ミュージックシアター「プサッファ」

古代詩と現代音楽が交差する、神話的音楽シアター誕生 加藤訓子 × 中村恩恵『PSAPPHA』 愛知・京都公演 『META XENAKIS』東京公演

世界的打楽器奏者・加藤訓子とダンサー・振付家中村恩恵が、この春、音楽と身体が拮抗する新たな舞台芸術 ― ミュージックシアター『PSAPPHA』を上演します。公演は愛知県芸術劇場、ロームシアター京都にて開催。さらに関連公演『META XENAKIS』が東京・FSXホールで行われます。

■ 公演日程

3月25日(水) 『PSAPPHA』愛知県芸術劇場 小ホール(名古屋)
3月28日(土) 『PSAPPHA』ロームシアター京都 サウスホール(京都)
3月31日(火) 『META XENAKIS』FSXホール(東京・国立)

本作の核となるのは、古代ギリシャの詩人サッフォーの物語世界と、20世紀を代表する作曲家ヤニス・クセナキスの革新的音楽。二千年以上の時を隔てた芸術が舞台上で出会うことで、時代を超えた“声なき声”が立ち上がります。
タイトル『PSAPPHA』は、クセナキスが作曲した打楽器独奏のための代表作であり、サッフォーの名に由来します。強靭なリズム構造と建築的音響空間を持つこの楽曲を軸に、サッフォーの詩が湛える情念、祈り、そして失われた言葉の残響が、音と身体によって可視化される舞台作品です。

演奏を担う加藤訓子は、クセナキス作品の第一人者として国際的評価を確立する存在。その演奏は、打楽器の概念を超え、空間そのものを彫刻する音響体験へと昇華します。

舞台にもう一つの詩を描くのが、中村恩恵。振付家としても活躍する彼女のしなやかで精神性に満ちた身体は、サッフォーの内なる声を宿し、音楽と対等に響き合います。ダンスは装飾ではなく、音楽と緊張関係を持つもう一つの“楽器”として機能します。

『PSAPPHA』はコンサートでもダンス公演でもない、音・身体・言葉の記憶が交差する新しいミュージックシアター。古代の詩情と現代音楽の構造美が出会うことで、観客は神話的時間へと誘われます。

■ 関連公演『META XENAKIS』(東京)

東京公演『META XENAKIS』では、クセナキス作品を軸に、加藤訓子と能楽師・中所宣夫が共演。純度の高い音楽と能の身体性を通して、クセナキス音楽と彼が生涯憧れた「能」の根源に迫ります。舞台作品『PSAPPHA』と能をフィーチャーした『META XENAKIS』が相互に照射し合うことで、クセナキスの創作宇宙が立体的に浮かび上がります。

■ 国際コンファレンス開催

各公演に関連し、クセナキス生誕100周年を記念して出版された新著
『メタ・クセナキス ― クセナキスの人生、作品、レガシーに関する新たな視点』
の刊行を記念したコンファレンスを開催。
フランスのセンター・ヤニス・クセナキス代表 シャロン・カナック氏、エディンバラ大学名誉教授 ピーター・ネルソン氏を招聘し、世界的視座からクセナキスの芸術的遺産を再考します。

PSAPPHA ロームシアター京都(京都)
PSAPPHA ロームシアター京都(京都)
PSAPPHA 愛知県芸術劇場(名古屋・愛知)
「メタ・クセナキス 」FSXホール(国立・東京都)
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