建設と人の未来を設計する――現場共創機構 M&A第1号案件として、モノリスグループ2社を譲受
現場共創機構は専門工事分野を中心に事業を展開し、 今後15年間で800社の連結体制、10万人規模の職人ネットワーク、 売上高1兆円の産業プラットフォーム構築を目指します。
2025年11月18日、ワイノット株式会社(東京都町田市、代表取締役:川村 剛)は、グループ2社(モノリスコーポレーション株式会社・株式会社川村工業)の全株式を株式会社現場共創機構(東京都港区赤坂、代表:佐藤 大央)へ譲渡いたしました。
本譲渡は資本移動にとどまらず、建設業の構造を「人的資源」から「人的資本」へ再設計する取り組みの一端となります。現場共創機構が掲げる“現場起点の経営”を軸に、現場の知と財務戦略を統合し、建設産業の持続性と生産性の両立を推進します。
現場共創機構立ち上げメンバー

※写真左より
「添田 優作」
東京大学法学部卒業
ベイン・アンド・カンパニーを経て多様な業界で経営・人事・DXに携わる。
企業の成長と個人の幸福の両立を追求し、人的資本経営を思想と実務の両面から支える人物。2017年1月より夢真ホールディングスに参画、同年12月取締役就任。
「佐藤 大央」
慶応義塾大学卒業
大学卒業後、野村不動産を経て夢真ホールディングスに入社、2015年同社代表取締役、2021年夢真ビーネックスグループ(現オープンアップグループ)代表取締役、同年7月よりCOO兼務。社員を『顧客』と捉えなおす戦略で、組織を大きく成長させた経営者。
「青島 峰久」
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業
複数の上場企業でCFO/COOとして成長戦略とIPOを担当。財務構築・資本戦略・上場支援など、企業の持続的拡大を支える専門家。
譲渡先選定の背景
建設業の最重要資源は「人」であり、職人は会社の成長を支える資本です。現場共創機構は、現場の声を尊重しながら財務戦略との統合を図り、人手不足の解決と技能継承を加速できるパートナーであると判断しました。

M&A後のパートナーシップ
ワイノット株式会社およびモノリスグループの現経営陣は継続して経営に参画し、無形資産である建設職人の「技術」「経験」「勘」の最大化を推進します。
私たちは「人は資源ではなく資本」という認識のもと、価格競争で職人の価値が決まる従来のピラミッド型組織の限界を超え、正当な評価が行われる未来のために尽力していきます。

代表コメント
経営者としての「区切り」を迎えて
モノリスコーポレーション代表取締役 川村 剛
この数年、私は事業を大きくすることよりも、「どう生かし続けるか」を考えてきました。
しかし建設業の未来を見据えたとき、中小企業では抱えきれない課題が山積しています。努力だけでは乗り越えられない壁。その壁を打ち破るためには、“ステージを変える”必要があると痛感しました。
現場共創機構を立ち上げたメンバーは、私より若く、資金力も知見も桁違いです。その力と現場を知る私たちが交わることで、「建設業の未来は必ず切り開ける」そう確信し、新たなステージで共創する選択をしました。
M&Aは終わりではなく、未来への始まりです。

参考リンク
モノリスコラム
ワイノットブログURL
川村工業社長の独り言URL
会社概要
◆ワイノット株式会社
所在地: 東京都町田市下小山田町2674-1
TEL : 080-5696-1801
Mail : info@why-not.biz
URL : https://why-not.biz/
◆株式会社現場共創機構
所在地: 東京都港区赤坂2-4-6
代表者: 佐藤 大央
◆モノリスコーポレーション株式会社
URL: https://monolith-c.co.jp/
◆株式会社 川村工業
URL: https://kawamura-1.co.jp/





