物流の脱プラと供給リスク低減を同時に実現 半透明素材の紙製デリバリーパック 「エコロジパック」を2026年5月13日より発売
~中東情勢による石油由来製品(PP/PE等)調達リスクを背景に、 国内生産の「安定供給可能なエコ資材」として異業種2社が共同開発~
株式会社吉田印刷所(本社:新潟県五泉市、代表取締役社長:吉田 泰造)は、ビジネスフォーム製造で国内屈指の実績を持つ株式会社ジェービーエフサプライ(本社:大阪府大阪市城東区)との共同開発プロジェクトにより、段ボール等の外装に貼付する(納品書等の)パッキングリスト封入用の完全紙製の袋「エコロジパック」を開発いたしました。
本製品は、2026年5月13日(水)よりインテックス大阪で開催される「サステナブルマテリアル展」にて初披露し、同日から販売いたします。

■背景:物流業界が直面する、資材の「脱プラ」と「価格高騰・供給リスク」への対応
現在、物流・EC業界は大きな転換期にあります。プラスチック資源循環促進法の施行や、欧州包装規制(PPWR)への対応が急務となる中、梱包資材の「脱プラ化」は避けて通れない課題です。しかし、従来広く使用されてきた石油由来製品(PP/PE等)製のデリバリーパックは、現在、主に2つの大きな課題に直面しています。
●現場のジレンマ
紙に切り替えたいが、従来の紙製では中身が視認できなくなり、デリバリーパック本来の機能を果たせないという実用上の課題。
●調達の不確実性
昨今の中東情勢の緊迫化に伴い、石油由来製品(PP/PE等)の原材料コストの高騰や、調達不安の高まり。
「エコロジパック」は、吉田印刷所が培ってきた「半透明グラシン紙」の活用技術と、ジェービーエフサプライが持つ「特殊タック加工・量産技術」を融合。100%紙製でありながら高い視認性を持ち、さらに国内生産による安定供給を実現することで、企業の脱プラ推進とサプライチェーンの強靭化を同時に支援します。
■開発ストーリー:展示会での偶然の出会いが、技術の壁を打ち破った
本製品の誕生は、ある展示会での両社の出会いから始まりました。
吉田印刷所では以前より、環境配慮型包材として同社製品「グラスパック」を活用したデリバリーパックを提案してきました。本製品は紙製でありながらパッキングリストの視認が可能で、特にプラスチック系素材の規制が厳しい海外向け製品を扱う企業のニーズに応えてきました。しかしながら、現行商品は両端をオフラインでテープ留めする加工となっているため量産体制の構築が難しく、さらに接着面が裏面全体に及ばないことから、剥離リスクへの不安が課題となっていました。
そのような中、ある展示会で同じく出展していたのが、ビジネスフォーム製造で50年以上の実績がある送り状や複写ラベル製造のスペシャリストであるジェービーエフサプライ社でした。同社は、ビジネスフォーム分野で培った特殊加工技術を活かした、吉田印刷所にはない製造ラインを有していました。両社は情報交換を重ねる中で、この技術を応用し、「グラシン紙」と「タック紙」を組み合わせることで、従来の課題を解決できると考えるに至りました。検証を重ねる中で、新たな付加価値を持つ製品として本製品が誕生しました。
「エコロジパック」が物流現場にもたらす6つの革新
- 100%紙製でありながら「中身が見える」という視認性
半透明の紙を使用することで、従来のプラスチック(PP/PE)製品に近い視認性を確保。箱を開けずに納品書やパッキングリストの確認が行えるため、現場の作業効率を落としません。

- 輸送中の剥落を防ぐ「裏面全面粘着仕様」
従来製品の課題であった「両端部分のみの接着」という剥離懸念を、ジェービーエフサプライの特殊加工技術により克服。裏面全体が強粘着シールとなっているため、段ボールのコーナー(角部)などにも隙間なく密着します。
- 貼付後の開封・脱落を抑制する「裏面開口仕様」
封入口を粘着面(裏面)側に設ける仕様により、貼付後は外装から剥がさない限り開封しにくく、輸送中の意図しない剥落を防ぎ、重要な書類をより安全に届ける設計です。
- 屋外配送・小雨にも耐える「撥水ニス加工」
「紙は水に弱い」という常識を覆すべく、表面に撥水ニス加工を施しました。小雨が降る屋外での配送シーンにも対応可能であり、天候に左右されない安定した運用を実現します。

- 剥がさずそのまま資源にできる「古紙リサイクル適性ランクB」
日本印刷産業連合会の基準に基づく評価を得ており、使用後はエンドユーザーが段ボールから剥がす手間なく、そのまま「板紙(段ボールなど)」として資源循環が可能です。BtoCのEC事業において、顧客に「分別の手間」というストレスを与えません。
- 企業のCSRを可視化する「オリジナル印刷」
企業ロゴや「納品書在中」といったオリジナル印刷に30,000枚から対応し、梱包資材を単なる消耗品から「企業の環境姿勢やブランド価値をエンドユーザーに直接伝える媒体」へと活用できます。
■今後の展望:越境EC・グローバル企業の「攻めの環境対応資材」へ
「エコロジパック」は、国内のEC・通販事業者への展開はもちろんのこと、欧州のPPWR(包装・包装廃棄物規則)対応が急務となっている国際商社やグローバル企業の越境ECにおける「攻めの環境対応資材」として提案を強化してまいります。初年度は50万枚の販売を目標とし、中東情勢等によるプラスチック資材の供給不安に悩む企業のサプライチェーン安定化に貢献してまいります。
製品概要
製品名 : エコロジパック
発売日 : 2026年5月13日(水)
サイズ展開: 小サイズ(127×250mm):A4三つ折り対応
大サイズ(140×280mm):長3封筒対応
価格(税別): 小サイズ:@25.2円
大サイズ:@27.2円
販売は1箱1,000枚入りの箱単位で行います。
販売経路 : オンラインショップにて販売。オンラインショップの掲載数量を超えるご注文、オリジナル印刷などは、お電話・メールにて承ります。
展示会出展情報
本製品は、以下の展示会にて実物を初披露いたします。
名称: 第6回サステナブルマテリアル展[大阪]
会期: 2026年5月13日(水)~15日(金)
会場: インテックス大阪(吉田印刷所ブース位置:3号館 小間番号 K16-38)
会社概要・本件に関するお問い合わせ先
株式会社吉田印刷所
代表者 : 代表取締役社長 吉田 泰造
所在地 : 新潟県五泉市今泉947-1
事業内容 : 印刷業、包装資材の企画・製造・販売
企業サイト: https://www.ddc.co.jp
製品サイト: https://glasspack.jp/eco-logi-pack




