美和ロックとPacPort 「オートロック解錠による玄関前配送 」 を実現する新たな協業を2026年春から開始

~高セキュリティ物件にも対応し、置き配の安全性・利便性を大幅向上~

報道各位
2026年1月13日
美和ロック株式会社
株式会社PacPort

美和ロック株式会社(以下、美和ロック)と株式会社PacPort(以下、PacPort)は、マンションのセキュリティゲートのオートロックを配達員が解錠し、玄関前まで荷物を届ける新たな仕組みを構築しました。
本システムは、従来対応が難しかった複数のセキュリティゲートのオートロック解錠やエレベータの利用に認証行為が必要な高セキュリティ物件にも対応可能であり、高セキュリティ物件でも置き配で受け取れるようになることで、居住者の利便性が向上します。サービス開始は2026年春を予定し、ヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)が提供する配送商品「EAZY」※1の置き配が対象となります。
※1ヤマト運輸と契約しているECサイトで購入した商品を、置き配など受取人が指定した方法で受け取る
ことができる。オートロック付きマンションへの置き配は、ヤマト運輸の配送パートナーが配達する一部
荷物のみ対象(地域限定)。

■背景
近年、ECの拡大を背景に荷物の受け取りニーズは多様化し、「置き配」での配達を希望する居住者が増加
しています。また、都市部を中心とした物件では、セキュリティ強化を目的に複数のオートロック制御の
ゲート(共用玄関)を設置するケースが増加しています。例えば、
● 自動ドアの先にさらにオートロックゲートを配置した二重構造
● エレベータの利用にあたりID認証が求められる仕組み
など、住戸に到達するまでに複数の認証プロセスを経る高セキュリティ環境の整備が進んでいます。一方でこのような環境下では、受取人となる居住者が不在の場合に配達員はセキュリティを解除することができず、建物内へ立ち入ることができません。受取人は、玄関前などへの「置き配」を利用することができず、
再配達の手続きなどの手間が発生しています。さらに政府は再配達率の削減目標を掲げ、高セキュリティなマンションでの「置き配」普及を課題としています。今回の取り組みは、これらの課題を解決し、セキュリティと利便性を両立させる画期的なソリューションです。

■仕組みの概要
《具体的な流れ》
1.ヤマト運輸の配達員が届け先の物件に到着後、端末を操作し、以下の条件を満たしていることを認証します。
・居住者より「置き配」指定がされていること
・オートロックの解錠に同意いただいていること
・当該物件向けの荷物を所持しており、配達状況が「配達中」であること
2.複数セキュリティゲートへの一時権限付与
認証が完了すると、建物内に設置された複数のセキュリティゲート(オートロック解錠、エレベータ
認証など)に対し、配達員にのみ有効な一時的な解錠権限が付与されます。
3.玄関前への置き配とステータス更新
配達員は共用部を通過して住戸の玄関前まで荷物を配達します。配達完了後は写真撮影とステータス
更新を実施し、置き配が完了します。

※「本イラストは複数セキュリティゲートがある物件の場合を示しており、配達員が一時的な解錠権限を付与された二次元コードをゲート横のリーダーにかざして入館します。
複数セキュリティがない物件においては、配送端末を直接操作して認証の上、入館します。

■導入のメリット
• 居住者の利便性向上
不在時でも玄関前への置き配が可能となり、再配達依頼の手間が軽減されることで居住者の利便性が向上します。
• 再配達削減による環境負荷の低減
再配達の発生を抑制することで、CO₂排出量削減につながり、配達員の業務負荷軽減にも寄与します。持続可能な物流の実現に貢献します。
• 高セキュリティ物件への対応
従来導入が難しかった高セキュリティマンションや大規模物件にも適用可能です。
• マンション管理側の安心感
正規の認証プロセスを経た配達員にのみ解錠権限が付与されるため、セキュリティリスクを最小限に抑えられます。

■安心・安全の担保
• 認証を実施
オートロック解錠に同意いただいており、かつ配達状況が「配達中」の荷物を所持している場合のみ解錠が可能となり、配達員へのなりすましを防止します。
• 権限は一時的かつ限定的
付与されるセキュリティゲートの解錠権限は配達作業中に限られ、配達完了と同時に即時失効します。
• ログ管理の徹底
セキュリティゲートの解錠履歴をクラウドに記録し、トレーサビリティを確保します。

■今後の展望
美和ロックとPacPortは、今回の仕組みを皮切りに、マンション管理システムとのさらなる連携や、より
高度な認証技術の導入を進め、利便性と安全性の向上を目指してまいります。

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