自治体施設の鍵管理をDX化！ 鹿児島県肝付町でIoTキーボックス「SKB」導入

不動産賃貸マーケットに対してテクノロジーを活用したサービスを提供する株式会社スマサポ（本社：東京都中央区、代表取締役社長ＣＥＯ：小田 慎三、証券コード：9342、以下 スマサポ）は、鹿児島県肝付町（町長：永野　和行）に、IoTキーボックス「SKB」を導入し、本格運用を開始いたしました。

■導入の背景
肝付町では、他の多くの自治体同様、町職員が業務でスポーツ施設や公民館を利用する際、文化センターの窓口まで鍵を借りに来てもらい、利用後に返却に来てもらう必要がありました。そうした職員の鍵使用について文化センターで鍵を管理していましたが、職員不在の際の鍵の受け渡しや、未返却の際に連絡して返却を依頼するなどの負担がありました。
こうした課題をデジタル化で解決できないか、デジタル推進課を中心に検討を進めることとしました。

■IoTキーボックス「SKB」をお選びいただいた理由
きっかけは、すでに「SKB」を利用されていた長野県大町市のご担当者から紹介を受けたことでした。
利用者が、施設に設置したキーボックスを、スマホの操作でBluetooth信号によりロック解除を行えることから、文化センターの窓口まで足を運ぶ必要がなくなり、職員も、鍵の受け渡しや返却管理、返却まで待機するといった負担がなくなることから、町民サービスと職員の業務効率の向上に繋がると思いました。
また、ロック解除時に履歴を取得する機能があり、鍵の紛失時に最終の利用者を特定できることから、鍵を文化センターの外に保管する新たな運用のリスクを軽減できると考えました。
更に、デジタル田園都市国家構想交付金（現新しい地方経済・生活環境創生交付金）の活用で事業費の一部を交付金で賄えたことも、採用に向けた大きな後押しになりました。

■今後IoTキーボックス「SKB」に期待すること
今回肝付町では、スポーツ施設や公民館の鍵管理に「SKB」を活用しますが、自治体で鍵の管理を行っている公共施設は多岐にわたることから、他の自治体での活用事例が出てきましたら、情報提供をお願いできればと思います。

Iot鍵ツール「SKB（スマサポキーボックス）」は、不動産管理会社が賃貸マンション等の部屋の扉に取り付けることにより、物件内覧時の鍵の貸し借りといった手間を省略し、スムーズな物件内覧を提供するツールです。
ボックス型のデバイスはエントランスドア部分に磁石を利用し取付け、専用の「スマサポキーアプリ」をインストールしたスマートフォンを利用することでボックスが開錠し、中から物理鍵が取り出せるという仕組みとなっています。集合住宅のエントランスオートロックにはスマサポキーボックスと連携するエントランス用モジュールを取り付けることで開錠に対応します。これらのデバイスを活用したスムーズな内覧と内覧履歴データの活用をお届けするサービスを総称「スマサポ内覧サービス」とし、展開しております。

鹿児島県肝付町は、鹿児島県の大隅半島南東部、太平洋沿いに位置する町です。広大な面積の約70%は山間部で、海と里山の豊かな自然に囲まれています。美しい海岸線や、本土で唯一のロケット発射台があることから「東洋のフロリダ」と呼ばれています。 町内にはロケットのオブジェや研究施設が点在しています。
HP：https://kimotsuki-town.jp/index.html

スマサポは「smartなくらしをsupportする」をテーマに、不動産資産価値の向上や入居者メリットの拡大、業務効率化といったテーマに対し、既存商品・サービスを更に深堀する新しいビジネスモデルの構築や、ＩＴを活用した新しいサービスを生み出し、不動産管理会社や不動産仲介業者を通じてより多くの入居者に新しい価値を届けます。
【会社概要】
社名：株式会社スマサポ
本社所在地：東京都中央区日本橋3-6-2日本橋フロント1F
代表者：代表取締役社長ＣＥＯ 小田 慎三
設立：2012年4月
資本金：213,707,822円
事業内容： 不動産管理業界に向けた複数ソリューション提供と入居者アプリ「totono」を活用したＤＸ推進事業
HP：https://www.sumasapo.co.jp/
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