難病医療推進センターの希少難病への取り組みを伝える全３回動画シリーズ公開

医療法人医誠会（本社：大阪府大阪市、代表者：谷 幸治）は、2025年12月3日（水）19時に、短編動画【教えて医誠会】「難病医療推進センターの希少難病への取り組み」シリーズ第1回を公開します。今回の動画では、ゲノムとは何か、なぜ難病と関係するのかといった基礎を、医誠会国際総合病院の小児科・難病医療推進センターの医師がわかりやすく解説します。

希少難病は約7,000種類存在し、一つひとつの患者数は多くなくても、すべてを合わせると決して“希少”とは言えない病気です。医誠会国際総合病院難病医療推進センターでは、こうした病気の正しい理解と支援体制の充実を目指し、多くの診療科や専門職が連携しながら診療に取り組んでいます。

今回公開する【教えて医誠会シリーズ】短編動画「難病医療推進センターの希少難病への取り組み」は、難病の基礎から医療連携までをわかりやすく解説する企画として制作されました。第1回はゲノムと難病の関係をテーマに、体の設計図といわれるゲノムの役割や変化が難病の発症にどのように関わるのかを整理しながら、難病医療の基礎となる知識を伝えています。今後、第2回、第3回と連続して公開を予定しており、希少難病への理解を少しずつ深める構成になっています。

第1回動画では、難病の約8割がゲノムの変化によって発症することを踏まえ、成田 綾 医師がゲノムの役割と病気との関係を説明しています。ゲノムは体質や病気へのなりやすさを形づくる情報であり、変異が生じると、そこから作られるタンパク質の働きが変化し、細胞の機能に影響を及ぼすことがあります。この一連の流れを図解で紹介し、難病発症の背景を理解しやすい構成としています。

また、希少難病の多くは患者数が少ないため、専門医や情報が限られ、診断が難しい場合があります。こうした課題に対し、医誠会国際総合病院難病医療推進センターでは、複数の診療科の専門職が連携し、診断から治療、生活支援までを総合的に支える体制を整えています。さらに、世界希少・難治性疾患の日（Rare Disease Day）への参加など、社会との協働を通じた啓発活動にも取り組み、希少難病を社会全体で支える必要性を発信しています。

・公開日：2025年12月3日（水）19:00
・タイトル：「希少難病への取り組み｜ゲノムと難病とは？【教えて医誠会】」
・出演：医誠会国際総合病院　小児科・難病医療推進センター　成田 綾 医師
・配信場所：医誠会公式YouTubeチャンネル「ホロニクスグループch」
・視聴URL：https://youtu.be/fYiF3kaDJ90
・次回公開予定：
・「希少難病への取り組み｜チーム医療と連携【教えて医誠会】」（2025年12月10日公開予定）
・「希少難病への取り組み｜みんなで考える難病の未来【教えて医誠会】」（2025年12月17日公開予定）

医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数1,971名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療ＤＸ、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。
地域医療に貢献するとともに、2024年12月にはJCI認証を取得、国際医療ツーリズムにも挑戦します。
また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台（ドクターカー4台・救急車2台）、医師9名、看護師30名、救急救命士25名で「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の医誠会「病院救急」搬送システムを実施し、広域医療に取り組んでいます。※ 2025年4月現在