技術力を直接披露します。また、バイヤーとの商談を通じて海外市場進出の基盤を築き、優秀な製品の広報活動を展開する予定です。

ものづくりワールド大阪 2025

「ものづくりワールド大阪 2025(Manufacturing World Osaka 2025)」は、10月1日から3日までインテックス大阪で開催される製造業の総合展示会です。本展示会では、ソウル市の小規模事業者が持つ技術力の高い優秀な製品が展示され、B2Bを中心としたバイヤーや専門家との商談、情報交換が活発に行われることが期待されます。

包装機械の専門企業。多様な産業用自動包装ソリューションを開発し、高速運用と安定性が強み。

加水機を主力とし、韓国の餅(トック)産業向けに、衛生性と精密性を両立した製品を供給。

自動シャッターモーターブレーキ分野に特化した企業。建築および自動ドアシステムに不可欠な核心部品を生産。

栗の皮むき機など食品加工機械の専門企業。自動化設備と衛生的な設計に強み。

研削盤(グラインダー)の修理および製作専門企業。中古設備の再生技術とオーダーメイドのカスタマイズが強み。

シールユニットおよび産業用気密部品を製造。機械内部の漏水・漏油を防止する独自技術で特許を保有。

安全帯の締結感知器を開発。高層建築現場で働く作業員の安全を守る技術として注目されている。

空気清浄機とレーザー加工技術を融合させ、環境技術と精密加工を組み合わせた特化製品を開発。

スポーツ用品メーカー。スキー・スノーボード関連用品の開発を通じてレジャー産業での事業拡大を図る。

産業用ロボットの専門企業。生産ラインの自動化に向けたカスタマイズロボットソリューションを供給。

上記10社に加え、今回直接の参加が難しい5社を選定し、マーケティング支援を行う予定です。精密油圧ソリューション企業の仙交精密(ソンギョ・プレシジョン)、コンプレッサーおよびポータブルX線装置製造のアイマックスケア、金属ファスナー専門のアセンティウム、電気熱風機および熱処理装置開発のヨルジョンサ、厨房用洗浄機専門のウシンヒートテックの5社で、大阪展示会ソウル館の広報ブースにて、製品の優秀性と企業の競争力を積極的にPRします。

ソウル経済振興院ビューティー産業本部のキム・ソンミン本部長は、「ソウル都市製造ハブの多様な支援を通じて、ソウルの機械・金属分野の小規模事業者の皆様が持つ優れた技術力と競争力を海外のバイヤーに直接アピールし、実質的な輸出契約や協業関係に繋がるよう、積極的にサポートしていく計画です」とし、「特に今回の大阪展示会は、短期的なマーケティング効果だけでなく、中長期的な海外市場進出の基盤を築く上で大きな意味があります」と述べました。